・12月中旬以降、1月下旬まで多雨となり、日照も平年より少なかった。

・冬レタスはほぼ終了。

・2月は少雨傾向となり、目立った発生は見られない。

・産地では、春レタスとしての出荷が進んでいる。

・天候不良による外葉の痛みから、前回調査期より継続して小玉傾向。

・調査産地では春レタスへの移行期のため、冬レタスはほぼ終了。

・冬レタスとしての生育期を通じて継続した天候不良が、生育に大きく影響した

　シーズンとなった。

《1〜3枚目》
・本圃場では肥大化が進み順調に生育、2月下旬より出荷予定。

《4枚目》
・小玉での出荷。

・前回調査日以降、11月も高温多雨の傾向が継続し、10月下旬には台風21号の
　影響による多雨があった。

・2〜3月出荷予定分の定植直後で、順調に外葉展開中の圃場が多い。

・高温多雨による湿害から一部圃場に、べと病、斑点細菌病が発生した。

・10月下旬〜11月下旬ピーク時の日量20,000c/sから、現在2,000〜
　3,000c/sと減少傾向。

・Ｌを中心とし、M〜S多め。
・風雨による傷みから剥離外葉が多いため小玉傾向となり、2Ｌ、3Ｌでの出荷は
　少ない。

・近年、産地での出荷が増加傾向にある2月の出荷に向け、順調に生育の見通し。

《1枚目》
・出荷終了の圃場。

《2枚目》
・定植後、間もないため順調に生育中。
・2月頃より出荷予定。

《3、4枚目》
・定植直後の圃場。
・例年より遅れている。
・3月出荷予定。

・台風19号の本県通過に伴い、調査地でも高温多湿や低温多湿等、夏からの天候
　不良が継続。

・継続的な天候不良に加え、2つの大型台風による圃場の浸水等あり、生育不良
　の傾向。

・一部圃場で菌核病、オオタバコガの発生がみられるが、防除により被害拡大を
　抑止している。

・水分過多による傷み等あり、前年同期の約半数近くに留まっている。
・近年2月出荷の増加傾向もあり、今後の回復を見込んでいる。

・Ｓ→M→Lの順で２L・３Lは少な目。
・葉の裂傷等により下等級多め。

・天候が安定すれば、11月初旬の3連休明けを目安に回復してくる見込み。

《1枚目》
・調査日翌日が大雨予報のため急ピッチで収穫中の圃場。


《2枚目》
・同圃場としては平年よりやや小玉傾向での出荷。


《3枚目》
・別圃場では外葉の傷みが目立った。


《4枚目》
・台風19号で外葉にやや傷みが見られる。


《4〜6枚目》
・いずれも生育中。
・全て別圃場。　　

・梅雨明け後から定植前の8月旧盆前までは、高温・干ばつ傾向が続き、定植期と
　なった9月8日〜9日には、超大型台風15号の関東通過がある等、調査地域でも
　天候不良が続いた。

・外葉５〜６枚程度の展開の圃場が多い。

・定植後間もない圃場では顕著な発生はみられなかったが、９月中旬以前に定植
　した圃場では菌核病が散見されている。

・数量は増加見込みだが、品質は平年より低下か。（今後の天候による）。

・9月8〜9日に本県を通過した台風15号の影響について、調査対象の定植後
　間もない冬レタスについては現在直接的な影響はみられないが、台風通過時に
　生育が進んでいた秋レタス (※調査対象外のため参考)は小型化の傾向と病害の
　発生がみられる。
・また、突風による部分的な被害を受けた圃場があった模様。

《1、2枚目》
・定植間もないため順調な生育。
・11月出荷予定。


《3、4枚目》
・定植後数日の圃場。
・グリーンマルチ使用で11月出荷予定。
・当圃場では現時点で病害虫の発生はみられない。