北海道(ばれいしょ)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
出荷最盛期
倶知安町 減少 良〜
やや良
早い(5日程度)
〜平年並み
平年並み
11

13
[出荷状況]
・倉入れは、10月の台風等の影響で遅れたが、10月末にはほぼ終了し、入庫数量も計画通りとなっている。
・出荷進度は10月末で25%(加工用含む)で年内進度は50%(生食用は60%)を目標としている。
・11月に入って特に市況が低迷し、市場在庫も抱えていることから、全道的な出荷量の調整が見込まれる。
[規格・品質]
・空洞や変形等が見られるが、2L〜LM(正品)の比率が高く、M下・Sの小玉の比率は前年より低い。
[写真の補足説明]
・馬齢しょの選果場。
・上段:選果する最初の段階で大コンに入った馬齢しょを傾けて選果ラインに投入するところ。
・中上段:腐れ等の不良品を除いているところ(これ以外のラインでも不良品を除去している)。
・中下段:1個ずつ形状を計測し、規格別に選別する機械。
・下段:規格別に流れてきた馬齢しょを10kgダンボールに自動で入れているところ、最終段階。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
倶知安町 減少 良〜
やや良
早い(5日程度)
〜平年並み
8

10
[生育状況]
・7月に入り、適雨もあって、生育は順調に進んでいるものの、7月下旬以降、高温多湿の天候推移から、病害虫の発生が懸念される。適期防除の徹底が重要。
・収穫はとうやが7月末、男しゃくは8/3より開始している。
・選果については、とうやが8/5より開始し、男しゃくは8/19頃を予定している。
・去年より4日遅く7/29坪掘調査を実施、男しゃくの球数は平年並みからやや少ないが1個重があり、大玉傾向か。とうやの球数はやや多め。
・今のところ、空洞は見られない。
[規格・品質]
・早出しのため、皮ムケは若干見られるが問題になる品質ではない。
[今後の生育・出荷の見込み]
・本日の選果(とうや)は原料が順調に入庫のため、今後も計画的な出荷が見込まれる。
[写真の補足説明]
・上段、中上段とも前回調査した圃場と同じです。
・上段:男しゃく(草のある)と、とうや(枯凋している)の圃場でとうやは収穫スタンバイOK。
・中上段:とうやを拡大した写真(チョッパーで茎葉を刈り取った後)。
・中下段、下段:上2枚と同じ圃場(男しゃく)。
 黄変してきていますが、まだ茎がしっかりしています。一定期間肥大させ、その後枯凋させます。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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生育期
倶知安町 減少 平年並み 早い
(5日程度)
6

29
[天候]
・5月中旬以降、まとまった雨があり、特に6月に入ってからの降水量は平年より多く、気温は低めに推移した。
・調査日の気温は16度で肌寒く曇り、6月に入って平年より日照時間は短い。
[生育状況]
・開花は平年より早く、とうやは満開状態で男しゃくは咲き始めとなっている。
・7月末に坪掘調査を予定しているが、生育は順調に推移している。
[病害等]
・病害虫の発生は見られない、適期防除を実施している。
[その他]
・一部の品種を除き面積は減少傾向にある。
[写真の補足説明]
・上段:5月7日植え付けの男しゃくで開花が始まりました。(赤いラインの上が男しゃくで下はとうやです。)
・中上段:上段と同じ圃場で男しゃくです。草丈52cm程度で培土もしっかり出来ています。
上段、上中段とも前回調査した圃場です。欠株なし、病害の発生も見当たりません。
・中下段:上2枚と同じ圃場だが品種はとうやです。草丈60cm程。
・下段:上の写真とは違う圃場、手前の白い花がとうやで花が見えないものが男しゃくです。
 ちょうど写真の奥で防除している様子が見えます。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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播種期
倶知安町 減少
5

11
[天候]
・融雪は平年より早く、その後も好天が続いたことから、農作業は全道的に順調に進んでいる。
・降雨がなく、圃場は乾燥し風で土が舞うほどになっている。
・本日(5/12)の雨予報に期待している。
[生育状況]
・調査産地の植え付けは、4月下旬から始まっており、平年より7日程度早く、前年より2〜3日早い。
・植え付け進度は5/7現在で約40%の状況で全道的にも同じように進んでいる傾向にある。
・馬鈴しょは、麦・ビート・豆との輪作体系が基本で、本年の作付面積は現在集約中(ホクレン)であるが減少傾向と思われる。
[写真の補足説明]
・上段、中上段:倶知安町出雲地区の男しゃく圃場、5/7播種、5/7撮影
 トラクターにポテトプランタという機械を取り付けて馬齢しょの播種作業を行っている様子。
 この機械は、半自動式で作業者が座乗し、種いもを落下させる仕組みとなっている。
 植え付け前に、種いもを浴光催芽(十分に日光に当てて芽を出す)し、コンテナ保管する。
・中下段:上段と同じ圃場、5/7撮影
・下段:5/11調査時に撮影した同じ圃場。乾燥した状態で風で土埃が舞っていた。
・馬齢しょに限らず、農作業は順調であるが、畑は乾燥している。一雨ほしい。