鳥取県(冬キャベツ)
生産ステージ
播種期 7月下旬〜8月中旬
定植期 8月下旬〜9月中旬
収穫期 11月上旬〜翌3月下旬
出荷最盛期 11月中旬〜12月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:12月21日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
12月は、上旬は日照が多かったものの降雨の日も多く、中旬は寒波の影響を受けて15、16日にまとまった降雪があり、19日以降もみぞれや降雨が多くなっている。気温は、上旬が比較的温暖に推移し、最高気温が13℃前後、最低気温が4℃前後、中旬は寒波の影響を受けたことで、最高気温が5℃前後、最低気温が0℃台、下旬は寒波が抜けたことで、最高気温が10℃前後に上昇したものの、最低気温は0℃前後で推移している。
生育状況
11月末までの好天により順調な生育であったが、12月以降の気温低下で生育が緩慢になり、5日程度遅れている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在、前年並みの出荷数量となっている。
品質は平年並みに良好、規格は中心規格が多い。
今後の生育・出荷の見込み
12月中旬の降雪による作業性悪化のため、出荷作業が停滞している。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 8月22日定植の圃場(13a)
- 降雪により雪に埋まっているものの、品質には問題無し
《4~7枚目》
- 集荷所での出荷前のキャベツ
- 寒さにより糖度が増している
- 品質はすこぶる良好
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第3回目(調査日:11月25日)
調査時点の生育ステージ | 出荷開始期 | 調査産地 | 鳥取中央農協 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
10月下旬以降、11月中旬にかけて気温が高く、下旬も18、19日は最高気温が25℃台と夏日になった。
最低気温は、15日に3℃台まで低下したものの、それ以降も10℃前後で推移している。
降雨量は、特にまとまった降雨もなく、少ない状況が続いている。
生育状況
10月中旬以降、生育適温で好天が続いていたことから、遅れていた生育は順調に回復している。
病害虫発生状況
降雨等による過湿もなかったことに加え、防除暦に基づいた予防的防除により、現時点で目立った発生はない状況。
規格・品質
品質及び規格とも、平年並みに良好。
今後の生育・出荷の見込み
急激な冷え込み等無い限り、生育の遅れもなく、目立った病害虫も無く順調に進む見込み。
写真の補足説明
《1枚目》
- 8月22日定植の圃場(面積:13a、生産地域:JA鳥取中央 倉吉市)
- 生育適温下で天候に恵まれたことで、葉色良く、肥大も安定
- 病害虫の発生も無いため、食害や病害痕もない
《2枚目》
- 集荷場の荷受け状況
《3~5枚目》
- 3~4枚目:出荷規格3L
- 5枚目:出荷規格2L
《6~9枚目》
- 定植後95日目の結球状況
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第2回目(調査日:10月29日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
10月は、中旬まで最高気温が25℃前後で推移したものの、下旬からは20℃前後に低下してきた。15日以降、最低気温も15℃を下回るようになった。
天候に恵まれたことで日照時間は多かったが、22日に大雨となったことにより、降水量は平年をやや上回った。
生育状況
定植期及び初期生育期が高温干ばつで推移したために生育停滞がみられたが、気温が生育適温近辺まで低下してきたことにより、徐々に回復している。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
生育適温下での圃場生育のため、生育速度は回復し、今後は順調に生育が進む見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 8月22日定植の圃場(定植後68日、面積:13a)
- 遅れていた生育も気温の低下とともに回復し、本葉が充実し、結球も開始
- 病害や害虫による食害もなく、秀品出荷に期待
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第1回目(調査日:9月15日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
8月末から9月上旬までは高温乾燥傾向で推移したが、9月中旬以降は若干降雨があった。
生育状況
定植時に平年以上の高温乾燥で推移したことから、根の活着が遅れて初期生育が停滞したため、平年よりも生育はやや遅れ気味。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
今後は、秋の深まりとともに徐々に気温が低下して生育適温に近づくことで、生育が回復する見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 8月22日定植の圃場
- 調査圃場の面積は13a
- 定植後24日目で本葉展開数は5.5枚程度
- 株間35cm
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鳥取県(夏秋キャベツ)
