北海道(たまねぎ)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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出荷最盛期
|
岩見沢市 | 減少 | やや良 | 平年並み |
平年並み 〜遅い |
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9 月 28 日 |
[天候]
・一連の台風、特に10号により北見地区を中心に圃場が流失するなどの被害が出た。
[生育状況]
・台風後も雨が多く圃場の乾燥が進まず、収穫作業が遅れた。
・作況は、9/20現在で集約中であるが、台風被害を見込んでも前回集約(8/10現在)より増加傾向か。(前年の豊作よりは下回るが)
[病害等]
・水やけしている圃場など見られ、圃場間格差が大きい。
[出荷状況]
・水分を多く含んだ状態での生育により、今のところ品質に問題ないが、長期出荷のため貯蔵中の腐敗が懸念される。
・JRや幹線道路の不通により輸送が困難となり代替輸送など努力しているが、現在も通常運行(徐々に回復)とはなっていない。
[写真の補足説明]
・出荷量は暫時増加する。 ・調査産地の収穫作業はほぼ終了し、JA倉入れの最終受入は11月まで要する。
・JAいわみざわのたまねぎ選果場。
・上段:ブラッシングなどいくつかの行程を経て最終チェックする作業。キズや腐れ等を除いている。 ・中上段:計測されたダンボールを流し、規格別にパレットに積まれる。写真の上半分はトラックに積んでいる様子(下段の写真のトラック)。 ・中下段:20kgのダンボールに入った状態(玉締まり良く、十分乾燥し品質良好)。 ・下段:消費地へ出荷するために積み込まれているトラック(中上段の写真で作業している)。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
収穫期
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岩見沢市 | 減少 |
平年並み 〜やや不良 |
平年並み |
平年並み 〜遅い |
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8 月 26 日 |
[天候]
・8月の前半は、気温が高く、日照時間も多く好天により根切り・収穫作業は早めに進んだ。
[生育状況]
・調査日は雨で時折強く降っていた、台風が去っても天気が長続きしない。
・根切り作業は80%以上完了し、倒伏は終わっている。
[病害等]
・盆明け、連続して台風に襲われ、圃場が流されたり冠水した地域が多く、被害状況は現在調査している。
・収穫するにも圃場に入れない状況から圃場腐敗や収穫後の貯蔵腐敗・品質不良による商品化率の低下が懸念される。
[出荷状況]
・玉肥大は良好で、8/5から選果し順調な出荷となった。
[写真の補足説明]
・収穫と出荷(選果)の繁忙期であり、天候の回復を期待し、計画的な出荷が出来るよう原料の確保に努めている。
・上2枚は、地域は同じ(岩見沢市稔町)で圃場は違う。
・上段:根切り後、収穫を待っている圃場。 ・中上段:左側は収穫後、右側は根切り前の圃場。 ・中下段:上2枚と違う圃場。中生種(北もみじ2000)で根切り前の圃場。 奥に収穫機とたまねぎを入れる組立前のコンテナが見えます。 ・下段:JAの集荷場・選果場(大コンが4段に積まれ、下屋に置かれた状態)。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
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岩見沢市 | 減少 |
平年並み 〜やや不良 |
平年並み | ー | ||
7 月 29 日 |
[天候、生育状況]
・7月に入り、日照時間は多く、適度に降雨があったことから、生育は平年並みで玉肥大も順調に進んでいる。
[生育状況]
・27日からの雨(調査日は全道的に大雨)で根切り作業の遅延が懸念される。
・極早生・早生系の品種は倒伏し、今後の玉肥大に期待している。
[病害等]
・現状、病害虫による大きな品質の低下は見られないが、圃場によっては6月の低温・長雨・日照不足により、水やけが発生している。
[今後の生育・出荷の見込み]
また、圃場が過湿状態で乾かなければ軟腐病等の発生が懸念されるため、徹底した防除対策の圃場管理が重要となる。
・調査産地は8/6からの選果にあわせて8/4から受入を予定しているが、一定量確保しなければ選果場は稼働出来ないことから、一日も早い天候の回復を待ち望んでいる。
[写真の補足説明]
・上2枚は、同一圃場
・上段:根切りした圃場(早生系品種)。 ・中上段:拡大した写真(球茎8cmほど)。 ・中下段:上2枚と違う圃場。中生種(北もみじ2000)で倒伏していない圃場。 ・下段:上3枚と違う圃場。右側は根切り後の圃場、うっすら緑色の左側は圃場に入れず根切り状態確認出来なかった。 ・下2枚は、雨の影響もあり冠水している。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
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岩見沢市 | 減少 | やや良 |
早い (6日程度) |
ー | ||
6 月 24 日 |
[天候、生育状況]
・融雪は早く、好天により定植作業は順調に進み、4月末には9割終了した。
[生育状況]
・その後、6月に入って低温・曇雨天・日照不足等不順な天候となったが、生育は総じて例年より早めに推移し、作柄も良好である。
・全道的にも生育は進んでおり、順調である。
[病害等]
・雨が多いことから、圃場は過湿状態にあり、一部水はけの悪いところは、水やけが見られる。
[今後の生育・出荷の見込み]
・防除や除草をしたくても圃場に入れないため、農作業の遅れや病気の発生が懸念される。
・今後、一日でも早く天候が回復し、好天が続くことを望んでいる。
[写真の補足説明]
・今のところ、病害虫の発生は特に見られないが、徹底した防除対策が重要である。
・上段:極早生品種の北はやて2号。3/30定植(全道一早い定植圃場)
・中上段:上段と同一圃場であるが畝違い。玉肥大している。 ・中下段:中上段と同じ圃場。品種は早生のオホーツク222、草丈70cm、4/10頃定植。 ・下段:4月下旬に定植か。草丈50cm。 ・雨の影響もあり、圃場は過湿状態。 |