・倉入れは完了、計画及び前年実績を下回る入庫状況となった。
・前回報告どおり、品質は良好であるが、小玉傾向となっている。
・市場在庫を減らすため出荷量を抑えた出荷をしてきた、在庫は減ってきたが価格浮揚とまでは至っていない。
・年内出荷進度は60％を目標としている。
・計画的な出荷の推進。

・上段：最初の選果工程で腐れ等の品質チェックをしている様子。
・下段：最終的なチェックを終え、ダンボールに入る前のライン。

・9月10月の月初めは雨の日が多かったが、それ以外は比較的好天が続いたことから収穫作業はやや早めに終了した。

・調査地区の収量は干ばつ等の影響により、平年を下回る状況となっているが、全道的には上回る状況。
・JAへの倉入れは通常の進度。
・市場・実需向けを中心に出荷しているが、価格安から週間での出荷量を抑えている。
・腐れ・空洞の発生は平年より少なく、品質は良好であるが、M下・Sの発生が高く小玉傾向となっている。

・上段：品質の悪いものを取り除く選別作業
・下段：箱詰めされた状態。この後、機械で上蓋をのり付けし閉じる。

・8月に入り天候は、雨多く高温で推移。

・収穫作業は平年並みの進捗状況。
・雨による被害なく、病気や空洞の発生も顕著なものはない。
・「とうや」は8/5、「男しゃく」は8/19から選果しているが、雨の影響で一時原料がきれた。
・現在、早だし分を出荷中で「とうや」は9月中頃には終了見込み。
・選果している物は皮ムケなく、キレイであった。
・現在選果中のものは、小玉傾向となっている。

・男しゃくの圃場。完全に枯凋し、収穫を待っている圃場。

・6月下旬以降、降雨なく干ばつで推移したが、6/26・6/27にまとまった雨が降った。気温高く日照時間も平年以上確保。

・4日ほど早く、象皮が散見されるが、深刻な病気の発生は見られない。
・終花しており茎葉の黄変をむかえている。
・7/25坪掘を実施しているが、球数多く、この時期の粗反収としては高い。
・空洞は見られない。

・早出しのとうやを7月末に収穫予定している。
・男しゃくについては、8月盆前の出荷が可能か。
・思ったほど干ばつの影響少なく、順調な作柄であるが、肥大期にあり今後の天候に期待。

・前回の上段写真と同じ男しゃくの圃場です。
・倒伏し黄変してきたが、まだ茎もしっかりし、葉が緑のため一定期間肥大させ、その後枯凋させます。

・4月から5月の干ばつにより雨が望まれたが、6月上旬後半から曇雨天が続き、一転し平年を上回る降水量・日照不足となった。その後6月下旬から回復している。当日は晴れ、気温28度。

・干ばつから一気に雨があったことで軟弱徒長傾向にあり、培土時期に乾燥状態が悪く適期作業ができない圃場が見られた。生育は進んでおり、先週から開花が始まってきた。

・病害虫の発生状況は見られないが、培土と防除の作業を徹底し進めている。

・上段：5月1日植付けの男爵で開花が始まりました。（薄紫色の花）草丈46ｃｍ程度です。
・中段：別の圃場、培土も出来ている。
　　　 手前が男爵で奥がとうや（白い花）、境界線あり。
・下段：とうや　4月28日播種　草丈60ｃｍ程度です。

・前年と違い融雪後好天が続いたことから、農作業は順調に進み、植え付けは平年より5日程度早く（本年は5/1、前年は5/17から植え付け開始）、干ばつ傾向で推移したが、5/16〜5/18にかけて全道的に50ｍｍ程度の降雨があり順調に推移している。

・植え付け作業は例年通り6月初終了見込となっている。
・適度に降雨があり、干ばつは回復している状況。
・作付面積は現在集約中（ホクレン）であるが前年並みと思われる。
・調査産地の植え付け作業は約86％の進捗となっている。

・上段：倶知安町八幡地区の男しゃく圃場〜5/3播種　6反。
　　　　左上部がJAの麦稈及び馬鈴しょの施設。
・中段：上記の拡大。一部萌芽してきた。
　　　　石ころ多く、次回以降他圃場も視察
・下段：羊蹄山頂上付近はまだ残雪あり、調査日は風が強く、曇り。