・10月は曇天が多く日照不足となった。
・数日前から最高気温が20℃を下回っている。

・気温の低下を受けて生育が鈍くなっている。

・8月に多くみられた害虫は非常に少なくなっている。

・日量　200ケース前後。

・Mサイズが中心。

・他産地の動向を見ながら終了時期を見極める。

・本年産は販売・生産ともに厳しい環境であった。

1枚目：8月上旬定植、10月下旬出荷予定のほ場。
　　　  近日中に出荷する見込みのほ場で、一時期多かったコナガ等の
　　　  害虫は見受けられなかった。
2枚目：8月上旬定植、10月下旬出荷予定のほ場。
　　　  終盤にきて、秀品率が回復してきている。
3枚目：8月中旬定植、11月中旬出荷見込みのほ場。
　　　  8月の台風により畝が崩れ、根が露出していたほ場。
　　　  この地区では夏秋の最終盤の出荷を予定している。
4枚目：8月中旬定植、11月中旬出荷見込みのほ場。
　　　  曇天と気温の低下により生育が鈍いため、
　　　  当初の見込みより遅い出荷となる見通し。
　　　　　　

・8月は雨が降る時は大雨となり、他は全く降らない極端な天候。

・8月当初は生育に遅れがみられたが、現在は解消している。

・コナガの被害が多発している。

・日量　1500〜2000ケース前後。

・８玉中心(約40%)。

・9月は出荷量が増える見込み。

《上２枚》6月下旬定植　9月上旬出荷予定のほ場。
上　段：雨によるほ場でのロスが少なかったため、
　　　　生育そのものは順調だった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　
中上段：結球前にコナガによる食害を受けている株が
　　　　多数見受けられた。　　
《下２枚》6月上旬定植　現在収穫中のほ場。　　
中下段：このほ場はコナガの食害が非常に多く、
　　　　秀品での出荷は皆無となっている。 　　
下　段：現在、加工用(白むき)での出荷を増やせないか調整をしている。 　　
　　　　　　

・6月の降水量は平年の半分だった。
・7月上旬の降水量は平年比169%。

・概ね良好。

・一部のほ場では、雨の影響により腐敗が発生している。

・日量　2500〜3000ケース前後。

・８玉中心(約50%)。

・潤沢な出荷が見込まれる。

・空梅雨だったため、6月の播種は非常に順調だった。

《上２枚》５月中旬定植、現在出荷中のほ場。
上　段：7月上旬の豪雨によりコナガは激減。
　　　　台風3号の被害はなかった。
中上段：肥大順調で、収穫遅れが予想される。
　　　　大玉傾向が続く見込み。
《下２枚》５月下旬定植、８月上旬収穫予定だったほ場。
中下段：10日程前進化しており、収穫間近。
下　段：前段のほ場がまだ収穫中のため、収穫遅れが予想され、
　　　　大玉傾向が続く見込み。

・4月上旬に集中豪雨があった。
・4月中旬以降は干ばつ気味。

・降雨と干ばつの影響で生育がばらついている。
・10日程度遅い。

・特になし。

・日量　3000ケース前後。

・８玉中心。

・グリーンボールがほぼ終わり、
　調査日(6/14)よりキャベツの出荷開始。

・今後の雨の状況で大きく状況が変わる可能性がある。

上段、中上段
・5月上旬定植　6月下旬〜7月上旬出荷のほ場。
・定植以降、ほとんど雨が降っていない。
・天候の影響により、生育にばらつきが見受けられる。
中下段、下段
・5月中旬定植　7月下旬収穫予定のほ場。
・6月6日入梅以降の降水量は、累計で25mmと非常に少ない。
・6月下旬からは梅雨らしい天候となる見込みのため、
　生育遅れの解消に期待する。