・10月の日中は暖かな日が続いていたものの、徐々に気温が低下し、特に夜温は低く生育には適さない環境である。

・現在、着果はしているものの寒さで実が締まり、また、10月半ばの2つの大型台風の影響により、傷果が多くなっている。
　それに伴い収穫・出荷の終了を迎えた。

上段：着果状況（収穫終了）。気温の低下により木が弱っている。
下段：10月の台風による傷。

・気温の低下が例年より早く、9月は雨量が少なかったため、肥料切れにより褐色円星病が発生している葉が見られたが、かん水や整枝を行うなど適切な対応を行っている。

・現在は、花付きも良く、生育状況・着果状況ともに良好であるものの、今後は、成り疲れを起こす可能性もあり、また、さらなる気温の低下が予想でき、収量は減る見込み。

上段：褐色円星病の発生。果実は形状も良く、品質も問題ない。
下段：着果良好な状況。

・生育に適した日照量と気温が続き、また適度な降雨もあり、適切な栽培管理により生育良好である。

・病害虫被害も目立っては見られない。

・台風11号・12号による影響で収量が一時的に少なくなり、そのため高値で推移した。
・現在、収量は順調に回復し、出荷最盛期を迎えている。

・今後は徐々に気温が低下、日照量も減少する予定であり、生育速度や出荷頻度も減少する見込み。

上段：着果良好な状況。
下段：収穫直後。形状や光沢が良く、果皮も柔らかで、規格・品質ともに良好である。

・空梅雨による影響で乾燥気味であるが、かん水はされている。
・気温は高めで推移しているものの、曇りの日が多く日照不足の日が続き、台風後の降雨により花落ちが見られ、また、成り疲れを起こしていたが、肥料を多めに散布するなどして対策をとっている。
・現在は花付きも良く、順調に回復している。

・病害虫による被害も目立っては見られない。

・今後は日照量が増えることが予想され、さらに順調に生育する見込みである。

上段：草丈　150ｃｍほど。
中段：着果状況。花付きも良く順調に生育している。
下段：着果状況（全体）。

・昨年は春先の寒さが続いていたが、今年は平年並みの気温が続き、また安定した降雨もあり乾燥はしていない。

・高温が続いており、順調に生育している。肥料が良く効き、葉が大きく多花傾向で小さな果実を摘み取る（摘果）対応を行っている。

・カスミカメムシによる吸汁害が少し見られた。

・今後も、平年並みの気温と雨量が予想され、さらに生育は順調に進む見込みである。
・6月初めから出荷が始まっているが、例年並みの単価で推移している。

上段：着果状況（全体）。主枝の誘引作業後。
中段：着果状況。順調に生育している。
下段：草丈　110ｃｍほど。

・雨量は少なく乾燥気味であったが、調査日前後に降雨があった。強風の吹く日は少ない。今後も平年並みの気温が続く予想。

・順調に進む見込みである。

・特に見られなかった。

・昨年度は、定植以後、気温の低い日が多く育成が遅れ気味であったが、今年は活着が順調に進んでいる。

・定植（4/11）後1週間の状況。生育はまだそれほど進んでいない樹が大半である。
上段：畝全体。
中段：蕾が付きはじめているものも数本見られた。
下段：少数ではあるが、花が咲き始めているものも見られた。