・8月中旬以降の曇天続き及び気温低下により例年よりやや生育が悪く、9月中旬以降の出荷量はやや減少していた。
・9月下旬以降10月上旬にかけては、低温乾燥の状況により例年より生育日数がかかり、10月中旬になってから出荷ピークとなった。
・10月以降の好天により出荷が前進し、10月下旬の出荷量は例年より多くなった。

・生育は良好で、病害虫の発生は認められない。

・今後の出荷は例年通り12月までの見込み。

・JAひだ　高山の圃場、平成27年11月5日撮影。
・10月上旬播種の5作目、出荷期。（ベト病に抵抗のあるサンホープセブン）

・梅雨明け後の異常な高温続きの影響で、例年よりやや生育が悪く、出荷量はやや減少している。

・補水、遮光、消毒等しっかりと管理できている圃場については生育状況は良好であったが、高温乾燥による「しおれ」、「葉先焼け」、虫食い等による被害の発生が確認された。

・JAひだ　高山の圃場、平成27年8月10日撮影。
・上段：8/7播種の4作目、生育期。（ベト病に抵抗のあるサンホープセブン）
・中上段：遮光、補水等管理の行き届いた生育の順調な圃場。
・中下段：7月9日播種、出荷最盛期であるが、高温乾燥による「しおれ」、「葉先やけ」の状態。
・下段：7月9日播種、出荷最盛期であるが、虫食いによる被害が発生している。

・6月上旬までの気温変動、過乾燥の影響で例年のような集中出荷ではなく、微増傾向での安定した出荷となり、中旬以降については、例年は土壌消毒による出荷の減り込みの時期であるが、今年は大きな減り込みもなく比較的安定した出荷となった。

・現在は、確認されていない。

・品質においても、事故クレームも例年より少なく、向上が図られている。
・梅雨時期で、気温が上昇してきているので、品質劣化のリスクが高まる中、品質管理・調整においての注意喚起を行っている。

・今後も、安定した出荷が見込まれている。

・JAひだ　高山の圃場、平成27年7月13日撮影。
・上2枚：5月17日播種の3作目　生育期（ベト病に抵抗のあるサンホープセブン）
　品質良好、病害虫の発生は認められない。
・下2枚：7月9日播種　生育期　生育は順調である。

・3月の降雪、4月の低温、日照不足等の影響で生育遅延したことや播種作業が遅れたことで、例年と比べて出荷スタートが大幅に遅れた。

・4月下旬から連休にかけて出荷は順調となった。
・4月上旬、中旬の播種量が例年の１〜２割減であったことと、5月に入ってからの高温、過乾燥の影響で5月下旬の出荷は例年より少ない状況となった。
・6月に入って出荷ピークを迎えたが、品種による生育進度の違いや、気温変動、過乾燥の影響で例年のような集中出荷ではなく、微増傾向での安定した出荷となっている。

・現在は、確認されていない。
・4月末の出荷初めから5月にかけて、黄葉、抽台の混入など事故が多発していたが、調整時における注意徹底の結果、現在は改善し、品質向上が図られている。

・JAひだ　高山の圃場、平成27年6月17日撮影。
・上段：5月17日播種の2作目　出荷期
　品質良好、病害虫の発生は認められない。
・中段：5月31日播種　生育期　生育は順調である。
・下段：6月1日播種　生育期　生育は順調である。