・2月上旬〜中旬は低温・乾燥によりやや生育停滞気味であり、一部葉先枯れが散見されたが出荷葉には軽微であった。
・下旬以降は気温上昇と適度な降雨により生育早まり、出荷量が一時的に多かった。

・ビッグベイン・灰カビ・菌核病が排水不良圃場において一部散見されている。

・L中心。
・秀品率：70％程度、平年並み。

・3月穫り以降は、作付面積減少傾向であるので徐々に出荷量は減少傾向で推移していくと思われる。

・3月穫りについては、概ね平年並みの作況である。
・病害虫については、一部、灰カビ・菌核病散見されるが概ね良好である。
・上段、中上段：12月10日定植、品種：プラノ。3月10日頃収穫予定圃場。
・中下段、下段：12月28日定植、品種：シスコ。3月下旬収穫予定圃場。

・1月期は、中旬頃まで平年より気温高く、生育前進傾向で推移し出荷数量多かった。
・中旬以降、寒波の襲来により生育及び結球肥大スピードが平年並みに落ち着いてきた。

・例年ビッグベインが多くなってくるが、今年はやや少なめであり順調である。

・L中心。
・秀品率：75％程度。

・11月中旬以降定植が主体でありやや作型前進傾向であるために、再度寒波の襲来があれば、2月期に出荷の谷間があるかもしれない。

・品種の特性により、ビッグベイン病の発生や先枯れがやや散見されるが概ね順調な生育となっている。
・上段、中上段：11月4日定植、品種：シスコビバ。
・中下段、下段：11月18日定植、品種：アンドレ。

・12月期は、年内定植のピークと気温高と定期的な降雨により生育前進傾向で推移し出荷量が前年対比130％となった。

・病害虫発生状況については、少なめで推移。

・2L・L中心。
・秀品率：80％程度。

・11月定植が主体となり、平年並みの気象で推移すればダラダラとした出荷を見込むが、突発的な寒波の襲来があれば出荷量減退が予想される。

・12月30日撮影。
・1月上旬出荷予定圃場。12月の好天により順調な生育であるが、気温高により一部形状不良が見受けられる。
・上段、中上段：10月27日定植、品種：ビッグガイ。
・中下段、下段：10月28日定植、品種：いちか。

・11月期は、例年より出荷量は少ないが平年より気温高の影響を受け、生育は前進傾向で推移し品質的にも良好である。

・病害虫発生状況については、少なく順調である。

・2L・L中心。
・秀品率：80％程度。

・10月中旬以降定植分であり定植遅延面積とあわせて作付面積が多いことから、年内ピークに入り需要期に向けて出荷量増となると思われる。

・11月28日撮影、10月10日定植。
・品種：しずか。
・11月期の好天により生育良好である。
・病害虫については少なめ。
・全体的に保温準備（支柱杭打ち）作業については、順調に作業進む。
・上段、中上段：収穫直前圃場。品種：しずか、定植日：10月10日。
・中下段：1月中旬頃収穫予定圃場。

・9月中旬以降から台風16号接近による多雨およびその後も断続的な降雨により定植遅延傾向で推移した。
・10月上旬以降、天候も好転し定植が進む。

・ヨトウムシ・アブラムシが一部圃場でやや多い。

・出荷開始は9月23日。
・前年比5日早い。

・2L・L中心。
・秀品率：60％程度。

・11月期は降雨の影響により定植面積減により例年より少ない見込み。

・10月31日撮影、9月17日定植。
・品種：サーマルスター。
・定植後の降雨および日照不足により生育バラツキ・形状不良やや多く秀品率低下気味。
・階級はL中心。
・病害虫被害は、平年並み程度。