・調査地域近辺では、前回調査日から今回調査日までの35日間に、50ｍｌの多雨日が1日あったほかは、総じて降雨日が少なく、平年の同期に比べ約70％の降水量に留まった。

・また、気温は30℃以上の真夏日が26日(うち35℃以上の猛暑日が4日)を数え、日照時間は十分であったが、降雨のない日が旧盆期前後に10日間連続する等、高温・少雨による乾燥が作物の生育に影響を及ぼした。

・連日の高温と水分不足により生育が停止した。

・高温によるアザミウマの発生が平年よりやや多いが、顕著な病害は見られない。

・ほぼ生育停止のままシーズン終了の見込み。

《１、２枚目》
・8月中の出荷予定

・土寄せが完了し、L〜Ｍ主体で出荷の圃場。(肥大不足により、M中心)

・連日の高温と降雨不足により，アザミウマの発生はやや多め。

《３、４枚目》
・８月〜9月出荷予定。
・肥大化不足が顕著な産地において、本圃場では2Ｌ〜L主体での出荷　　　　

　と、比較的順調に生育したが、やや軟白化不足の傾向。

・9月中旬頃、出荷終了見込み

《５〜6枚目》

・９月出荷予定。

・Ｌ・Ｍ中心。

・アザミウマの発生はやや多め。

・ほぼ生育が停止しているため肥大化は見込めない。

・調査地域付近では、前回調査日から今回調査日までの降水量が30mm

　と、平年比約20％程度に留まり、気温は30℃以上の日が25日（うち

　35℃以上の日が17日）を数え、高温下での日照時間（平年比約

　180％）が多かったことから、作物の渇水対策が課題となった。

・葉鞘部が肥大不足、細めの傾向である。

・アザミウマの発生が平年より多く報告されている。

・病害は特に見られない。

・7月中の少雨により生育がやや停止気味だが、8月以降の降水量はほぼ

　平年並の予報となっており、生育の回復が期待される。

《１、２枚目》
・７月下旬〜8月出荷予定のほ場

・葉鞘部はやや肥大不足。

・アザミウマが平年より多めに発生している。

・L・M主体の出荷見込みである。

《３、４枚目》
・８月出荷予定のほ場。
・本ほ場ではMが多めの出荷見込みである。

・アザミウマの発生あり。

《５〜７枚目》

・９月出荷予定のほ場。

・肥大不足の傾向である。

・高温と渇水による葉枯れあり。

・アザミウマの発生は、8月出荷予定のほ場より多く、被害拡大に留

　意している。

・調査地域付近では、前回調査日から今回調査日までの降水量が、２倍

　以上と前年を大きく上回り、日照時間が前年比約75％に留まったもの

　の、品目の生育を助長した。

・また、この期間は25℃を超える夏日が約半数あったが、平均気温では

　約21℃と、生育に適した気候が続いた。

・充分な降水量があったため、順調な生育である。

・各調査ほ場での発生は見られず、産地としても報告されていない。

・６月下旬から高温が続く予報となっており、顕著な病害の発生が無け

　れば、順調な生育が見込まれている。

《１〜３枚目》
・収穫中のほ場

・病虫害の発生も見られず、順調に生育。（２L・L主体で出荷中）

《４〜６枚目》
・７月出荷予定のほ場。
・土寄せを施し、順調な生育である。

・病虫害の発生は見られない。

《７〜９枚目》

・８月出荷予定のほ場。

・６〜７月出荷分と同様、病虫害の被害もなく順調に生育中である。

・天候は、３〜５月の調査日まで、前年に比べ気温が高めで、降水量は前年並み

　日商は、前々年を２〜３℃上回る等、生育助長した。
・また、5月は夏日が多く、２５℃を超え、３０℃前後の日が調査日まで過半となった。

・伸び、肥大とも順調に生育している。

・やや生育は早めの傾向である。

・調査ほ場での発生はなし。

・産地としても報告されていない。

・梅雨期に入っての天候次第ではあるが、顕著な天候不順がなければこのまま

　順調な生育が見込まれている。

《１枚目、２枚目》
・６月中旬より出荷開始予定である。
・生育は早めで、太りも良好である。

・病害虫の発生も見られず、順調に生育している。

《３枚目、４枚目》
・７月出荷予定。
・順調に成育史、土寄せも開始している。

・病害虫の発生も見られない。

《５枚目、６枚目》

・８、９月に出荷予定である。

・順調に生育中である。