愛知県(冬にんじん)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
出荷最盛期
碧南市 やや減少 やや不良 やや早い 平年並み
2

5
[天候]
・温暖のため生育はやや早い。
[生育状況]
・台風でまき直しをした圃場のにんじんの方が順調である。
[病害等]
・病害虫はなし。
[出荷状況]
・1月10日から2月20日が出荷最盛期。
・年末は価格が少し上がったが早い段階で下落した。
・1月20日の雪の影響で、九州産地の出荷が減少したことにより関西市場の入荷量が減少し1月下旬は価格が上昇して、今も上昇中である。
[規格・品質]
・台風の影響で種が飛んで畑の間隔が広くなったことから、肥料を良く吸収しサイズが大きくなった。
・このため、本数は少ないがケース数は同じである。
・秀品率が高い。
[今後の生育・出荷の見込み]
・出荷量は、2月20日頃より数量は減り、例年通り3月下旬で終わると思われる。
[写真の補足説明]
・上段:順調に生育した圃場。
・中上段:上記圃場の規格品。
・中下段:台風のために種が飛びまばらな圃場。
・下段:大きくなりすぎたにんじん。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
碧南市 やや減少 やや不良 早い 平年並み
12

14
[天候]
・温暖のため生育が良く、はじける心配はある。
[病害等]
・病害虫は少ない。
[出荷状況]
・今年の初出荷は11月16日で、平年並みである。
[規格・品質]
・台風の影響で種が飛んで畑の間隔が広くなっているため、肥料を良く吸いにんじんが大きくなった。(温暖の影響もある。)
・今からはだんだん小さなものになっていくと思われる。
[今後の生育・出荷の見込み]
・年末は価格が上がるため一時的に量は増えるが、年明けも順調に出荷されると思われる。
 しかし、台風の影響で質の良いものが出来ているかどうかは分からないところである。
[写真の補足説明]
・上段:順調に生育している圃場。
・中段、下段:前回確認した圃場。
 年末出荷予定であったが、早めの出荷となった。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
収穫期
碧南市 やや減少 やや不良 早い 平年並み
11

24
[天候]
・温暖、適度な雨、灌水しながら生育を促したので、9月中旬当初10日以上の遅れがあったが遅れを取り戻した。(11月に入ってはるかに生育が良い。)
[出荷状況]
・今年の初出荷は11月16日で、平年並みである。
[規格・品質]
・種を蒔いた時に水分が多かったため「根どまり」や、急激な肥大のため「ケロイド」状況がでていて、品質は悪いものがある。
・ブタハナは例年と同じくらいでている。
・去年はM・Lが主流であったが、今年はL・2L・3Lとサイズが大きく本数は少ないが重量はある。
[今後の生育・出荷の見込み]
・年内収穫はサイズが大きく順調である。
・天候が良いと年明けの品種に影響し、サイズが大きくなる。これにより規格外品が増える可能性がある。
・重量ベースで、前年度以上(平年並み)になると思われる(数量減を重量でカバー)。また、単価は現時点では高いが、12月以降、下がっていく見込みである。
・年明けも他産地の生育状況にもよるが、厳しくなると思われる。
・台風の影響で、種のまき直しが必要なところで、10〜20haは品種を替えてまき直しをしたが、時期が遅くなり、まき直しをあきらめた圃場が10〜20haある。(前回報告より実際の台風の被害は大きかった)
[写真の補足説明]
・上段:良好な圃場。
・中段:前回確認した圃場のにんじん。
 上、Lサイズ。下、Mサイズ。年内出荷予定。
・下段:割れ。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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生育期
碧南市 前年並み
9

8
[天候・生育状況]
・8月13日より播種が始まった。
・播種は集中する17日にかなりの降雨があり、翌日も残ったことにより年内播種の播種作業が遅れ気味であった。
・8月25日台風15号が九州上陸後、日本海に抜け影響があまりないと思われていたが、三重県では洪水警報が発令するなか碧南ではかなりの強風(砂嵐)であった。
 このため、13〜16日に播種した発芽後の圃場、22〜25日に播種し畝の乾いた圃場で影響を受け10〜20ha程度の圃場でまき直しが必要な状況となった。
 しかし、雨続きのため、播種が遅れているため、圃場によってはまき直しが出来ず、他の作物への切り替えが行われると予想される。
・今の現状で被害を最大に見積もると、収穫量6割ぐらいになる可能性がある。
・品種は,碧南美人。
[今後の生育・出荷の見込み]
・種まきが出来、年内品種を確保するための間引きの調整で秀品率を上げたい。(9月15日以降の種まきは秀品率の低下が懸念される。)
[写真の補足説明]
・上段、中上段:8月23日播種。
 台風の影響をあまり受けなかった圃場。
・上2枚と下2枚は別圃場。
・中下段:台風15号の影響で写真手前が飛ばされた。
・下段:雨の影響で土が流され、畝が低くなってしまった。