・1月〜2月は寒波が強く、曇雨天も多かった。
・1月14日〜15日、1月23日〜25日に降雪があり、2月7日〜12日にも少ないながら降雪があった。
・3月になり、暖かくなってきた。

・上記の天候により生育はやや遅れ、収量も低くなっている。

・時期的にも少なくほとんど見かけない。
・生育終盤になり、葉先の枯れが目立つ。

・収穫盛期は2月末までで、収穫は5月上旬まで続く見込み。
・産地の85%が収穫された模様。
・市場価格は下落傾向。

・｢しゅんぎく娘｣ブランドの共同販売は2月24日で終了した。

・上段：3月末まで収穫見込みのハウス。葉先の枯れも目立っている。後作は青うりの予定。
・中上段：現在収穫されるのは孫芽が伸びたもの。
・中下段：株元を見ると、主茎（中央）、脇芽が収穫され、現在は孫芽が伸びているのが分かる。
・下段：孫芽は茎部分が太く伸びているが、市場出荷に支障はない。

・11月以降、平年並みの天候である。

・生育は順調であるが、播種を遅らせた分だけ収穫も遅れ、収量も低い。

・今頃が最も病害虫の少ない時期で、ほとんど見かけない。
・今後、気温が上がると害虫の発生も多くなるが、残留農薬基準順守のため、農薬の使用は厳しく制限される。

・収穫盛期は2月末までと思われるが、収穫は5月まで続く見込み。

・11月24日から2月末まで｢しゅんぎく娘｣ブランドで共同販売される。

・上段：11月末に播種され、収穫適期を迎えた株。
・中上段：摘み取り型で収穫する。収穫された主茎株。
・中下段：1株50〜60gで、1袋当たり3株を詰める。
・下段：集荷場に持ち込まれた｢しゅんぎく娘｣ブランドの出荷ケース。

・10月中旬以降、比較的好天に恵まれた。

・好天の影響で、生育は順調である。
・播種後50日程度で収穫できている。

・ハスモンヨトウの幼虫による食害が散見される。
・炭疽病は微発生。
・カルシウム欠乏による芯腐れも散見されるが、収量に影響はない見込み。

・収穫盛期は昨年比7日以上遅れる見込み。

・11月24日から2月末まで｢しゅんぎく娘｣ブランドで共同販売される。
その前後は｢さわやかさん｣ブランドで、個人出荷である。

・上段：10月1日播種のしゅんぎく。11月21日（播種後50日）から収穫開始。
・中上段：摘み取り型で収穫する（主茎を収穫した株）。わき芽を4本残して伸ばし、約半月後に収穫できる見込みだが、寒波が続くと遅れる。
・中下段：カルシウム欠乏による芯腐れも散見されるが、収量に影響はない見込み。
・下段：集荷場の予冷庫に持ち込まれた、｢さわやかさん｣ブランドの出荷ケース。

・9月12日から曇天〜降雨日が非常に多くなった。

・ほとんどが直播栽培で、9月12日頃から播種が始まり、現在、播種終期である。

・ハスモンヨトウ甚発生、マメハモグリバエ微発生、炭疽病微発生。

・播種遅れにより収穫盛期は昨年比10日以上遅れる見込み。

・昨年は8月末播種したが炭疽病が甚発生し、収量は激減した。
そこで今年は9月中旬からの播種としたが、降雨、曇天により発芽が遅れ、また、連続収穫できるように生育差をつけて播種するために、播種作業は一層遅れた。
・ハスモンヨトウの食害による播き直しも多い。

・上段：播種後間もないハウス。通路のチューブから噴水状に灌水している。
・中上段：順調に生育するしゅんぎくハウス（9月12日まき）。
・中下段：奥は順調に生育しているが、手前はハスモンヨトウの幼虫に食害され、欠株になっている。
・僅かだが炭疽病の発生も見られる。
昨年は8月下旬から播種し、本病が大発生したため収穫を諦めた生産者もあり、今年は非常に大きな注意を払っている。
対策として播種時期を遅らせたところへ天候不順が重なり、生育は遅れている。
種子伝染を避けるため、1年以上冷蔵庫で保管した種子を使用している。