・8月の猛暑日が9月上旬まで、真夏日は中旬まで続き、平均気温は相変わらず平年を上回り、一方、降水量は極端に少なく、降雨日は台風の影響もあり大雨となった。

・夏ねぎ全体で猛暑と十分な降雨がなく、Ｍ、Ｌの細物中心となった。

・アザミウマの食害で外葉のカスれが見受けられるが、品質に影響は少ない。

・出荷進度は平年並み、量は約15％少ない。現在ほぼ出荷は終了で残量は僅か。

収穫はほぼ終了で、残り僅か。

・7月の平均気温が平年を上回る日が多く、特に最高気温が高く初旬後半は猛暑日が続いた。一方降水量は平年より極端に少なく、10mm以上の観測は5日であった。このうち3日は短時間の手中豪雨となった。
8月に入ると猛暑日が加速され、高温少雨が続いている。

・上記のような高温少雨であり、灌漑設備等を有効活用しているが、若干細めである。

・アザミウマの食害で外葉のカスれが見受けられるが、品質に影響は少ない。

・干ばつの影響で、M、L中心。品質は白身部分の長さも十分で問題ない。

・出荷進度は平年並み、量は若干少なめ、現在9割程度出荷済みと見込まれる。残り1割は天候次第だが、若干細めと見込まれる。

収穫は9割方済みで、収穫間近の圃場。

・6月の平均気温は、中旬までは平年を上回る日が多く、下旬は平年並みとなった。一方降水量は平年より極端に少なく、10ｍｍ以上の観測は4日で、短時間で局地的な降雨が多かった。

・前述のような干ばつだが、灌漑設備等の有効活用で平年並みが見込まれる。

・アザミウマの食害で外葉のかすれが見受けられるが、的確な防除で広がりは少ない。 高温の影響で白絹病の発生が見られる。

規格は、干ばつの影響でＭ、Ｌが6割、2Ｌが2割。品質は、白身部分の長さも十分で問題ない。 ・干ばつの影響からか、出荷箱の定数詰め量目が平年より軽い（6kg→5.5kg）

・出荷は進度、量とも現在、平年並みが見込まれる。

・上段：1月中旬定植(近日中に収穫）。
・下段：2月初旬定植。

・5月の平均気温は、平年を初旬は下回る日が多く中旬以降は上回る日が多かった。6月に入ると30℃を越える真夏日の日もあり気温は一気に高くなった。 一方降水量は平年より極端に少なく、5月に10ｍｍ以上の観測は2日、6月に入っても降雨観測は初旬で2日であった。

・前述のような干ばつだが、灌漑設備等の有効活用で平年並みが見込まれる。

・アザミウマの食害で外葉のカスレが見受けられるが、的確な防除で広がりは少ない。高温の影響で白絹病の発生が早いと見込まれる。（早期の防除対策)

・天候如何であるが平年並みを見込む。

・干ばつの乾いた土で、土寄せが困難な圃場もある。また、気象変動の大きいことからか、花が咲いている圃場が見受けられたとの情報もある。

・上段：1月中旬定植。
・下段：2月初旬定植。2月初旬定植圃場は、黒腐菌核病が疑われる。

・4月の平均気温は平年を若干下回る程度だが、寒暖の差が大きく、23日朝は1℃台と冷え込んだ。5月に入ると夏日を越える日もあったが、初旬は朝晩が冷え込んだ。
・降水量は4月中旬以降、平年より少ない。

・現在、若干遅れが見られるが、今後、平年並みに追いつくと見込まれる。

・アザミウマが見受けられるが、的確な防除で広がりはない。その他病虫害は発生なし。

・天候如何であるが平年並みを見込む。
・灌漑設備のない圃場で、少雨が気に係る。

・上段：1月中旬定植。
・下段：2月初旬定植。2月初旬定植圃場の生育に、若干ムラが見られる。低温の影響と思われるが、十分回復の余地はある。

・気温が1、2月平年を１℃以上下回り、3、4月は寒暖の差が大きく、風の強い日が多かった。

・現在、平年並みが見込まれる。

・アザミウマが見受けられるが。実被害は現在ない。

・気温の寒暖差が現在も大きく、天候の安定如何である。
・夏ねぎ面積が減少し春、初夏ねぎへと作型が移行している。

・上段：1月中旬定植。
・下段：2月初旬定植。
強風により春ねぎは葉折れが見られたが、夏ねぎはまだ短いため被害を免れた。