・1月上旬から2月上旬の天候は、冬型の気圧配置や高気圧に覆われ晴れた日が多く、平均気温は平年に比べ高く、降水量は平年並み、日照量は平年に比べ少なくなった。
・2月中旬から下旬は、気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多く、平均気温はかなり高く、降水量は平年に比べ多く、日照量は平年並みとなった。

・概ね良好な生育状況である。また、暖冬傾向から早期の抽台が懸念されたが、3月上旬の調査から秋冬ねぎは平年に比べ早いことが判明した。

・一部の圃場で葉枯症やさび病の発生が認められる。

・平年よりやや多い。

・コンスタントな出荷が見込まれる。

・上段：6月下旬定植圃場の収穫状況。
・中段：6月下旬定植圃場の収穫状況。
・下段：JA、農業事務所による抽台調査。
・毎年同じ時期に管内の抽台調査を行い、前年と比較しての予想を発信し、収穫遅れのないように徹底している。

・12月から1月上旬の天候は、冬型の気圧配置や高気圧に覆われ晴れた日が多く、平均気温は平年に比べ高く、降水量は平年並み、日照量は平年に比べ少なくなった。
・1月中旬は、気圧の谷や南岸低気圧の影響で雨の日が多く、平均気温は平年並み、降水量は平年に比べかなり多く、日照量は平年に比べ少なくなった。

・乾燥・低温により、やや枯葉が目立つ圃場があるものの、出荷調整後は概ね良好な品質である。

・特に発生は認められない。

・平年よりやや多い。

・概ね良好な状況である。

・コンスタントな出荷が見込まれる。

・上段：6月2日定植圃場の生育状況。
　6月2日に定植した圃場は12月上旬に収穫を開始し1月下旬収穫終了予定である。
・中段：6月29日定植圃場の生育状況。
・下段：6月29日定植圃場の掘り採りの状況。
　6月29日に定植した圃場は、1月中旬より収穫中である。

・10月の天候は、高気圧に覆われ晴れた日が多く、平均気温は平年に比べ高く、降水量は少なく、日照量はかなり多くなった。
・11月は、低気圧や前線、気圧の谷の影響で雨や曇りの日が多く、平均気温は平年に比べかなり高く、降水量は多く、日照時間は少なくなった。 ・12月上旬は、冬型の気圧配置や高血圧に覆われた晴れの日が多く、平均気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並みとなった。

・10月以降の生育状況は、気象災害もなく平均気温も高く推移したことから良好な生育状況である。

・さび病と葉枯病の発生が一部圃場で見られるが、軽微な発生程度である。

・平年並みの出荷量である。

・軟白の状況も良く仕上がっており、概ね良好な状況である。

・コンスタントな出荷が見込まれる。

・上段：6月2日定植圃場の生育状況。
・中上段：6月29日定植圃場の生育状況。
・中下段：収穫中の圃場に桃色旗を設置。
・下段：｢ひかりねぎ｣出荷荷姿。
・6月2日に定植した圃場は12月上旬から収穫中。
・隣接する圃場の生産者にドリフト（農薬飛散）への注意を促すため、収穫中の圃場に桃色の旗を設置することで事故防止に取り組んでいる。
・集出荷場の｢JAちばみどりサンフレッシュそうさ｣では、生産者から連日入荷し予冷庫を活用した安定的な出荷を行っている。

・6月以降の天候は、梅雨が6月3日（平年より5日早い）から7月10日（平年より11日早い）となり、7月中旬からは高気圧に覆われ概ね晴れの日が多くなった。
・8月上旬は晴れが多く、中下旬は停滞する前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。
・9月上中旬は、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多くなった。
・8月から9月の気温は平年並み、降水量は平年に比べかなり多く、日照量はかなり少なくなった。

・7月の高温、8月中旬以降の多雨により萎凋病・白絹病の発生が若干見られる。
　一方、害虫の発生は少ない傾向である。

・順調な生育が見込まれる。

・上段：6月2日定植圃場の生育状況。
・中上段：6月29日定植圃場の生育状況。
・中下段：ねぎの軟白を伸ばす為の土上げ作業。
・下段：フェロモントラップによる害虫発生予察。
　生産者はフェロモントラップを圃場に設置し、ハスモンヨトウ等の発生予察を行うことにより、効果的な防除に努めている。
・病害虫の発生：ハスモンヨトウ、ネギハモグリバエ、ネギアザミウマ等の発生は少ない傾向である。

・4月上旬と中旬は低気圧や前線の影響から雨や曇りの日が多く、下旬は概ね晴天が多くなった。
・5月上旬と中旬は晴天の日が多く、平均気温は平年に比べ高くなり、降水量はかなり少なくなった。
・下旬は曇りが多く、気温は平年に比べ高く、降水量は平年並みとなった。

・順調状況である。

・特になし。

・順調な生育が見込まれる。

・上段、中上段：6月2日　定植圃場（移植機による定植状況）
・中下段、下段：JAちばみどり育苗センター生育状況
・JA育苗センターの播種期は、4月上旬と5月上旬の2回行われており、全作付面積の約18％をカバーしている。
・病害虫の発生：なし。