大阪府(冬キャベツ)

播種期 定植期 収穫期 出荷最盛期
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
泉南産地 減少 やや不良 遅い 遅い
2

25
[天候・生育状況]
・病害虫の発生もなく順調に生育しているものの全体としては1か月
 遅れとなっている。
・例年より気温が高く、キャベツの形状が通常の楕円形から若干丸味
 を帯びたものもあり、またハゼたものも見受けられた。
・今後も暖かい日が続くと、とう立ちが懸念される。
[出荷状況]
・「松波」「冬藍」は終盤を迎えており、出荷量は日量5,000〜
 6,000ケースと昨年並みとなっている。
・「彩音」「冬のぼり」の出荷は4月までずれ込み日量4,000ケース
 前後と、昨年9月の台風により苗床ハウスが被害を受けたことが原
 因で減少見込みである。
・春系のキャベツの価格については低価格となる見込みであるが、
 冬系キャベツについては他産地では不足気味の為、高値になると
 期待している。
[写真の補足説明]
《1枚目》
・生育状況については全体的に1か月遅れとなっている。


《2枚目》
・気温の変化によりハゼたキャベツも見受けられた。


《4枚目》
・収穫の終盤となった圃場。



調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
泉南産地 減少 やや不良 平年並み 平年並み
1

16
[天候・生育状況]
・生育状況は、年明け以降干ばつと低温により成長は一時止まったと
 ころもあるが平年並みである。
[病害虫等発生状況]
・病害虫の発生もなく順調に生育している。
[規格・品質]
・規格・品質については12月に暖かい日が続いたことから一気に成長
 が進み小玉傾向が解消された。
[出荷状況]
・出荷量は平年の60%(前年比90%)と大変厳しい状況になっている。
・平年は5000〜6000ケースの出荷量だが現在は約3000ケースと
 なっている。
・昨年の台風の影響が大きな要因となった。
・「松波」「冬藍」は1月いっぱい出荷が続き、2月には「彩音」、
 3月には「冬のぼり」の品種が出荷される。
[今後の生育・出荷の見込み]
・「彩音」についても台風の影響で植え付けが減少しており、2月
 中旬には5000〜6000ケース(平年1万ケース)の出荷量となる見
   通し。
[写真の補足説明]
《1枚目》 松波

・12月の暖冬により通常の楕円形より丸みを帯びている。


《2枚目》 松波
・病害虫の発生もなく順調に生育しているものの年明け以降干ばつと
 低温により成長は若干止まっている。


《3,4枚目》 
・冬藍。


《5枚目》
・松波。

調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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収穫期
泉南産地 減少 平年並み 遅い 遅い
12

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[天候・生育状況]
・11月に入り安定した好天が続き、遅れ気味の生育も回復を見せ、
   作況はほぼ平年並みとなりそうだ。
[病害虫等発生状況]
・生育は順調で病害虫の発生も殆どない。
・降雨も少なく昨年この時期にやや多く見られた菌核病については
 全く見られない。
[出荷状況]
・小玉傾向が若干回復したものの、11月実績は前年比18%と激減し、
 9月の台風の影響は年内も続くと見られる。
・出荷計画については、12月前年比50%となっている。
[今後の生育・出荷の見込み]
・本格的な出荷は年明けからで1月〜2月前年比120%〜140%と見
 通し。
[写真の補足説明]
《1枚目》 冬藍と松波
・冬藍(左)と松波(右)は葉の形状が違う為一目でわかる。
・病害虫の発生も無く順調に生育している。
《2枚目》 松波
・球の直径は10〜12cm。
《3枚目》 冬藍
・中晩生品種 「冬藍」。
《4枚目》
・冬藍圃場。
調査日 調査時点の
生育ステージ
調査産地 作付面積
[前年比]
作況
[平年比]
生育進度
[平年比]
出荷進度
[平年比]
圃場写真
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生育期
泉南産地 減少 平年並み 遅い 遅い
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30
[天候・生育状況]
・9月の台風被害後も雨天が続き定植は9月20日頃となった。
・平年より10日程度の遅れ。
・10月に入り天候も安定し現在は順調に生育している。
・調査圃場ではJAの推奨品種「冬藍」とこれまで栽培の中心となって
 いる「松波」を栽培している。
[病害虫等発生状況]
・朝夕の冷え込みもあり病害虫の発生は見られない。
[出荷状況]
・全体の出荷状況については、通常は6玉が主流だが台風後、追肥で
 きていない圃場もあったことなどから8玉が多く、年内の出荷量も
 当初の計画の半分程度となる見込み。
[今後の生育・出荷の見込み]
・1月頃までは台風の影響はあるが2月から3月には平年どおりの出
 荷量が見込まれる。
[写真の補足説明]
《1枚目》 冬藍
・中晩生品種「冬藍」は病気になりにくく、低温下でも肥大し大玉収穫
 が期待される。
・栽培する農家が昨年より増加した。
《2枚目》
・冬藍圃場。
《3枚目》 松波
・定植後、追肥を2回行った。
・定植の遅れはあったが現在は病害虫の被害もなく順調に生育して
 いる。
《4枚目》
・松浪圃場。