佐賀県(抑制きゅうり)
生産ステージ
播種期 6月上旬〜6月下旬
定植期 7月上旬〜9月下旬
収穫期 7月下旬〜12月下旬
出荷最盛期 9月上旬〜11月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:3月17日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
2月は、曇天日や晴れの日がおおかったことから日照時間は平年を上回り、降水量は平年の2割と大幅に下回った。気温は、最高気温が10℃前後で15℃台まで上がる日もあり、最低気温が2℃前後で-2℃台まで低下する日もあった。
3月は、上旬に天候に恵まれた日が多かったが、中下旬にかけて降雨日が続き、26日は56mmの豪雨となったことから、降水量は既に平年を上回っている。気温は、最高気温が上旬は15℃前後、中旬以降は20℃前後で23℃台の日もあり、最低気温が上旬は3℃前後で8℃台までしか下がらない日もあり、中旬以降は10℃前後で14℃台までしか下がらない日もある。
生育状況
暖候期に入り日照時間が増加したことで、生育、樹勢ともに良く、枝の動きも良好で、着花、着果も充分確保されている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
出荷量は平年並みで推移。
品質良く、規格はワンタッチ平箱中心。
今後の生育・出荷の見込み
日照時間がさらに伸びていくことから、間もなく出荷最盛期を迎える見込み。
しかし、夜温がまだ低いことに加え、急な寒の戻りもあるため、燃油コストが経営費を押し上げている。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 生育、樹勢ともに良好
- 収穫は1日当たり1回、曲がりのないA品率高く、M、L級中心。
- 今後、収穫最盛期を迎える
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第3回目(調査日:1月28日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に降雨やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が24日までは12℃前後で18℃台まで上がる日もあり、最低気温が上旬は5℃前後、中旬以降は3℃前後で推移した。
1月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、下旬に大雨の日があったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が11℃前後、最低気温が2℃前後で6℃近くまでしか下がらない日もあった。
生育状況
日照に恵まれたことから日中のハウス内温度が十分確保されたことで、生育、樹勢、着果ともに順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
半促成作型の出荷初期のため、出荷量は少ないものの、日々増加してきている。
品質良く、規格はA品率高くワンタッチ平箱中心。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるものの、2月中旬以降、本格的な出荷となる見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 節間は良好な間隔を保っており、生育は順調
- 樹勢良く、着花、着果、肥大ともに順調
- 着花、着果量ともに充分
- 現在の収穫は1日1回、規格はM、L中心
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第2回目(調査日:10月20日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月は、秋雨前線や台風等の影響で周期的にまとまった降雨や大雨の日があったものの、比較的天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年を下回り、日照時間はほぼ平年並となった。気温は、最高気温が31℃前後で33℃を上回る日があり、最低気温が22℃前後で推移した。
10月は、天候に恵まれた日が続いており、気温は、最高気温が16日までは30℃前後と高かったが、17日以降は20℃前後に落ち着いている。最低気温は、16日までは18℃前後、17日以降は12℃前後で推移している。
生育状況
10月中旬まで日照に恵まれたことで、生育は良好。
しかし、芽数が多く、樹に負担がかかっているものもみられる。
病害虫発生状況
10月中旬まで気温が高く推移したことから、コナジラミ、アザミウマの発生が増加しているため、異なる薬剤系統のローテーション散布により害虫密度を抑制している。
病害は、害虫により媒介されるウイルス病が散見されるため、害虫密度を抑制させることで病害蔓延を防止している。
規格・品質
日照に恵まれて出荷量は潤沢。
品質は良好だが、樹への着果負担が高くなっていることから、曲がり果が発生している。
今後の生育・出荷の見込み
気温が低下に転じたことから、今後は徐々に出荷量が減少する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 着果負担による樹勢低下で、曲がり果が発生
- 樹勢低下により、病害が散見され始めた
- 本年産も折り返し地点を過ぎており、気温の低下とともに出荷量も減少する見込み
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第1回目(調査日:8月26日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
8月は、上中旬を中心に大雨となり、特に7~9日は台風9号、11~18日は秋雨前線による線状降水帯の影響で激しい降雨となったことから、降水量は年間降水量を上回る程となり、日照時間は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が33℃前後で上旬は36℃を上回る酷暑日があり、最低気温は25℃前後で中旬は秋雨前線の影響で21℃まで低下した。
生育状況
日射量が少なく、土壌水分が多いことから徒長傾向になっている。
また、一部で花が流れている節がある。
病害虫発生状況
日中の室温高により、コナジラミやアザミウマの発生が散見されていることから、早期防除を徹底して害虫密度を抑制している。
規格・品質
定植作業は前進傾向となったものの、曇雨天の影響で出荷進度は平年並みに落ち着いている。
品質良く、規格はLM中心。
今後の生育・出荷の見込み
曇雨天の影響で生育が鈍化しているため、今後は出荷量が伸び悩むことが危惧される。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 節間も適正で、生育は順調
- 大雨による土壌水分の飽和等もなく、寡日照の影響も無い
- 在圃品質は良好
- 現在の収穫は、朝夕の2回
- 規格はMの発生が多い
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