滋賀県(しゅんぎく)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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収穫期
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JAおうみ冨士 野洲市 |
前年並み | やや不良 |
遅い (10日程度) |
遅い (7日程度) |
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3 月 6 日 |
[天候]
・1月〜2月は寒波が強く、曇雨天も多かった。
[生育状況]
・1月14日〜15日、1月23日〜25日に降雪があり、2月7日〜12日にも少ないながら降雪があった。 ・3月になり、暖かくなってきた。
・上記の天候により生育はやや遅れ、収量も低くなっている。
[病害等]
・時期的にも少なくほとんど見かけない。
[今後の生育・出荷の見込み]
・生育終盤になり、葉先の枯れが目立つ。
・収穫盛期は2月末までで、収穫は5月上旬まで続く見込み。
[その他]
・産地の85%が収穫された模様。 ・市場価格は下落傾向。
・「しゅんぎく娘」ブランドの共同販売は2月24日で終了した。
[写真の補足説明]
・上段:3月末まで収穫見込みのハウス。葉先の枯れも目立っている。後作は青うりの予定。
・中上段:現在収穫されるのは孫芽が伸びたもの。 ・中下段:株元を見ると、主茎(中央)、脇芽が収穫され、現在は孫芽が伸びているのが分かる。 ・下段:孫芽は茎部分が太く伸びているが、市場出荷に支障はない。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
出荷最盛期
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JAおうみ冨士 野洲市 |
前年並み | やや不良 |
遅い (10日程度) |
遅い (7日程度) |
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1 月 10 日 |
[天候]
・11月以降、平年並みの天候である。
[生育状況]
・生育は順調であるが、播種を遅らせた分だけ収穫も遅れ、収量も低い。
[病害等]
・今頃が最も病害虫の少ない時期で、ほとんど見かけない。
[今後の生育・出荷の見込み]
・今後、気温が上がると害虫の発生も多くなるが、残留農薬基準順守のため、農薬の使用は厳しく制限される。
・収穫盛期は2月末までと思われるが、収穫は5月まで続く見込み。
[その他]
・11月24日から2月末まで「しゅんぎく娘」ブランドで共同販売される。
[写真の補足説明]
・上段:11月末に播種され、収穫適期を迎えた株。
・中上段:摘み取り型で収穫する。収穫された主茎株。 ・中下段:1株50〜60gで、1袋当たり3株を詰める。 ・下段:集荷場に持ち込まれた「しゅんぎく娘」ブランドの出荷ケース。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
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JAおうみ冨士 野洲市 |
前年並み | 平年並み |
遅い (10日程度) |
遅い (7日程度) |
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11 月 21 日 |
[天候]
・10月中旬以降、比較的好天に恵まれた。
[生育状況]
・好天の影響で、生育は順調である。
[病害等]
・播種後50日程度で収穫できている。
・ハスモンヨトウの幼虫による食害が散見される。
[今後の生育・出荷の見込み]
・炭疽病は微発生。 ・カルシウム欠乏による芯腐れも散見されるが、収量に影響はない見込み。
・収穫盛期は昨年比7日以上遅れる見込み。
[その他]
・11月24日から2月末まで「しゅんぎく娘」ブランドで共同販売される。
[写真の補足説明]
その前後は「さわやかさん」ブランドで、個人出荷である。
・上段:10月1日播種のしゅんぎく。11月21日(播種後50日)から収穫開始。
・中上段:摘み取り型で収穫する(主茎を収穫した株)。わき芽を4本残して伸ばし、約半月後に収穫できる見込みだが、寒波が続くと遅れる。 ・中下段:カルシウム欠乏による芯腐れも散見されるが、収量に影響はない見込み。 ・下段:集荷場の予冷庫に持ち込まれた、「さわやかさん」ブランドの出荷ケース。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
播種期
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JAおうみ冨士 野洲市 |
前年並み | やや不良 |
遅い (10日程度) |
ー | ||
10 月 13 日 |
[天候]
・9月12日から曇天〜降雨日が非常に多くなった。
[生育状況]
・ほとんどが直播栽培で、9月12日頃から播種が始まり、現在、播種終期である。
[病害等]
・ハスモンヨトウ甚発生、マメハモグリバエ微発生、炭疽病微発生。
[今後の生育・出荷の見込み]
・播種遅れにより収穫盛期は昨年比10日以上遅れる見込み。
[その他]
・昨年は8月末播種したが炭疽病が甚発生し、収量は激減した。
[写真の補足説明]
そこで今年は9月中旬からの播種としたが、降雨、曇天により発芽が遅れ、また、連続収穫できるように生育差をつけて播種するために、播種作業は一層遅れた。 ・ハスモンヨトウの食害による播き直しも多い。
・上段:播種後間もないハウス。通路のチューブから噴水状に灌水している。
・中上段:順調に生育するしゅんぎくハウス(9月12日まき)。 ・中下段:奥は順調に生育しているが、手前はハスモンヨトウの幼虫に食害され、欠株になっている。 ・僅かだが炭疽病の発生も見られる。 昨年は8月下旬から播種し、本病が大発生したため収穫を諦めた生産者もあり、今年は非常に大きな注意を払っている。 対策として播種時期を遅らせたところへ天候不順が重なり、生育は遅れている。 種子伝染を避けるため、1年以上冷蔵庫で保管した種子を使用している。 |