・前回調査期以降の調査地域近辺においては、1月上旬の平均気温が平年値を0.3℃
　下回った他は、1月中旬〜2月中旬まで+0.4℃〜+1.5℃と暖冬傾向が続き、日
　照時間もこの期間を通して平年を上回る好天の日が多かったが、12月半ば頃から
　1月下旬まで約40日程度は降雨がなく、干ばつ傾向となったが、2月には解消さ
　れた。
・また、1月と2月中旬には若干の降雪があったが、圃場への着雪等による作物への
　影響はみられなかった。

・暖冬傾向が続き、好天下で当初は順調に生育・肥大化した。
・1月の干ばつ傾向でやや生育が停止したが、現在は回復。

・顕著な発生はみられなかった。

・当初、生育が早めに進行したことから、平年より早期出荷で推移し、調査日
　現在、冬レタスとしてはほぼ終盤、春レタスへと移行している。

・規格はL・M半々程度で品質は良好。

《1、2枚目》
　　・調査日に収穫中。
　　・やや小ぶり。
　　・病害虫の発生はみられない。
　　・当地域では2月上旬より春レタスとして出荷。


《3、4枚目》
　　・3月より出荷予定。
　　・大玉と小玉半々程度の出荷。
　　・病害虫の発生はみられない。
　　・当地域では春レタスとして出荷予定。

・10月初旬の台風後は災害もなく良好。
・調査対象地域近辺の11月の平均気温は12.7℃(平年10.6℃)、12月上旬は
　9.5℃(平年7.0℃)と平年を2.1℃〜2.5℃上回り、調査日現在まで暖冬傾向と
　なっている。
・日照時間は平年並み、また、適度な降雨量も作物の順調な生育を進める要因と
　なった。

・10月の台風後は天候も落ち着き、調査日現在まで暖冬傾向のため、順調に生育。

・産地として顕著な発生はみられない。

・順調な生育により平年並〜早めに推移し、冬レタスとしての出荷はピークを過
　ぎた。

・M.L主体で平年並み。

・トンネル被膜栽培により順調に生育の見込み。

《1、2枚目》
　　・M〜Lで12月下旬〜1月出荷予定。
　　・病害虫の発生はみられない。
《3、4枚目》
　　・1月出荷予定。
　　・病害虫の発生なく、順調に生育。
《5、6枚目》
　　・2〜3月に出荷予定。
　　・トンネル被膜により順調に生育中。

・前回調査日 (9月21日) 以降の期間、降雨と曇天の日が多く、10月1日には台風
　24号の通過で強風による被害があった。

・夏季の高温で播種が遅れ気味だったことに加え、台風24号通過後については
　定植が遅れ気味だったため、生育もやや遅く、一部欠株が見られる。

・長雨が続いたことから、外葉のカビや軟腐病、緑芯症、生理障害の発生が一部
　見られるものの、平年の季節的な程度に留まっており、被害拡大には至ってい
　ない。

・生育進度に比例して遅れており、現時点では平年よりやや少ない。

・風害により外葉に傷みが生じたため、平年より下位等級、小玉での出荷が多い。
  ( 現在はL中心 )。

・11月以降は回復が見込まれており、台風後の定植分については順調に生育の
　見込み。

《1、2枚目》
　　・10月中旬から下旬収穫中。
　　・現在、病害虫の発生はみられないが、小玉傾向。
《3、4枚目》
　　・11月出荷予定。
　　・ 重大な病害虫の発生はみられず、現況では順調な生育。
《5、6枚目》
　　・12月以降出荷予定。
　　・台風24号通過後の定植で順調に生育中。

・播種開始の8月は高温・少雨で推移したが、9月は転じて多雨となり、加えて中旬
　以降、平年より低温の傾向が続いている。

・播種期〜定植期における天候不順の影響の有無が顕著でないため、現況では
   順調。

・現在は見られない。

・平年に比べ播種期は高温・低潅水傾向、定植期は多雨の影響により見通しが困難
　であるが、現段階では平年並みの見込み、。

《1、2枚目》
　　・10月出荷予定。
　　・現在、病害虫の発生はみられず順調に肥大化が進んでいる。
《3、4枚目》
　　・11月出荷予定。
　　・ 病害虫の発生は確認されず、現況は順調な生育。
《5、6枚目》
　　・12月出荷予定。
　　・定植後間もないため、順調に生育中。