岩手県(夏秋レタス)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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収穫期
|
奥中山 | 前年並み | やや良 |
遅い (5日程度) |
平年並み | ||
9 月 15 日 |
[天候]
・8月中旬以降、降雨曇天が続き、日照不足。
[生育状況]
・9月に入り気温も低下している。
・日照不足により生育状況は停滞気味。
[病害等]
・例年並み。降雨が続いても防除作業を継続。
[出荷状況]
・順調。例年より出荷量が多い。
[規格・品質]
・市場の要請により多少、形が悪いものも出荷。
[今後の生育・出荷の見込み]
・出荷完了の生産者もあり、徐々に減少。終了見込、10月半ば頃。
[写真の補足説明]
・現地調査を行った日は久しぶりの晴天となったが、ながく曇天で日照不足が続いており、生育は停滞気味であるが、状況に応じた圃場の管理をしっかりと行っている生産者が多く、出荷量は維持している。
・現在出荷を行っているものは7月下旬、8月上旬に定植を行ったものが中心となっているが、当時は干ばつ状態だったため、活着が悪く十分生育できなかったものもみられる。 ・全国的な野菜不足の状況により、例年なら出荷しない品質・規格のものも、市場からの要請により、契約取引、相対取引向けのものを調整してレギュラー出荷に振り分けしている。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
定植期
収穫期 |
奥中山 | 前年並み | やや不良 |
遅い (2〜3日程度) |
平年並み | ||
7 月 28 日 |
[天候]
・高温多湿な状態が続いている。
[生育状況]
・降雨がある場合は一度に降る雨量が多い。
・順調な圃場と状況が良くない圃場が混在。
[病害等]
・例年に比べ発生が多め。軟腐病、すそ枯病等。
[出荷状況]
・概ね順調。
[規格・品質]
・状態に応じて選別して出荷。
[今後の生育・出荷の見込み]
・天候が安定すれば出荷量が伸びてくる見込み。
[写真の補足説明]
・高温多湿、夜温も20℃を超える状況が続いている。
・ときに激しい降雨もあるなど天候が不安定なため、圃場により生育状況が大きく異なっている。 ・防除等のタイミングや水はけが悪い圃場では病害虫が多くみられる一方、非常に順調に生育している圃場もある。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
定植期
出荷最盛期 |
奥中山 | 前年並み | 平年並み | 平年並み | 平年並み | ||
7 月 6 日 |
[天候]
・梅雨に入ったが、降水量は多くない。気温は安定しない状況。
[生育状況]
・概ね順調。
[病害等]
・例年に比べ発生が早め。
[出荷状況]
・概ね順調。
[規格・品質]
・概ね順調。徐々に大玉傾向。
[今後の生育・出荷の見込み]
・7月末にかけて出荷量増加の見込み。
[写真の補足説明]
・梅雨に入り、たまにさらっと雨が降る程度であるが、気温が乱高下しており、最高気温が25℃を超え暑い日もあれば12℃程度の肌寒い日もある。
しかし、結球、非結球とも順調に出荷中、市場での価格も概ね高めに推移しているとのこと。 ・本産地では、内陸へ移住した東日本大震災の被災者や地区の中学生等が参加して、毎年「スマイルとうほくプロジェクト」運動の一環のレタスアートを定植しており、今年もまもなく収穫を迎える。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [平年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
播種期
定植期 |
奥中山 | 前年並み | ー | 平年並み | ー | ||
6 月 8 日 |
[天候]
・気温が高く干ばつ気味で推移、まとまった降雨がない状況。
[生育状況]
・干ばつのため生育が停滞中。
[病害等]
・なし。
[今後の生育・出荷の見込み]
・天候次第だが、6月以降順次出荷の予定。
[写真の補足説明]
・標高が高い本産地でも当初から気温が高い状態が続き、例年より雪融けも早かったことから、順調に定植を行った。
しかし、その後もずっと気温が高く、4月末から現在まで降雨量は数ミリと圃場に水分がない状態が続いている。 このため、生育が停滞しており、早期にまとまった降雨が期待されている。 干ばつが続くと畝作り、今後の活着への悪影響が懸念される。 ・下段:マルチの中の土も水分はほとんどない状態。 |