茨城県(夏ねぎ)
生産ステージ
播種期 11月上旬〜12月下旬
定植期 1月上旬〜2月下旬
収穫期 6月上旬〜9月下旬
出荷最盛期 6月中旬〜8月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:1月18日) New
調査時点の生育ステージ | 播種、定植期 | 調査産地 | 坂東市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
12月は、上下旬に降雨日があったことから降水量は平年を上回り、日照時間は平年並となった。気温は、最高気温が11℃前後で6℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が14日までは3℃前後、15日以降は-1℃前後で推移した。
1月は、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が9℃前後、最低気温が-1℃前後で6℃台までしか下がらない日もある。
生育状況
天候に恵まれて、日中は比較的温暖に推移したことから、健苗に仕上がった。
定植後の活着及び初期生育も順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
健苗を定植できていることから、急激な気温低下や降雪がなければ、順調に生育する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月中旬播種の苗の様子
- 品種は白翠
- 天候に恵まれ、健苗に仕上がった
《3、4枚目》
- トンネルマルチ作型圃場の様子
- 5月下旬から出荷予定
- 厳寒期のために無換気となっている
- 順調に生育中
《5~8枚目》
- 定植の様子
- 天候に恵まれたことから、定植作業は順調
- 定植後の活着及び初期生育も順調
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第3回目(調査日:7月11日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 坂東市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや豊作~平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月は、上旬に大雨や降雨日があり、6日に入梅したものの、中旬以降は天候に恵まれた日が続き、27日には平年より2日早く梅雨明けしたことから、日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が18日までは24℃前後で19℃台までしか上がらない日もあり、19日以降は35℃前後の猛暑日が続いて39℃近くまで上がる日もあり、最低気温が17日までは16℃前後、18日以降は22℃前後で26℃台までしか下がらない日もあった。
7月は、曇雨天日が多く、中旬は大雨の日もある。気温は、最高気温が32℃前後で36℃台の猛暑日もあり、最低気温が23℃前後で推移している。
生育状況
気温が高いことから、伸び、太りともに順調。
乾燥傾向になってきていることから、一部圃場で土上げ不足による白身不足がみられる。
病害虫発生状況
気温高によりシロイチモンジヨトウ、アザミウマ等が散見されたものの、発生初期防除を徹底したことで、害虫密度は抑制されている。
規格・品質
現在、出荷最盛期。
品質良く、規格はAL、A2L中心。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、順調に生育、出荷が進む見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 収穫中の圃場の様子
- 品種は関羽一本太
- 当該圃場は7月末まで収穫予定
- 太り、伸びともに順調
- 在圃品質は良好
《5~8枚目》
- 収穫後の調製、出荷の様子
- 品種は春扇
- 品質良く、規格はAL、A2L中心
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第2回目(調査日:6月16日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 茨城県西 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み~やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月は、6日に入梅したことで上旬は降雨日が続き、梅雨前線の影響で80mmを超える大雨があったものの、中旬以降は降雨日がほとんど無く、下旬の27日に平年より22日早く梅雨明けした。気温は、最高気温が16日までは23℃前後、17日以降は35℃前後で38℃を超える猛暑日が続いており、最低気温が上旬は15℃前後、中旬は17℃前後、下旬は24℃前後で推移している。
生育状況
生育中後期が天候に恵まれたことで、太り、伸びともに良好で、順調な収穫、出荷となっている。
病害虫発生状況
湿度が高い状況となっているためにさび病、べと病が散見されているとともに、気温も上昇してきたことから軟腐病も散見されたが、発生初期防除を徹底したことで、病害密度は抑制されている。
規格・品質
一部圃場からの出荷が始まった。
品質良く、規格はL、2L中心。
今後の生育・出荷の見込み
天候次第ではあるが、順調な生育、出荷を見込む。
しかし、梅雨明け以降の急激な高温が心配である。
写真の補足説明
《1~8枚目》
- 現在収穫中の圃場の様子
- 品種は春扇
- 生育は良好で、伸び、太りともに良好
- L、2L中心で、白肌美しく、品質は良好
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第1回目(調査日:5月24日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 茨城県西 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 前年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み~やや遅い | 出荷進度[平年比] | 平年並み~やや遅い |
天候状況
5月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬は降雨日が多く、まとまった降雨の日もあったことから降水量も平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が23℃前後、34℃を超える真夏日もあり、最低気温が13℃前後で18℃台までしか下がらない日もあった。
6月は、天候に恵まれた日が多かったが、下旬に入り、曇雨天日が増えて6日に入梅した。気温は、最高気温が26℃前後と高めで、最低気温が15℃前後で推移している。
生育状況
温暖で天候に恵まれたことで、太り及び伸びとも良好。
病害虫発生状況
耕種的防除及び予防的防除により、病害虫密度は抑制されている。
出荷状況及び見通し
一部圃場では収穫が始まっている。
品質良く、規格はL、2L中心。
今後の天候次第ではあるが、順調な生育及び出荷となる見込み。
写真の補足説明
《1~8枚目》
- 圃場及び調整作業の様子
- 1~4枚目:圃場の様子
- 気温が温暖に推移した中、これまでの降雨で土壌水分量が充実していたことで、生育及び在圃品質は順調
- 6月中旬から収穫を予定
- 5~8枚目:調整作業の様子
- 出荷品質は良好で、白肌も美しい
- 規格は、L、2L中心
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