・8月中旬以降の台風の影響で、気温、湿度の高い日が続き、着果も良好となり、8月下旬においては、大玉傾向で、出荷量は前年対比126％であった。

・9月中旬からの台風、秋雨前線による曇天続きであったが、夜温が高く、蒸し暑い日が続いたことで9月中下旬の出荷量は例年よりやや上回った。
・10月に入ると気温が低下し、1日おきの選果となっているが、例年より着果が良かったことと、台風による熱気の影響を受けて、着色が促進され、前年対比144％となった。
・中旬においては、、比較的温暖な天候で推移した。

・9月上旬は、朝晩の冷え込みにより、L品を中心とした小玉傾向となり、日量前年対比92％となった。

・出荷については終盤期を迎えている。

・JAひだ高山の圃場、出荷終盤期。平成28年11月1日撮影。
・品種：桃太郎セレクト。
・5月13日定植の圃場。出荷はほぼ終了し、11段目の果実の色待ちをして、11月上旬出荷予定。（霜害は認められない）
・中下段：寒さによるグリーンバック（果実に緑の濃い筋ができた状態）が見られる。
・下段：うどんこ病の発生した葉（葉の表面がうどん粉の粉が付着したようになっている）

・7月18日の梅雨明け後7月末までは、曇天の日が多く気温、降水量、日照時間は平年並みであったが、8月上旬は、平均気温は高く、降水量はかなり少なく、日照時間は多くなった。

・良好。

・第1回目のピークを迎えている。

・品質は良好。
・例年よりA品率は高く、C品が少ない状況になっている。

・生育は良好で、平年より1週間から10日程度早いが、樹勢も良く、上段の花房もしっかりついているので、今後の出荷についても、安定した出荷が見込まれる。

・JAひだ高山の圃場、出荷最盛期。平成28年8月17日撮影。
・品種：桃太郎セレクト。
・上2枚：5月13日定植の圃場。4段目の出荷がほぼ終了し、11段目の花房開花期。12段目の花房が開花後摘芯し、10月末まで出荷予定。生育は良好。
・下2枚：6月1日〜8日定植の圃場。7月25日から出荷を開始し、現在3段目出荷時期、8〜9段目開花期。9月上旬に芯止めし、11月上旬まで出荷予定。生育は良好。

・6月4日の梅雨入り後、曇天の日が多く気温は平年並みである。

・順調。
・梅雨入り後の曇天の影響で、一部、花付きがが悪いものが見受けられた。
・8月中旬の出荷調整のための摘花及び摘果等行われている。

・病気等もない。

・現在、出荷が始まったところである。
・生育は、平年よりやや早くなっているが、梅雨入り後の曇天により色付きが悪く、出荷時期については、当初の見込みより、やや遅れてきている。

　《上2枚》
・JAひだ高山の圃場、生育期・出荷開始期。平成28年7月14日撮影。
・品種：桃太郎ギフト。
・5月20日定植の圃場。5〜6段目花房開花期である。1段目について、7月5日から出荷を開始し、ほぼ終了したところ。
・生育は良好であるが、一部、裂果が確認された。
・中上段：色付きが確認され、出荷期を迎えた果実。
　《下2枚》
・JAひだ高山の圃場、生育期。平成28年7月14日撮影。
・品種：桃太郎セレクト。
・5月13日定植の圃場。7段目花房開花中、1段目の出荷は終了し、2段目出荷開始時期であるが曇天の影響で、色付きがやや停滞してる。
・生育は良好で、病害虫は認められない。
・カビ発生を防止するために、葉先が枯れた葉の撤去及び花カスの撤去（下段の写真）が行われている。

・暖冬で、春先も暖かく、土作り及び定植作業も順調に進んでいる。

・現在、定植・生育期であり、生育状況は順調。

・病気等もない。

・6月下旬から出荷開始予定。
・加温栽培のハウスにおいては平年並みに、5月から出荷が始まり、現在6/15時点で飛騨全支店で出荷が始まっている。（現在は、選果場は利用せず、手作業による箱詰めを行っている。）

・加温をしない通常のハウスにおいては、平年よりやや早まる見込みである。
・8月中旬に出荷が集中しないように、定植時期を遅らせる等各々調整を図っている。

　《上2枚》
・JAひだ高山の圃場、定植期。平成28年6月13日撮影。
・品種：桃太郎セレクト。
・5月20日定植の定植期の圃場。2段目花房開花中、7月20日頃出荷開始予定。
・基本1本仕立て、両端の畝は、裂果防止のため2本仕立てにしてある。
　各段3果を基本に摘果している。樹勢が弱いものについては、1〜2段目の果房を1〜2果に摘果し、樹勢維持を図っている。
・マルハナバチを利用しているが、着果の悪いものについては、ホルモン処理を行っている。
・生育は良好で、病害虫は認められない。
　《下2枚》
・JAひだ高山の圃場、生育期。平成28年6月13日撮影。
・品種：桃太郎セレクト。
・5月13日定植の生育期の圃場。3段目花房開花中、7月上旬出荷開始予定。
・1本仕立て、各段3果を基本に摘果している。樹勢が弱いものについては、1〜2段目の果房を1〜2果に摘果し、樹勢維持を図っている。
　また、この圃場においては、8月中旬の出荷調整と、9月以降の秋期における樹勢維持を図り、10段目の終盤まで着果させるために、7月10日頃に4段目の花房を全て摘み落とし、調整を図る予定。
・生育は良好で、病害虫は認められない。