和歌山県(夏秋きゅうり)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
NEW
収穫期
紀ノ川中央 前年並み 平年並み 平年並み 早い
(10日程度)
9

15
[天候]
・8月は、太平洋高気圧に覆われて気温はかなり高く、日照時間も多く、降水量は少なかった。
・8/29からは少し秋めいた日となり、9月上旬中頃は、台風の影響により一時、雨の降る日があった。
・9/12からは秋雨前線の影響により曇りまたは、雨の日となる。
[生育状況]
・終盤期となり株はかなり弱ってきている。
・平年より秀品率が低い(曲がり等が多い)。
[病害等]
・ベト病、褐斑病等が拡散している。
[今後の生育・出荷の見込み]
・調査圃場は、9/25頃に終了となる。
[写真の補足説明]
・品種:Vアーチ。
・定植日:6月21日。
・終盤期となり、褐斑病やベト病が全体に広がっている。
・収穫量は、最盛期の1/4程度まで減少しており、後10日ほどで終了となる見込み。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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出荷最盛期
紀ノ川中央 前年並み 平年並み 平年並み 早い
(10日程度)
8

18
[天候]
・7月中旬以降、晴天の日が多く、降水量がほとんどない状況で、気温も35℃前後の日が続いている。
[生育状況]
・好天続きで生育は良いが、降水量が少ないため平年より秀品率が低い(曲がり等が多い)。
[病害等]
・若干、褐斑病の発生が見られる。
[今後の生育・出荷の見込み]
・9月下旬頃までは、ほぼ横ばいの出荷で、9月末頃から徐々に減少となる見込み(調査圃場は、9月下旬頃にほぼ終了となる見込み)。
[写真の補足説明]
・品種:Vアーチ。
・定植日:6月21日。
・晴天続きのため、水不足にならないように努め、定期的に追肥を施しているが、平年に比べ先細りや曲がり等が多く見られる。
・中上段:調査日は、中休みの時期ということで、褐斑病の発生が一部みられることから、風通しを良くするため整枝・摘葉が行われていた。
・中下段:褐斑病が発生した葉。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
紀ノ川中央 前年並み 平年並み
7

14
[天候]
・6月下旬は梅雨前線が西日本付近に停滞したため、曇りや雨の日が多かった。
・7月上旬の中頃までは高気圧に覆われて概ね晴れたが、上旬の終わり頃からは、梅雨前線や湿った空気の影響により雨や曇りの日が続いている。
・気温は平年より高めの日が多い。
[生育状況]
・平年並みに生育しているが、定植後すぐに強風により根を回された株は生育が遅れている。
[病害等]
・現在は問題なし。
[今後の生育・出荷の見込み]
・7月21日頃から出荷予定。
[その他]
・鹿による被害を防ぐため、今まで以上の高さの柵やネットの設置が必要となってきている。
[写真の補足説明]
・品種:Vアーチ。
・定植日:6月21日。
・圃場は山間地にあり、夏の冷涼な気候を利用した夏秋採りを行っている。
・黒マルチが用いられており、畝と畝の間には藁が敷かれていたり、堆肥が投入されている。
・調査産地は山間地にあり、近年、鹿・猪・アライグマ等による被害が多くなってきている。
中下段:きゅうりの圃場においても鹿に葉を食べられる被害が出始めている。
葉を食べられた株の今後の生育が心配される。
・下段:定植直後に、強風により根を回され生育が遅れている株。茎が細く根が張っていない。
・現在、病害虫の発生はなし。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
紀ノ川中央 前年並み 平年並み
6

27
[天候]
・6月初旬は快晴の日もあったが、梅雨期のため、雨の降る日が多く日照時間が少なかった。
・気温は平年より高めの日が多かった。
・6月23日未明には強い風が吹いた。
[生育状況]
・6月21日に定植。定植後、強風により倒れたり折れたりして植え替えを行った圃場も見受けられる。
・まもなく誘引作業が始まる。
[病害等]
・現在は問題なし。
[今後の生育・出荷の見込み]
・7月21日頃から出荷予定で、出荷ピークは8月7日から10日頃の見込み。
・今夏は例年より暑くなる予報なので、病虫害の発生がより一層心配される。
[その他]
・生産者の高齢化により、年々就農者が減少。
[写真の補足説明]
・品種:Vアーチ。
・定植日:6月21日。
・黒マルチが用いられており、畝と畝の間には藁が敷かれていたり、間もなく堆肥を投入する予定だったりする。
・中下段:定植後、強風により倒れたり折れたりして植え替えられた苗も幾か所に見受けられる。
・圃場は山間地にあり、夏の冷涼な気候を利用した夏秋採りを行っている。
・現在、病虫害の発生はなし。