・10月の出荷は前年比113％と安定した出荷となった。
・11月に入って天候が不順となり、また他の農作業も入ってきたため出荷量は前年比68％と減少した。
・累計では前年比89％となっている。

・年末需要に向けた対策会議が11月30日に開催された。
・出荷のピークは12月20日〜25日の間と見込まれる。

・7月7日、8月25日の台風により葉傷み等が発生、その後の天候不順により芋の肥大が遅れた。
・10月に入って天候が安定し、芋の掘り取り作業は順調に行われている。

・前年よりも出荷進度は早くなっている。

・9月の早い時期に出荷された芋は小玉傾向となったが、10月入って出荷されている芋についてはほぼ平年並みかやや小ぶり程度まで回復している。

・11月の出荷については、現状程度から月末に向けてやや減少した出荷が見込まれる。

・3月から4月の植付け時期に天候不順となったため、全般的に植付けが遅れた。
・5月の芽出し以降も降雨・低日照の天候背景により樹勢が弱く、軟弱徒長気味の生育となった。
・7月中旬以降天候が回復し、生育も回復してきた。
・7月7日、8月25日の台風により葉傷み等が見られる圃場も出た。
・8月31日の掘り採り調査の結果、露地栽培でやや生育が遅れているが、全体的に芋の肥大がやや悪く、平年並みからやや不良と見込まれる。

・孫芋比率は平年よりも高く、品質的には良好と見込まれる。

・本年産の出荷は、9月10日に開始された。ほぼ平年並みの出荷開始となった。

・品種：伊予美人
・作型：全期マルチ
・生育状況：台風の風による葉の傷みと、その後の天候不順により茎の倒伏が平年よりも早くなっている圃場が見られる。
・下2枚：里芋受入ボックスの状況。平年よりも小玉のものが多い。

・3月から4月の植付け時期に天候不順となったため、全般的に植付けが遅れた。
・5月の芽出し以降も降雨・低日照の天候背景により樹勢が弱く、軟弱徒長気味の生育となっている。
・今後、急な高温・干ばつの状態が続けば、葉ヤケ等の被害が心配される。

・5月下旬からの低温・多湿により、ダニ、ハスモンヨトウなどの発生は少ない。

・本年産の出荷は、現在のところ平年の通り9月中旬の出荷開始が見込まれる。

・品種：伊予美人
・作型：全期マルチ
・生育状況：軟弱徒長気味の生育となっており、草丈は平年よりも高い。
　台風11号の強風により、葉の一部がちぎれているのが見られる。
　倒伏などの被害はなかったが、圃場によって強風による葉の傷みが発生した。