天候状況

１２月は、上旬が短い周期で曇雨天となったため、日照時間は平年を下回ったものの、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、上旬は温暖で最高気温が１３℃前後、最低気温が４℃前後で推移し、中旬以降は寒波等の影響で最高気温は１２℃前後、最低気温は０℃前後で推移した。

１月は、南岸低気圧等の影響でまとまった降雨があったものの、上中旬と乾燥傾向が続いている。気温は、最高気温が１０℃前後、最低気温が０℃前後で推移し、氷点下になる日も多く、－６℃台に低下する日もあった。

生育状況

１２月の冷え込みにより、生育が３日程度停滞気味。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

品質は良好。

冷え込みにより、やや細めになっている。

今後の生育・出荷の見込み

気温の大幅な上昇が期待できないため、生育はやや停滞気味で進む見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• １２月の低温等により、生育は３日程度遅れ気味
• 細めだが、品質は良好

天候状況

１０月は、上旬の８~１０日に台風１４号からの湿った空気の影響により、まとまった降雨となり、中旬は、低気圧と前線の影響により雨天日が多ったことにより、降水量は平年をやや上回った。下旬に入ると天候に恵まれたものの、日照時間は平年を下回った。気温は平年並みで、上旬に２５℃前後で推移した最高気温は、中旬以降２０℃前後に落ち着いた中、１５℃前後で推移していた最低気温は、１０℃前後に低下した。

１１月は、天候に恵まれたことで日照時間は多いことから、最高気温は２０℃前後で推移しており、降水量は少なく推移している。

生育状況

年内出荷分は、中期生育が７月の日照不足、８月の高温乾燥の影響を受けたことにより、生育は３日程度遅れている。

年明け出荷分については、中期生育が高温乾燥の時期からずれたことにより、順調に生育している。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

品質は良好で、規格等も特に問題無し。

今後の生育・出荷の見込み

現在の出荷については３日程度遅れているものの、年明けの出荷は、高温乾燥条件が解消されてからの在圃であるため、生育は遅れ等無く順調。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 現在は乾燥傾向だが、これまでの降雨により土壌水分は適度にある状態
• 生育適温条件下になったことで順調に生育中
• 年内出荷分は３日程度遅れているものの、年明け出荷分は遅れなく順調

天候状況

７月の天候は、梅雨前線が停滞して曇雨天日が多くなったことから、日照時間は平年の４割と寡日照で、降水量はかなり多くなった。

梅雨明け後の８月は、太平洋高気圧に覆われて高温乾燥傾向となった。

９月は、中旬まで残暑が続いたが、彼岸を境に気温が下がってきた。

生育状況

７月の寡日照、８月の高温乾燥の影響で、生育は３日程度遅れているものの、台風等の接近がなければ、出荷に大きな影響はない見込み。

病害虫発生状況

これまでの寡日照、高温等の影響により、白絹病、軟腐病がやや多いものの、農薬使用基準に基づいた早期の予防治療剤散布により、病害密度を抑制してこれからの出荷に影響のない程度にしている。

今後の生育・出荷の見込み

３日程度の遅れとなっているが、順調に生育していることから、計画どおり１１月からの出荷となる見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 本圃場は順調に生育しているが、産地全体では７月の寡日照、８月の高温乾燥により３日程度の生育遅れとなっているが、品質、収量等への影響はない見込み

天候状況

５月の天候は、前半は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、後半は前線や湿った空気の影響で曇雨天日が多くなった。

平均気温は平年よりかなり高く、日照時間は平年並み、降水量は平年より多くなった。

生育状況

平年並みに順調な生育。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

ＪＡちばみどり営農センターそうさでは、管内生産者に対して種苗の生産及び配布を行っており、現在の生育等は順調。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 育苗センター内の様子
• 播種日は５月２５日（チェーンポット育苗）
• ６月末～７月上旬に生産者に配布予定
• 生育は順調
• 管内の育苗センター利用率は、面積換算で１５％