和歌山県(秋冬はくさい)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
NEW
収穫期
紀の川西部 増加 やや不良 遅い
(7〜14日程度)
遅い
(7〜14日程度)
2

8
[天候]
・1月下旬以降の気温はかなり低く、雪やみぞれを伴う日や
 積雪を観測する日もあった。
[生育状況]
・台風による根傷みが影響し、生育不良となっている。
[病害虫等発生状況]
・ほぼ発生は見られない。
[出荷状況]
・防寒白菜の出荷が始まり増加傾向となっているが、
 出荷量は前年を下回っている。
[規格・品質]
・比率は4玉>6玉>8玉。
・4玉は前年の53%、8玉は前年の225%と肥大不足で下位下級が多い。
[今後の生育・出荷の見込み]
・防寒白菜の出荷は2月末まで続く予定。
[その他]
・調査対象産地では水田裏作地を中心に栽培されている。
[写真の補足説明]
1、2枚目:出荷時期を迎えた白菜 結球不足で採り残しが見られる。
3、4枚目:結束の白菜   
・定植後の暴風(台風)による根傷みと生育期の低温により、
 生育不良となり結球不足の球が散見される。
・定植後は曇りや雨の日が多く、台風で冠水・湿害の被害を受けたため、
 軟腐病の発生が懸念されたが適正な防除が行われ、ほぼ発生はみられない。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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出荷最盛期
紀の川西部 増加 やや不良 遅い
(10日程度)
遅い
(7日程度)
12

26
[天候]
・11月上旬は高気圧に覆われた日が多く、気温は平年並みであったが、
 中旬は数日の周期で天気は変化し、冬型の気圧配置となる日が多く、
 気温の低い日が続いている。
[生育状況]
・台風による根傷みが影響し、生育不良となっている。
[病害虫等発生状況]
・軟腐病の発生が懸念されたが、ほぼ発生は見られない。
[出荷状況]
・年末の出荷最盛期に合わせて早期収穫となり、小玉傾向。
[規格・品質]
・比率は、4玉>6玉>8玉。
・4玉の占める比率が前年は7割だったが、今年は5割程度。
[その他]
・調査対象産地では水田裏作地を中心に栽培されている。
[写真の補足説明]
・定植後は曇りや雨の日が多く、10月の台風により冠水・湿害の被害を
 受けたことにより軟腐病の発生が懸念されたが適正な防除が行われ、
 ほぼ発生はみられない。
・定植後の暴風により根が傷んだため、肥料の吸収が悪く小玉傾向。
1、2枚目:出荷時期を迎えた園地。
3、4枚目:出荷時期をずらし、順次出荷となるように生育中の園地。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
 
収穫期
紀の川西部 増加 やや不良 遅い
(10日程度)
遅い
(7日程度)
11

22
[天候]
・9月は全般的に前線や台風の影響により曇りや雨の日が多く、
 日照時間の少ない状態が続いた。
・10月上旬と下旬は数日の周期で天気が変わり、
 中旬は秋雨前線や寒気の影響で曇りや雨の日が多かった。
・21日〜23日は台風21号と秋雨前線の影響で、
 27日〜29日は台風22号の影響で大雨や暴風となった。
・11月上旬は高気圧に覆われた日が多く、気温は平年並みであったが、
 中旬は数日の周期で天気は変化し、平均気温はかなり低かった。
[生育状況]
・根傷みにより生育不良となっている。
[病害虫等発生状況]
・軟腐病が発生した園地がみられる。
[出荷状況]
・生育不良と台風の被害により、11月中旬締めで前年比70.9%。
[規格・品質]
・比率は、4玉>6玉>8玉であるが、前年より小玉傾向。
[その他]
・調査対象産地では水田裏作地を中心に栽培されている。
[写真の補足説明]
・定植後は曇りや雨の日が多く、10月には台風21号、22号により、
 冠水・湿害の被害を受けたことにより、今後も軟腐病の発生が懸念される。
・暴風により根が傷んでいるため、肥料の吸収が悪く小玉傾向。
1、2枚目:生育期、12月に収穫開始予定。
3、4枚目:生育期、11月末から収穫が始まる。
  5枚目 :10月の台風で冠水した園地。
     軟腐病が発生し、収穫できないため産地廃棄となる。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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定植期
紀の川西部 増加 平年並み
9

29
[天候]
・9月は前線や台風の影響により曇りや雨の日が多く、
 日照時間の少ない状態が続いた。
[生育状況]
・平年並み。
[病害虫等発生状況]
・適正な防除を行い、発生はみられない。
[写真の補足説明]
・調査対象産地では、水田裏作地を中心に栽培されている。
・適正な防除に努めており病害虫の発生はなく、順調に生育している。
《上段・中上段》
・品種:CR0501
・定植:9月14日
《中下段・下段》
・品種:CR009
・定植:9月20日