生産ステージ
播種期 6月中旬〜8月上旬
定植期 7月上旬〜8月下旬
収穫期 9月下旬〜10月下旬
出荷最盛期 10月上旬〜10月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:10月14日)
調査時点の生育ステージ | 出荷最盛期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
9月上旬以降、曇雨天の日が多く、17日から18日と25日から26日は大雨となった。
残暑が続いたことで、気温は中旬まで高めに推移したが、下旬の25日以降は最高気温が25℃を下回るようになった。
10月に入ると、気温は生育適温に落ち着いてきた。
生育状況
定植期から初期生育期の高温乾燥、その後の大雨等により、平年に比べ生育が7日程度遅れている状況。
病害虫発生状況
目立った病害の発生は無い状況。害虫は、予察等による発生状況をもとに、農薬使用基準に則った防除により、初期の個体数抑制を図っていることで、徐々に落ち着いてきている。
規格・品質
品質は、目立った病害虫の発生も少なく概ね良好。
今後の生育・出荷の見込み
今後は、現状のL規格中心から2L規格の比率が高くなる見込み。
写真の補足説明
《1枚目》
- 品種は藍天(20aの圃場)
《2枚目》
- 出荷最盛期の集荷場の荷受け状況
《3枚目》
- 出荷規格3L
《4~5枚目》
- L規格の出荷品
《6~9枚目》
- 出荷最盛期の圃場
- 定植後89日目
- 株間、生育状況、結球状況、収穫作業状況
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第3回目(調査日:10月1日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月中旬までは残暑が厳しかったものの、中旬以降は気温が徐々に下がってきた。
生育状況
気温低下により生育適温となったことから、結球が進み、5~7日程度遅れていた生育は徐々に回復傾向となった。
病害虫発生状況
これまでの高温乾燥条件により、ヨトウ、コナガ等の鱗翅目害虫が散見されていることから、農薬防除基準に則った早期適正防除を行っていることで、害虫密度を抑制している。
病害の発生は無し。
規格・品質
これまでの高温乾燥条件で収穫を迎えたものは肥大が鈍かったため、L中心の玉流れとなっている。
今後の生育・出荷の見込み
生育適温となったことから、今後は2L比率が高まる見込み。
高品質で甘みがあり、様々なメニューで活用できる鳥取県産キャベツを、メニューや品揃えで是非とも御活用いただきたい。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 7月17日定植の圃場(20a)
- 品種は藍天
- これまでの高温乾燥から、適正気温に下がってきたことで結球が促進されている
- ヨトウによる食害痕があるものの、外葉より外側の調整対象の葉のために実害は無い
- 出荷予定は9月下旬の見込み
《6~8枚目》
- 集荷所の荷受け状況
- 現在出荷されているのは高温乾燥条件下で結球終盤となったもののため、規格はL中心
- 小玉ながら品質は良好
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第2回目(調査日:8月25日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | ー |
天候状況
8月上旬~8月末までまとまった降雨がなく、高温乾燥条件が続いた。
生育状況
8月以降の高温乾燥の中、苗の馴化を行ってきたとともに、気温の比較的低い時間の定植作業とその後のかん水による活着促進により,
活着は概ね良好であるが、初期生育が緩慢な状況。
病害虫発生状況
現時点では、目立った病害虫の発生は無い状況。
今後の生育・出荷の見込み
気温が低下すると生育が順調に進む見込み。9月下旬の出荷予定。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 7月17日定植の圃場(圃場面積は20a、36℃の気温下)
- 品種は藍天
- 品質良好
- 9月下旬出荷見込み
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第1回目(調査日:7月27日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | JA鳥取中央 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
7月末まで梅雨が長引いたため、曇雨天日が続いた。
生育状況
曇雨天日が続き、数日の周期で適度な降雨があったことから、定植後の活着は良好であった。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
当地を含む中国地方は、7月30日に梅雨明けしており、梅雨明け後は晴天により高温乾燥が続いているため、害虫の発生を抑えるべく、早期防除の徹底を図っているところである。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 7月17日定植の圃場(圃場面積は20a)
- 品種は藍天
- 出荷は9月下旬を見込む(定植後60日程度)
- 株間は30cm
- 定植9日目で本葉4.5~5.5枚展開
- 活着が順調であったことから、初期生育は現在のところ良好
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