福岡県(冬キャベツ)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出荷最盛期
|
JA北九 | 前年並み | やや不良 |
早い (10日程度) |
平年並み | ||
3 月 15 日 |
[天候]
・2月の降水量は、過去10年の平均の3分の1と少なく、
[生育状況]
平均気温は過去10年平均より1.8℃低く、過去10年で2番目に低温だった。 また日照時間は、1月より約40時間長くなった。
・平年より早く順調に生育・肥大しているほ場もあるが、
[病害虫等発生状況]
日照時間が長くなったことから、定植が遅かったほ場については 花芽分化は10日程早くなった。 また葉数が多いことから芯上りが抑えられている。 脇の方から花芽が出ている個体も見受けられ商品化できないものもある。
・一部に菌核病の発生がみられるが、現状では病虫害の発生はほとんどない。
[出荷状況]
・生育遅れと小玉出荷のため、2月の出荷量は373t(前年:673t)、
[規格・品質]
前年比55%の出荷状況。
・品質的には問題はないが、小玉傾向。
[今後の生育・出荷の見込み]
・階級発生は、L>M>2L>3L (前年:L>2L>M>3L)。
・気温の上昇と日照の時間も長くなっており、徐々に増加する見込み。
[写真の補足説明]
・JA北九 若松地区 冬キャベツほ場
1、2枚目:天候回復により肥大が進んでおり、巻きもしっかりしてきている。 3、4枚目:定植期が遅いほ場は肥大が進んでいない。 花芽分化が早まったが、葉の枚数が一定数あるため、 上に伸びず根元からでている。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
収穫期
|
JA北九 | 前年並み | やや不良 |
遅い (3週間程度) |
遅い (2週間程度) |
||
2 月 14 日 |
[天候]
・1月の平均気温は、過去10年間で2番目に低く、
[生育状況]
日照時間は同3番目に少なかった(20時間程短い)。
・29年内の曇天・長雨、その後の少雨・低温により生育が大幅に遅れている。
[病害虫等発生状況]
・一部にコナガの発生がみられるが、病害虫の発生はほとんどない。
[出荷状況]
・小玉出荷のため、1月の出荷量は474t(前年:533t)、前年比9割弱。
[規格・品質]
・品質的には問題はないが、小玉傾向。
[今後の生育・出荷の見込み]
・階級発生は、L>2L>M>3L (前年:L>2L>3L>M)。
・今後の天候次第だが、気温の上昇、日照の確保を期待している。
[その他]
・同産地のブロッコリーは生育が止まっているところがある。
[写真の補足説明]
・JA北九 若松地区 冬キャベツほ場 9月24日定植、3月出荷予定。
1、2枚目:肥大が進んでいない。 3、4枚目:巻きが緩く、小玉傾向。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
収穫期
|
JA北九 | 前年並み | やや不良 |
遅い (1週間程度) |
遅い | ||
12 月 20 日 |
[天候]
・10月は過去10年間で最多の降雨量となった一方で、
[生育状況]
11月は過去2番目に少雨となった。 ・10月の日照時間は過去10年間で2番目に少なかった。
・10月・11月の天候不順で生育が遅れている。
[病害虫等発生状況]
・病害虫の発生はほとんどない。
[出荷状況]
・ほぼ前年並み。
[規格・品質]
・品質的には問題はないが、小玉傾向。
[今後の生育・出荷の見込み]
・低温傾向で推移しているため、生育進度に影響が出ると予想される。
[その他]
・同産地のブロッコリーは生育が止まっているところがある。
[写真の補足説明]
・JA北九 若松キャベツほ場
1、2枚目:現在出荷中のキャベツ。 3、4枚目:3月出荷予定。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
定植期
|
JA北九 | 前年並み | やや良 | 平年並み | 早い | ||
10 月 3 日 |
[天候]
・8月はやや乾燥気味であったが、9月は適度な降雨があった。
[生育状況]
・定植時のほ場条件が良好であったため、活着が良い。
[病害虫等発生状況]
・昨年ほどの被害はないが、抵抗性害虫の発生等が危惧される。
[今後の生育・出荷の見込み]
・定植作業の開始が平年より10日ほど早かったため、
[写真の補足説明]
2週間ほど早い出荷となる見通し。 ・10月2週頃から先駆けて出荷され、徐々に増加する見込み。 ・定植が順調であったため、豊作を見込んでいる。
・JA北九 若松キャベツほ場
・品種:「冬勝利」 1枚目:9月20日播種 2枚目:上段の近景、定植から2週間経過した苗。 3枚目:9月24日播種 4枚目:中下段の近景、定植から10日経過した苗。 |