岩手県(夏秋キャベツ)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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収穫期
|
いわて | 前年並み | やや良 | 平年並み | 平年並み | ||
10 月 25 日 |
[天候]
・最低気温2〜3℃、最高気温15℃程度と気温がだいぶ低下しているが、天候は安定している。
[生育状況]
・概ね順調、最終の定植分を収穫中。
[病害等]
・気温の低下に伴い、病害虫被害は特になし。
[出荷状況]
・関東物低調の影響から市場の引き合いが強く、規格外品も含め出荷中。
[規格・品質]
・概ね順調。
[今後の生育・出荷の見込み]
・現在収穫中のものを出荷、概ね10月中で終了の見込み。
[写真の補足説明]
・日々気温が低下しており、圃場のキャベツも朝方の寒さで若干凍っていたりするとのこと。
・日中は日差しがあるので、出荷できなくなるほど品質が低下することはないが、本格的な寒さの到来は近い。また、逆にこの寒さを利用して甘さの増す寒締めキャベツを生産している生産者もある。 ・例年であれば、産地が関東中心に移行する時期だが、関東産の出荷が遅れているため市場からの出荷要請が強く、また非常に高値で取引されているため、通常であれば出荷できない品質・規格のものまで出荷している状況ではあるものの、多くの圃場で収穫は終了しており、来年にむけた土づくりなどの作業に入っている。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
出荷最盛期
|
いわて | 前年並み | やや良 | 平年並み | 平年並み | ||
8 月 24 日 |
[天候]
・7月末の梅雨明け後は、気温も上がり日照時間も十分。台風が連続しているが被害は特になし。
[生育状況]
・概ね順調、前半の遅れは取り戻している。
[病害等]
・例年並み。
[出荷状況]
・生育順調により出荷量も好調。
[規格・品質]
・概ね順調。
[今後の生育・出荷の見込み]
・収穫期後半となってきており、10月以降徐々に減少の見込み。
[写真の補足説明]
・梅雨明け後は、気温も上がり、生育状況は良好。
しかし、調査日と前後して立て続けに発生している台風・風雨の影響で、腐れ・傷み等が見られ、収穫作業に追われている。 ・当産地は生食用の春系キャベツを中心に出荷しているが、天候等によっては引き合いがあっても出荷できない日もあり、継続的に出荷できる体制づくりが課題となっている。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
播種期
定植期 |
いわて | 前年並み | ー |
遅い (7日程度) |
遅い (7日程度) |
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6 月 27 日 |
[天候]
・梅雨に入り寒暖差が激しく、降雨もあるので、地温が低い状況が続いている。
[生育状況]
・地温の低さ等によりやや遅めなものの、概ね順調。
[病害等]
・例年並み。
[出荷状況]
・5月中旬から出荷している圃場もあるが、概ね6月下旬から出荷開始。
[規格・品質]
・早めに市場出荷したものは小ぶりなものもあるが、徐々に規格が揃う見込み。
[今後の生育・出荷の見込み]
・6月26日頃から出荷量増加、7月上旬には出揃う見込み。
[写真の補足説明]
・梅雨に入り、寒暖差が激しく地温が上がらないことから、肥料の溶け出しが緩やかなため、生育状況は若干遅れ気味である。
・品質は良好なので、例年より遅れ気味ではあるが、間もなく出荷が本格化する見込み。 ・晴れ間のあった6月最終の週末には、収穫が進み、出荷があった。 ・中上段:順調に生育した圃場。収穫作業が進む。 ・下段:定植期に降霜があった圃場。生育状況にばらつき。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
播種期
定植期 |
いわて | 前年並み | ー | 平年並み | ー | ||
5 月 12 日 |
[天候]
・4月は気温が高めで推移、ゴールデンウィーク前後から温度が低下し、降雨の日も多い。
[生育状況]
・高温期は順調だったが、気温低下により若干遅めになってきた。
[今後の生育・出荷の見込み]
・今後の天候次第だが、例年どおり6月20日頃からの出荷を見込んでいる。
[写真の補足説明]
・当産地では雪融けが早かったことから、例年より早めに定植を開始した圃場もあり、日々順調に定植作業が進んでいる。
・4月当初は気温も高かったが、4月下旬以降気温が低下し、降雪も2回ほどあったため、早めに定植した苗の一部に被害があり、植え直しが必要な圃場もある。 また、降雨があっても圃場の土が乾くのが早く、今冬の降雪量の少なさが影響しているのではないかと考えられる。 ・JAの育苗センターでは苗の育成が順調に進んでおり、7月頃まで産地への供給が続く。 ・中下段:当産地の主力。春系キャベツ。 ・下段:降霜による被害苗。 |