・11月からの好天・暖冬傾向が1月下旬まで続き、降水量は平年を下回った
　ものの、前回調査期以降の気温・日照時間共、平年を上回った。
・特に1月の日照時間は平年比約140%であった。
・2月は転じて曇天・低気温の日が増加し、降雪が少ない本調査地域においても
　2月11日に約3cmの積雪がみられた。

・1月までの好気候下で、根部の肥大化が助長された。

・一部圃場では黒葉枯病としみ病の発生があったが、年内より散見されていた
　もので、新たな病害等の発生には至っていない。

・肥大化が進んだことや、1月に市場で高値傾向であったことから、一部生産
　者については早期収穫に転じたため、概ね出荷を終了している圃場が数多く
　見受けられた。

・前回調査時同様、生育状況が良好だったことから、根部がさらに肥大化し、
　L以上、特に2L・3Lが増大傾向にあった。

・シーズン終盤の出荷分を残すが、不測の天候不良が無い限り、継続して肥大
　化傾向の見込み。

・7月播種分について、海沿いで荒天強風による塩害を受けた際、再播種を
　見送った圃場が一部あったため、産地としてはやや面積減となった。

《1、2枚目》
　　・早めの出荷により、収穫終了圃場。


《3枚目》
・収穫終了。


《4枚目》
・2月中下旬現在収穫中〜3月出荷予定。
・規格は混在見込み。


《5、6枚目》
・2月下旬から3月出荷予定。
・肥大化が進み、2Lから3L主体。



　　　　  

・9月〜10月の多雨・曇天傾向から一転、11月以降は晴天で平年より
　高温となる日が多く、降雨量はほぼ平年並みだったが、平均気温は
　11月が約2℃、12月が調査期まで約１℃と平年を上回り、暖冬傾向
　が続いている。

・９月〜１０月に曇天や降雨日が多かったことから遅れ気味の傾向
　だったが、１１月以降の好天傾向により回復し、肥大化が進んだ。
 

・１０月の台風による強風の影響を受け、海沿い等で一部黒葉枯病が散見
　される圃場があった。

・１１月以降の順調な生育により、予定の１２月にピークを迎えている。

・肥大化が進み、L以上での出荷が増加している。

・暖冬傾向予報のため、このまま順調な生育が見込まれる。

《1〜3枚目》
　　・風の影響を受けやすい海寄りの圃場で、欠株と葉枯れが散見される。
　　・１２月下旬〜１月以降収穫。

《4、5枚目》
      ・概ね順調に生育。
　　 ・土寄せを施し１月以降順次出荷予定。

《6、7枚目》
　　・２月以降出荷予定。
　　・病害虫の発生は見られず順調に生育。
　　　　  

・前回調査日9月26日以降は降雨と曇天の日が多く、10月1日には
　大型の台風24号通過があった。

・初期生育が遅れ気味の一部圃場を除いて、概ね回復傾向にあり、順調
　に生育している。

・台風による強風の影響で、外葉に一部黒葉枯病の発生があるものの、
　被害の拡大には至っていない。

・不測の天候不順や台風等の被害がなければ順調に生育・肥大化し、
　12月に出荷のピークを迎える見込み。

《1〜3枚目》
　　・順調な生育、11月上旬より出荷予定。
     ・病害虫の発生は見られない。

《4、5枚目》
          ・11月中旬から12月出荷予定。
          ・一部欠株は見られるが概ね順調な生育 。
　　　  ・病害虫の発生は見られない。

《6、7枚目》
　　　　・12月下旬から年明け頃より出荷予定。
　　　　・一部欠株は見られるが概ね順調な生育 。
　　　  ・病害虫の発生は見られない。
　　　　  

・夏季は高温・少雨で推移し干ばつ気味であったが、9月中旬以降は
　低温・多雨の傾向となっている。

・7月下旬〜8月上旬頃に播種を施した圃場では、一部高温による枯れ
　や欠株等生育不良も見られるものの、産地全体としてはほぼ平年並み
　の生育。

・現時点では見られない。

・今後、不測の天候不順がなければ、現況のまま順調に生育の見込み。

《1、2枚目》
          ・11月より出荷予定。
          ・平年より欠株が多め。
          ・病害虫の発生は見られない。

《3、4枚目》
          ・11月頃より出荷予定の別圃場。
          ・ (品種により12月以降出荷予定)。

《5、6枚目》
　　　　・12月から年明け出荷予定。
　　　　・ 発芽不良があるが、病害虫の発生はみられない。