大阪府(冬キャベツ)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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収穫期
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泉南産地 | 前年並み | 不良 | 遅い | 遅い | ||
2 月 7 日 |
[天候]
・年明けからの寒波は2月に入っても続いた。
[生育状況]
・生育状況は不良で、小玉傾向。
[病害虫等発生状況]
・2月出荷の「彩音」(品種)については今年1番の寒さを受け、生育不良。 ・今年度からの奨励品種「冬藍」は病害虫発生もなく順調に生育している。
・カルシウム不足等の生理障害や、菌核病が多発し、
[出荷状況]
調査ほ場(品種:松波)においても例年よりも早期での終了となった。
・日量 200ケース程度の出荷となり、平年の10分の1と減少している。
[規格・品質]
・「松波」(品種)は、7割程度が収穫を終えた。
・糖度も高く、甘みがある。
[今後の生育・出荷の見込み]
・今後も出荷数量の回復は見込めない。
[写真の補足説明]
1枚目:品種 「松波」、球の直径は20cm前後。
前回調査のひと月前からほとんど成長は止まっている。 2枚目:寒さによる赤みを帯びたキャベツが目立った。 3枚目:低温・多湿により菌核病がほ場全体に広がった。 4枚目:品種 「冬藍」、奨励品種として今年から定植。 病害虫に強く順調に生育している。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
出荷最盛期
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泉南産地 | 前年並み | やや不良 | 遅い | 遅い | ||
1 月 18 日 |
[天候]
・10月は長雨と台風、11月は日照不足となった。
[生育状況]
・年明けには、寒波が到来した。
・10月〜11月の天候不順による2週間程度の遅れは回復していない。
[病害虫等発生状況]
・寒波の影響も受け、小玉傾向。 ・2月出荷の「彩音」(品種)については やや生育不良、 3月出荷の「冬のぼり」(品種)は順調に生育している。
・菌核病が多発し、調査ほ場(品種:松波)ではさらに発生が拡大し、
[出荷状況]
回復を見込めない状況。
・出荷量は前年の9割程度、過去3年平均では約6割と厳しい状況。
[今後の生育・出荷の見込み]
・出荷最盛期は2月の3連休頃となる見込み。
[写真の補足説明]
1枚目:品種 「松波」、球の直径は20cm前後で小玉傾向。
ひと月前から5cm前後の生育にとどまっている。 2枚目:寒さによる赤みを帯びたキャベツ。 同一ほ場において生育にばらつきがみられ、生育はやや不良。 3枚目:低温・多湿により菌核病が発生したキャベツ。 4枚目:ほ場全景。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
出荷最盛期
|
泉南産地 | 増加 | やや不良 | 遅い | 遅い | ||
12 月 13 日 |
[天候]
・10月の長雨と台風、11月は日照不足等であった。
[生育状況]
・10月〜11月の天候不順の影響を受け、2週間程度遅れている。
[病害虫等発生状況]
・菌核病がやや多くみられ、カルシウム不足と思われる生理障害もみられた。
[出荷状況]
・出荷量は前年の6割程度。
[規格・品質]
・出荷のケース数は増えていない。
・葉の巻は良く、重さもあるが小玉傾向。
[今後の生育・出荷の見込み]
・出荷最盛期は1月下旬〜2月となる見込み。
[写真の補足説明]
・2月は「彩音」(品種)が出荷される予定。
1枚目:品種 「松波」、球の直径は15cm前後。
2枚目:同一ほ場において生育にばらつきがみられる。 3枚目:菌核病が発生したキャベツ。 4枚目:急激な低温により赤みを帯びたキャベツ。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
定植期
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泉南産地 | 増加 | 平年並み | 平年並み | 平年並み | ||
10 月 11 日 |
[天候]
・定植後は適度な降雨があった。
[品種]
・品種は「松波」。
[生育状況]
・栽培の中心となる品種「松波」は栽培管理が難しく、 今年からJAでは新たに「冬藍」を奨励品種とし、 一部で定植された。
・定植は9月上旬から始まり、10月中旬でほぼ終了。
[病害虫等発生状況]
・生育は概ね順調。
・一部で芯部の食害が見られた。
[今後の生育・出荷の見込み]
・シロイチモジヨトウの発生予報が出され、注意を促している。
・11月中旬には今年度初出荷となる見通し。
[写真の補足説明]
・昨年度は定植時の長雨による根腐れ等で出荷量が減少したが、 本年度は平年並みを見込んでいる。
1〜3枚目:定植から2週間経過。
定植後の適度な降雨により、しっかり定着している。 病害虫の発生もなく順調な生育。 4枚目 :9月上旬に定植したほ場では、食害が目立つところもあった。 |