群馬県(ほうれんそう)
播種期 | 定植期 | 収穫期 | 出荷最盛期 |
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
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生育期
収穫期 |
太田市
(JA太田市管内) |
前年並み | やや不良 | 早い | 早い | ||
1 月 29 日 |
[天候]
・気温は1月になって低下傾向にあるが比較的暖冬である。
[生育状況]
・生育速度は平年並みになりつつあるが、まだ少し早い。
[病害虫発生状況]
・ケナガコナダニ被害株は廃棄して対応。
[出荷状況]
・3月になれば多発してくる。
・1月になって平年並みの出荷速度に近づきつつあるが、7日程度早い。
[規格・品質]
・暖冬によって細く育つため、平年と比較して重量換算で3〜5%減。
[今後の生育・出荷の見込み]
・1月9日播種を最後に今期は終了予定。
[写真の補足説明]
1.調査圃場
・JA太田市薮塚支店管内 ( ほうれんそう ハウス20棟:55a) 品種(トラッド種、クロノス種、ゴードン種) 上記写真は、20棟の内(11月24日〜1月9日播種)。 2. 病害虫の発生状況 ・ケナガコナダニ被害(ハウス両側部)が多少みられるが、防除と ともに被害部分は都度廃棄している。 ・その他の発生はない。 3.乾燥対策と生育調整 ・写真の不織布は、乾燥を防ぐとともに、遮光による生育制御 とのこと。 4.散水 ・1か月に3回程度行うが、多すぎると凍結してしまうので、天候 に注意しながらとのこと。 〈1、2枚目〉 ・11月24日播種 〈3、4枚目〉 ・11月29日播種 〈5枚目〉 ・12月23日播種 〈6枚目〉 ・1月9日播種 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
収穫期 |
太田市
(JA太田市管内) |
前年並み | やや不良 | 早い | 早い | ||
12 月 21 日 |
[天候]
・気温が高い日が続いている。
[生育状況]
・高気温による早い生育速度は収拾しつつある。
[病害虫発生状況]
・ケナガコナダニは最適な防除策がないため、被害株は廃棄して対応。
[出荷状況]
・12月上旬までの生育が早かったため、播種から出荷まで7〜10日
[規格・品質]
程度早い。
・細く育つため1袋当たりの株数が多くなり、全体の出荷量が少なく
[今後の生育・出荷の見込み]
なる。
・天候次第だが、平年並みになってほしい。
[写真の補足説明]
1.調査圃場
・JA太田市薮塚支店管内 ( ほうれんそう ハウス20棟:55a) 品種(トラッド種、クロノス種、ゴードン種) 写真は、20棟の内(10月30日〜11月23日播種)。 2. 病害虫の発生状況 ・ケナガコナダニ被害(ハウス両側部)が多少みられるが、防除と ともに被害部分は都度廃棄している。 ・その他の発生はない。 3.乾燥対策と生育調整 ・写真の不織布は、乾燥を防ぐとともに、遮光による生育制御 とのこと。 4.灌漑対策 ・当地区は古代の扇状地であり、地表は小石が混ざる砂地となって いる。 ・主要な河川も遠いため、地下に用水路(岡登用水:1664年〜 1672年)が敷説されており汲み上げて散水している。 ・写真は汲み上げポンプと各ほ場に埋設される導管。 〈1、2枚目〉 ・10月30日播種 〈3枚目〉 ・11月5日播種 〈4枚目〉 ・11月23日播種 〈5枚目〉 ・汲み上げポンプ。 〈6枚目〉 ・導管。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
収穫期 |
太田市 | 前年並み | 前年並み | 早い | 早い | ||
11 月 26 日 |
[天候]
・気温が高い日が続いている。
[生育状況]
・気温が高いことから生育速度が速い。
[病害虫発生状況]
・細長く育ってしまい1束あたりの量目が少ない。
・ケナガコナダニの発生が見られる。
[出荷状況]
・生育が早いため、播種から出荷まで7〜10日程度早い。
[規格・品質]
・細く育つため1袋当たりの株数が多くなり、全体の出荷量が少なく
[今後の生育・出荷の見込み]
なる。
・天候次第だが、平年並みに寒くなってほしい。
[写真の補足説明]
1.調査圃場
・JA太田市薮塚支店管内 ( ほうれんそう ハウス20棟:55a) 品種(トラッド種、クロノス種、ゴードン種) 写真は、20棟の内(10月20日〜11月5日播種)。 2. 病害虫の発生状況 ・ケナガコナダニ被害(6枚目写真)芯付近の幼葉を侵食する。 ・その葉が大きくなると写真のように葉に穴が開く。 ・完全な対策はできないため、防除とともに被害株は排除する。 〈1、2枚目〉 ・10月20日播種 〈3枚目〉 ・10月26日播種 〈4枚目〉 ・10月30日播種 〈5枚目〉 ・11月5日播種 〈6枚目〉 ・ケナガコナダニ被害。 | ||||||
調査日 | 調査時点の 生育ステージ |
調査産地 | 作付面積 [前年比] |
作況 [平年比] |
生育進度 [平年比] |
出荷進度 [平年比] |
圃場写真 (クリックで拡大) |
生育期
収穫期 |
太田市 | 前年並み | 前年並み | 前年並み | 前年並み | ||
10 月 24 日 |
[天候]
・水はけが良い地区だが、9月・10月は多雨のため多少水分過多で
[生育状況]
あった。
・土壌水分量が多いことから、生育は早いが細いものが多かった。
[病害虫発生状況]
・現在はなし。
[出荷状況]
・9月22日播種は10月末から順次出荷予定。
[規格・品質]
・問題ないが、土壌水分過多だと長身だが細いので、収穫量に影響
[今後の生育・出荷の見込み]
がでる。
・天候次第だが、平年並みの見込み。
[写真の補足説明]
1.調査圃場
JA太田市薮塚支店管内 ほうれんそう (トラッド種、クロノス種) (ハウス20棟:55a) 写真は、20棟の内 (9月22日〜10月15日播種)。 2. このハウスについて (1) 1棟約50mが19棟、45mが1棟、合計20棟が70aの農地に設置 されている。 (2) この地区は扇状地(渡良瀬川)なので、約30cmで小石となり、 小石を取り除くことで耕作地としている。 川が無いため、古い時代より渡良瀬川から用水路にて水利している。 (3) 20棟のハウスは給水を天井に配管したパイプよりシャワー形式で 行っている。 1枚目:9月22日播種 2枚目:9月22日播種 3枚目:10月6日播種 4枚目:10月6日播種 5枚目:10月15日播種 6枚目:配管シャワーによる散布風景 |