宮城県(ほうれんそう)
生産ステージ
播種期 1月上旬〜12月下旬
収穫期 1月上旬〜12月下旬
出荷最盛期 11月中旬〜翌2月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:1月20日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 大崎(涌谷町) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
1月は、日照が弱めながら比較的天候に恵まれた日が多い中、中旬を中心に降雪やまとまった降雨の日があった。気温は、最高気温が4℃前後で0℃を下回る日もあり、最低気温が-5℃前後で-10℃まで低下する日もある。
生育状況
積雪の影響で日照時間が短かったため、ハウス内温度が上がらずに生育進度が平年よりも遅くなった。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
日中温度が1~3℃と低温で推移したことから、出荷量は前年よりも減少。
低温で生育が緩やかなため、株張りが充実していることで歩留まり及び品質は良好で、規格はAM中心。
今後の生育・出荷の見込み
今後は日照時間が徐々に長くなることで、生育進度が徐々に回復し、11、12月播種のものが出荷となる見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 11月8日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 寒波による急激な低温下でも保温を確保するため、不織布のべた掛けを行っている
- 株張り良く、生育揃い、在圃品質ともに良好
《3、4枚目》
- 11月15日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 葉肉厚く、在圃品質は良好
《5~7枚目》
- 11月24日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- こちらも生育揃い良く、在圃品質は良好
- 晴天日でも積雪が溶けないくらい気温が低いため、ハウス内温度が上がらずに株の生育はゆっくりとなっている
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:12月24日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 大崎(涌谷町) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
12月は、比較的天候に恵まれた日が続いた中、周期的に中旬までは降雨、下旬は降雪の日があり、特に1日は大雨となったことから降水量は平年を大幅に上回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が上旬は10℃前後、中旬は8℃前後、下旬は3℃前後と年末に向けて低下し、最低気温が17日までは0℃前後、18日以降は寒波の影響でー6℃前後と厳しい冷え込みとなった。
生育状況
11月まで温暖に推移したことから、10月播種分が12月上旬には収穫となる等、生育が前進傾向となったが、中旬以降は寒波の影響でハウス内温度が低下してきたため、不織布のべた掛け等の保温対策を講じてきたものの、生育進度は落ち着いてきた。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
生育が前進していたことから、上旬までは出荷も前進傾向も、中旬以降は寒波の影響で生育進度が落ち着いたため、出荷量も落ち着いてきた。
品質、歩留まりともに良く、規格はAM中心。
今後の生育・出荷の見込み
下旬に入り、寒波の影響で降雪日があるなど冷え込みがきつくなってきたことから、生育進度が一転して鈍くなるため、出荷量は減少する見込み。
写真の補足説明
《1~6枚目》
- 10月下旬播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 11月まで温暖に推移したことから生育進度が加速し、12月中旬から収穫開始
- 下旬に入り、寒波の影響で気温低下が著しくなってきたため、不織布(パオパオ)をべた掛けして保温を励行している
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:12月6日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 大崎(涌谷町) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨や降雨の日があったことから降水量は平年を上回ったが、天候に恵まれた日も多かったことから日照時間も平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が中旬までは18℃前後、下旬は12℃前後で推移し、最低気温が上旬は5℃前後、中下旬は2℃前後で0℃を下回る日も多かった。
12月は、上旬にまとまった降雨の日があったものの、晴れの日や曇天日が続いている。気温は、最高気温が10℃前後、最低気温が-1℃前後で-4℃台まで低下する日もある。
生育状況
夜温は低下してきたものの、日照に恵まれて日中の気温が高く推移していることから、生育は順調で前進気味になっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
出荷は前進傾向で、日量30~40c/s程度。
品質、歩留まり良く、規格はAM中心。
今後の生育・出荷の見込み
年末の日量は50~70c/s程度と増量見込み。
写真の補足説明
《1~7枚目》
- 10月下旬播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 生育揃い良く、出荷は12月下旬予定
《8枚目》
- 11月8日播種のハウス内の様子
- 生育揃い及び生育は順調
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:11月12日)
調査時点の生育ステージ |
播種期 生育期 収穫期 |
調査産地 | 大崎(涌谷町) |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
10月は、上中下旬で周期的にまとまった降雨の日があったものの、曇天や晴れの日が多かったことから降水量は平年を下回り、日照時間も平年を下回った。気温は、最高気温が15日までは23℃前後で29℃まで上がる日があり、16日以降は16℃前後で推移した。最低気温は、16日までは12℃前後で推移し、17日以降は4℃前後で推移し、1℃まで低下する日もあった。
11月は、まとまった降雨の日があるものの、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が19日までは15℃前後、20日以降は10℃前後で推移し、最低気温が3℃前後で推移し、17日以降は0℃を下回る日も多くなってきた。
生育状況
生育温度条件下の中でも比較的温暖に推移したことから、生育は概ね順調。
病害虫発生状況
適期防除を励行したことで、病害虫密度は抑制されている。
規格・品質
品質、歩留まりともに良く、規格はAM中心。
今後の生育・出荷の見込み
天候に恵まれていることで、10月下旬から11月上旬播種分の収穫までの生育期間は約45~50日程度、株張り良好で歩留まりも良いことから、順調な出荷を見込む。
写真の補足説明
《1~6枚目》
- 10月下旬播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 発芽揃い、生育揃いともに良好
- 日照に恵まれて、ハウス内温度も確保されていることから、生育は順調
《7枚目》
- 11月8日播種のハウス内の様子
- 発芽揃いは良好
[画像をクリックで拡大]