・調査日の近日は好天が続いた。

・昨年から続く低温で、生育は10日程の遅れがある。
・現在冬レタスの生育が遅れているためほ場の空きがなく、
　春レタスは定植面積が減少することが見込まれる。

・年明け以降の度重なる降雪のためビニールを伏せ込んだ結果、
　腐敗や軟腐が一部のほ場で発生し、出荷数量が伸び悩んでいる。

・11月上旬定植分を出荷しており、日量 2000ケース前後。

・品種によるが、L･Mサイズ中心で秀品率は7割程度。

・3月2週目より出荷増を見込んでいる。

1､2枚目：品種｢シスコビバ｣、11月13日定植、収穫中。
　　　　　寒波により生育は遅れている。
　　　　　一部、腐敗等がみられるが品質は良好。
　　　　　近日の好天が続いたことで、規格はやや大きくなると見込まれる。
3､4枚目：品種｢ホーガン｣、12月中旬定植、3月下旬出荷予定。
　　　　　生育は順調。

・1月以降は寒波が到来し、降雪も多かった。

・10月に定植されている分は10日程の遅れがある。
・1月下旬に定植した分は順調に生育している。

・県下の出荷日量は、1000〜2000ケース。
・10月下旬定植分を出荷しているが、この時期は悪条件が重なり、
　定植できない日が続いたため出荷数量が少ない。

・10月定植分の大きさはL･Mサイズ中心となり少し大きくなってきた。

・各産地で、11月上旬から定植作業が順調に行われたため、
　2月中旬より出荷数量が増加する見込み。

1､2枚目：品種｢シスコＦ｣、10月25日定植、大きい玉から出荷している。
　　　　　秋口の天候不順と1月以降の寒波、降雪により生育が遅れている。
　　　　　一部のほ場で軟腐病が見られるが、その他の病害虫発生はなく、　
　　　　　概ね順調。
3､4枚目：品種｢ホーガン｣、1月下旬定植、4月中旬出荷予定。
　　　　　生育は順調。

・生育初期は長雨となった。
・11月中旬以降は寒波が到来した。

・2週間程度遅れている。

・県下の出荷日量は、1500〜2500ケース。
・10月上旬定植分を出荷している。

・大きさはM・Sサイズ中心の小玉傾向。

・例年は10月14日前後の定植分が年内出荷となるが、
　今年は10月10日定植分までが年内出荷となるほ場が多い見通し。
・1月上旬から数量が減少すると予想されていたが、
　年明け以降も10日前後までは横ばいとなる見込み。

1､2枚目：品種｢早生サリナス｣、10月9日定植、年明けに出荷予定。
　　　　　11月からの寒気により、例年より早く被覆作業を行っている。
　　　　　なかには、温度変化によって変形球や甲高になっているものがある。
3､4枚目：品種｢シスコビバ｣、11月20日定植、2月出荷予定。
　　　　　生育は順調。

・9月16日に台風18号が襲来、雨より風が強かった。

・8月下旬より順調に定植作業は行われている。
・台風の強風で、外葉に傷みが発生している。

・生育過程中に根傷みや病害虫の発生が懸念されるため、
　防除等の対策や栽培管理にも留意する。

・今後の天候にもよるが、初出荷は10月中旬頃を見込む。
・出荷開始時のレタスは台風18号の被害によって秀品率が低下する見込み。

・台風18号の強風でマルチが破損し、吹き飛んでしまったほ場も見られ、
　被害を受けたほ場については生育に少し遅れが出ると懸念される。

1､2枚目：品種｢サーマルスター｣、8月下旬定植、10月中旬出荷予定。
3､4枚目：品種｢サーマルスター｣、9月上旬定植、10月下旬出荷予定。
　　　　　外葉に傷みが出ており、出荷時にたこあしや、
　　　　　あばれが発生する可能性が高い。