茨城県(冬レタス)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
(クリックで拡大)
NEW
出荷最盛期
茨城県西 前年並み 不良 遅い
(7〜10日程度)
早い
3

2
[天候]
・1月の平均気温は2.8℃(平年比-0.5℃)でほぼ平年並み。
・降水量は計3日で総量23.5mm(平年比73%)で平年を下回った。
・日照時間は前年比112%。
・下旬は、積雪10cmを超える降雪日を含むが、-5℃を下回る低温日が
 6日あった。
・2月の平均気温は3.8℃(平年比-0.4℃)でほぼ平年並み。
・降水量は6.5mm(平年比17%)で少なかった。
・日照時間は103%で平年並み。
[生育状況]
・秋季の台風とその後の天候不良により、肥大が進まなかった。
・2月は厳しい寒さの影響で生育がさらに遅れた。
[病害虫発生状況]
・1月の積雪時にトンネル内の充分な換気ができなかったことから、
 菌核病と軟腐病が平年に比べて多発した。
[出荷状況]
・10月の台風とその後の多雨、低温状態により、1月まで出荷量は減少した。
・2月は寒さの影響により出荷数量はやや少なかったが、市場の高値傾向を受け、
 肥大が見込めないまま早めに出荷し、生産終了した生産者も多くいる。
[規格・品質等]
・小玉傾向でB品主体。
[今後の生育・出荷の見込み]
・3月に入れば気温も上昇し、潤沢な生育が見込める。
[写真の補足説明]
1枚目   :被覆資材と長繊維不織布のべた掛けにより生育し越冬した。
        現在収穫中で、小玉だが病害虫の顕著な被害は見られない。
2、3枚目:上部換気孔より換気中のトンネル。結球は小玉傾向。
     多湿による腐敗が散見されるが、病害の拡大には至っていない。
4、5枚目:本リーフ系のほ場では、定植〜生育期に多大な天候被害を受けて
     いないため順調に生育している。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
茨城県西 前年並み 不良 遅い 遅い
10

31
[天候]
・10月中の気温はほぼ平年並みであった。
・長雨と台風21号、22号により、総じて多雨となり、
 降水量は平年比約250%、日照時間は平年比約77%と厳しい天候不順に見舞われた。
[生育状況]
・10月中の長雨と台風による風雨により、生育は遅れている。
[病害虫発生状況]
・菌核病、腐敗病が平年に比べ多く発生し、べと病もやや多い発生状況。
[規格・品質等]
・前回の大玉傾向で良好の見込みから小玉傾向でB品主体での出荷に転じる見込み。
[今後の生育・出荷の見込み]
・生育不良が懸念され、産地では病害虫の拡大防止と防除にあたっている。
・当初の豊作見込みから一転し、出荷量は大幅に減少する見込み。
[写真の補足説明]
1枚目:10月下旬〜11月出荷。
2枚目:11月出荷予定
     本調査ほ場においては傾斜により浸水被害はなし。
     軽微な裾枯れが散見されるものの、顕著な病虫害は確認されていない。
3枚目:11月中に出荷予定。日照不足により、小玉傾向。
4枚目:収穫後のほ場、収穫不能の腐敗球が多い。
5枚目:12月出荷予定、裾枯れあり。
     調査産地では、多発している菌核病の被害拡大が懸念されるため、
     防除を講じながら生育状況を注視している。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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定植期
茨城県西 前年並み 豊作 早い
(7〜10日程度)
早い
(7〜10日程度)
9

28
[天候]
・播種期〜定植期の降雨量、気温はほぼ平年並み。
・9月以降の日照時間は大幅に上回っているものの、期間を通してはほぼ平年並み。
[生育状況]
・生育に充分な雨量があったため、平年より早めで順調な生育。
[病害虫発生状況]
・ほ場により、多雨による腐敗病、菌核病等の発生が散見されており、
 被害拡大の抑制、及び防除に留意している。
[規格・品質等]
・大玉傾向で良好。
[今後の生育・出荷の見込み]
・作付面積はほぼ横ばいだが、出荷量は増大し、作況は豊作と見込んでいる。
[写真の補足説明]
1枚目   :10月出荷予定。腐敗病・菌核病は確認されず、順調な生育。
2、3枚目:11月出荷予定。病害虫の発生は確認されず、順調な生育。
4、5枚目:12月出荷予定。 順調な生育が見込まれる。