長野県(夏はくさい)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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NEW
生育期
収穫期
南佐久 前年並み 平年並み 平年並み 平年並み
9

21
[天候]
・9月上旬の気温は平年並み、降水量は台風による降雨もあり 平年比
 +110mm、以降は降雨曇天日数多く低温日照不足の傾向で推移。
  (気温・降水量データは野辺山観測所測定値)
[生育状況]
 ・気温低下に伴い生育日数が延びつつある。
[病害虫発生状況]
・台風による風雨もあり、細菌性病害の発生が一部で見られる。
[出荷状況]
・9月上中旬の出荷量は、前年比108%、前々年比99%でほぼ平年並み
 の出荷量で推移している。
[規格・品質]
・病害が発生している地区は、早めに収穫し小玉(M級) や下位等級の
 発生あるが、全体では平年並みの玉流れである。
[今後の見通し]
・二毛作の出荷者数がさらに増加するため、10月上中旬には最盛期と
  なり10月一杯は十分な出荷量が見込まれる。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
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生育期
収穫期
南佐久 前年並み 平年並み 平年並み 平年並み
8

17
[天候]
・8/上の気温は平年比+2.1℃,・降水量は▲30mmで高温早魃傾向であったが、8/5以降から台風接近や夕立等の降雨があり早魃は解消されてきている。(気温・降水量データは野辺山観測所測定値)。
[生育状況]
 ・7/下〜8/上は早魃の影響から生育遅延し在圃日数が掛かっていたが、降雨による早魃解消し作柄回復に向かっている。
[病害虫発生状況]
・特に問題となるような病害虫の発生はない。
[出荷状況]
・7/下〜8/上までは前年比▲15〜20%の出荷量であったが、中旬以降は作柄回復および二毛作の出荷が始まり出荷軒数が徐々に増えてきているため、平年並みとなっている。
[規格・品質]
・降雨により重量乗り玉肥大進んだため、平箱(4玉)の比率がアップしている。品質は良好。
[今後の見通し]
作柄回復し二毛作の出荷軒数が徐々に増加するため、平年並みの出荷量を見込む。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
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生育期
収穫期
南佐久 やや減少 やや不良 平年並み 平年並み
7

20
[天候]
・気温は、6月下旬から平年より高く、特に7月中旬の平均気温は平年
 比+1.6〜5.3℃と異常高温が続いている。
・降水量は、7月4日〜6日に150ミリのまとまった降雨があったが、7
 月13日以降から降水が無く強い干ばつ状態が続いている(気温・降水
 量データは野辺山観測所測定値)。
[生育状況]
 ・7月13日以降の高温干ばつにより、結球遅延から生育が極端に鈍っ
 てきている。
[病害等]
・高温による軟腐病が見られるほか、芯腐れ症等の生理障害の発生が出
 始めている。
[出荷状況]
・生育停滞や病害・生理障害の発生等によりほ場ロス等もあり、平年を
 下回る出荷数量となっている。
[規格・品質]
・玉太り悪く4玉(平箱)、5玉(2L)の大玉比率が低下しているた
 め、出荷箱数の減少に繋がっている。
[今後の生育・出荷の見込み]
・高温干ばつが解消されない限り、平年並みに回復するまでには時間を
 要する見込みである。
・当面は、潅水等で水分補給し生育促進対策を進めている。
・秋作に向けた定植も順次行われているが、根の活着が懸念される。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
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生育期
南佐久 前年並み やや良 やや早い やや早い
6

22
[天候]
・気温は、3月〜6月上旬まで平年より高かったが、5月上旬及び6月
 中旬は低温となった。
・降水量は、3月〜5月まで平年比152%と多めであったが、6月上旬
 は少雨で干ばつ気味に推移した。
・入梅は、6月6日(平年6月8日、前年6月7日)とほぼ平年並み。
・直近では、6月20日に纏まった降雨があり、干ばつから解消に向かい
 生育促進に繋がる降雨となった。
[生育状況]
 ・6月上旬までは、気温高と適度な降水量で経過したため順調な生育で
 あったが、6月中旬は、5月上旬定植時の低温と降水量が多かったこ 
 とや直近の低温干ばつから一時的に停滞した。
・今後は、干ばつの解消と気温上昇に伴い、順調な生育を見込む。
[病害等]
・病害虫の発生は特にない。
[出荷状況]
・7月〜8月上旬までの適正生産対策として前進作付けを推進してきた
 ことや、気象経過に恵まれたことから6月中旬までの数量累計で前年
 比193%、前々年比106%と前進化した前々年並みのペースとなって 
 いる。
[規格・品質]
・品質は、特段問題なく、玉流れも平年並みである。
[今後の生育・出荷の見込み]
・出荷者軒数が出揃い、低温・干ばつが解消され作柄順調のため、7月期に向かい平年並みに増量となる見込みである。