・9月の平均気温は平年に比べ低かったが、
　日照時間は平年よりかなり多かった。

・日照時間の増加により生育が早まった。

・発生は確認できない。

・生育の前進により、前作型と出荷が重なったため出荷量が多くなっている。
・現在、日量 10000ケース前後。

・品質は良好。

・9月17日の台風の影響により、一部ハウスの倒壊、
　ビニールの破損等の被害が発生した。

・JAひだ高山のほ場(標高700m)。平成29年10月19日撮影。
《1､２枚目》
・品種：ベト病に抵抗のあるサンホープセブン。
・9月1日播種(4作目48日目収穫期)、調査日収穫中。
・病害虫の発生は認められない。
・今年度は4作にて終了。
《3枚目》
・9月2日播種(4作目47日目収穫期)。品質は良好。
・品種：サンホープセブン。
《4枚目》
・9月3日播種(4作目46日目収穫期)。品質は良好。
・品種：サンホープセブン。
《5枚目》
・9月4日播種(4作目45日目収穫期)。品質は良好。
・品種：サンホープセブン。
《6枚目》
・平成29年9月18日撮影。
・9月17日の台風18号の影響で、一部ハウスの倒壊、
　ビニールの破損等の被害が発生した。

・梅雨明け以降も曇天・降雨の天候で気温は高かった。

・曇天や降雨、高温の影響で軟弱な生育となり、株が細く、株重も軽い。

・虫害、ズルケ、しおれ、葉焼けが発生している。

・軟弱な生育と調整除去葉が多いことから
　7月下旬〜8月にかけて出荷量が平年を下回った。

・Lサイズ中心。
・株が細く、株重も軽い。

《以下3枚》
・JAひだ高山のほ場(標高1,200m)。平成29年8月17日撮影。
《1枚目》
・品種：ベト病に抵抗のあるサンホープセブン。
・7月16日播種(2作目32日目出荷期)、8月18日収穫予定。
・病害虫の発生は認められない。
・長さ29cm(規格はL)で、多湿により株が細い。
《2枚目》
・7月15日播種(2作目33日目出荷期)、8月17日収穫中。
・しおれ防止のため収穫前にハウス全体に遮光ネットをかけて作業を行った。
《3枚目》
・7月17日播種(2作目31日目収穫期)、病害虫の発生は認められない。
・ハウスにはサイドに灌水パイプを設置しており、耕起前、播種後、
　生育中に適宜灌水を行い、収穫1週間前頃からは収穫後の
　品質低下防止のため行わない。

《4枚目》
・JAひだ高山のほ場(標高1,050m)。平成29年8月17日撮影。
・7月下旬以降の天候不順より軟弱な生育となり、収穫時期が遅れ、
　調整除去葉が多く調整に極度の手間がかかるため、出荷効率が悪く、
　やむなく出荷を断念しハウス毎廃棄処分をしたほ場が多数あった。
・写真のほ場では、ハウス4棟全て廃棄してあった。
・ほうれんそうの草丈52cm。

・ 春先から低温の気候。
・5月に入り気温上昇した。
・6月は低温・干ばつ。

・播種作業が遅れ、生育も例年に比べ遅れ気味であったが、
　5月の気温上昇で一旦回復した。
・6月は低温干ばつで生育が遅延し通常より日数がかかった反面、
　株がしっかりと成長し、1株毎の重量が増えた。

・現在は、確認されていない。

・生育が遅延したものの、株がしっかりと成長したため、概ね平年並み。

・品質は概ね良好。
・一部ズルケ、芯焼け、しおれが発生している。

・JAひだ高山のほ場(標高1,050m)。平成29年7月13日撮影。
・品種：ベト病に抵抗のあるサンホープセブン。
・1作目収穫後クロールピクリンによる土壌消毒を行った後の今年度2作目。
・1、2枚目：出荷期　6月11日播種、7月14日収穫予定。
　　　　　　生育は良好。病害虫の発生は認められない。
・3、4枚目：出荷期　6月12日、13日播種。
　　　　　　生育は順調。病害虫の発生は認められない。
・５、６枚目：出荷期　6月14日、15日播種。
　　　　　　生育は順調である。病害虫の発生は認められない。

・ 春先から低温の気候。
・5月上旬から気温上昇。

・播種作業が遅れ、生育も例年に比べ遅れ気味。

・現在は、確認されていない。

・連休明けからは順調な出荷推移となった。

・品質は良好で、L中心の出荷となっている。

・JAひだ高山のほ場(標高1,050m)。平成2９年５月３０日撮影。
・品種：ベト病に抵抗のあるサンホープセブン。
・土壌水分管理のため、かん水施設を設置している。
・1、2枚目：出荷期　４月２０日播種、５月３０日収穫。
　　　　　　生育は良好。病害虫の発生は認められない。
・3、4枚目：出荷期　４月2１日播種、５月３１日収穫予定。
　　　　　　生育は良好。病害虫の発生は認められない。
・５、６、7枚目：出荷期　４月２５日播種、6月5日収穫予定。
　　　　　　生育は順調である。しおれ、病害虫は認められない。