京都府(夏秋なす)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
田辺 減少 やや不良 平年並み 遅い
10

20
[天候]
・適度な降雨もあるが、曇りの日も多く、時期的にも日照量は少なくなってきている。
 また朝晩の冷え込みも増してきている。
[生育状況]
・例年と比較すると、この時期にしては着果数がとても多くツヤもあり生育良好。
[病害等]
・特に目立ったものは見られない。
[出荷状況]
・単価高での取引が続いている。
[規格・品質]
・平年並み。
[今後の生育・出荷の見込み]
・特に天候不順等なければ、11月いっぱいまで出荷出来る見込み。
[写真の補足説明]
・上段:着果状態。果実がたくさん成っている。
・中上段:色つやも良く生育良好。
・中下段、下段:前回報告時より、花の色も濃くなり健康。
 これから大きくなる果実も多数見られ、しばらくは生育・出荷がされる見込み。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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出荷最盛期
田辺 減少 やや不良 平年並み 遅い
8

21
[生育状況]
・春先の低温及び定植時の雨等により、根の張りが少し良くないため、例年より収量はやや少ないが現在、出荷最盛期を迎えている。
・7月下旬からは高温の日が続き日照量も多く、また定期的に降雨もあったことから生育良好である。
[病害等]
・降雨の後は病気になりやすいため、早めに薬剤を散布するなど生産者の適切な栽培管理により病害虫被害も見られない。
[写真の補足説明]
・上段:草丈190cm。
・中上段:台風11号到来後、品質が悪くなるであろう果実を落とすなどして早めの対策をとったため、現在は傷もほとんどない果実が多数着いている。
・中下段:これから大きくなる果実。色つやも良く生育良好。
・下段:少し色は薄いが花付きも良い。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
田辺 減少 平年並み
6

22
[天候]
・4月中旬の定植後以降、雨天が続いていたが、4月下旬以降は高温の日が続いており、また梅雨に入り安定した降雨もある。
・そのため肥効が良く、葉が大きく多花傾向で生育旺盛である。
[病害等]
・現在目立った病害虫の発生は見られなかった。
[今後の生育・出荷の見込み]
・今後も、平年並みの気温と雨量が予想され、順調に生育が進む見込みである。
[写真の補足説明]
・上段:草丈110cm程。
・中上段:収穫直後のため、現在着果している果実は小ぶりであるが、色つやも良く生育良好である。
・中下段、下段:花付きも良い。雌しべが雄しべより長く(長花柱花)、また葉も大きく十分に栄養が行き届いている。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[平年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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定植期
田辺 減少 平年並み
4

17
[天候]
・降雨の日や気温の低い日が続いており、日照不足による生育遅れの影響が心配されてはいたが、順調に活着が進んでいる。
[今後の生育・出荷の見込み]
・今後は、天候も回復し日照量も増えるとともに、平年並みの気温が続く予想である。
・生育もさらに順調に進む見込みである。
[写真の補足説明]
・定植後1週間の状況。(定植日:4月10日)
・上段:畝全体。
 田辺地域では興戸(こうど)方式と呼ばれる全国的にも珍しい栽培方法で栽培・管理を行っている。
興戸方式とは、写真のように畝間を広くとり作業用通路を確保すること、また、かん水用の溝を作りかん水を行う栽培方法で、京田辺市興戸の地名に由来する。
従来から京都で行われている栽培方法は、畝間を湛水させ溝を作る方法であったが、この興戸方式は作業スペースを確保することにより、ほ場や株の手入れがしやすくなり、品質の向上や安定した出荷につながる。
また、定植時期の保温や乾燥対策として、ビニールで作ったトンネルで畝全体を覆い生育環境を整えている。
・下段:樹の大きさは約40cmほど。
 蕾が付いている樹も見られ、順調に活着している様子が伺えた。
害虫被害等は特に見られなかった。耐病性台本品種トルバムを用いた接ぎ木苗を使用し、その上に浅植えによる定植を行っている。