愛媛県(たまねぎ)
生産ステージ
定植期 11月中旬〜12月上旬
収穫期 5月上旬〜6月中旬
出荷最盛期 7月上旬〜8月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:12月8日) New
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 西条市(JA周桑) |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並みの見込み |
生育進度[平年比] | 平年並みの見込み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
11月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、下旬にまとまった降雨や大雨の日があったものの降水量は平年並であった。気温は、最高気温が16日までは20℃前後、17日以降は18℃前後で推移し、最低気温が10℃前後で7℃台まで低下する日もあった。
12月は、比較的曇天日が多い。気温は、最高気温が12℃前後、最低気温が4℃前後で2℃台まで低下する日もある。
生育状況
天候に恵まれたことで、圃場準備及び定植作業は順調。
11月下旬から早生種、中生種、晩生種の順で定植作業を進めている。
定植開始期の11月下旬にまとまった降雨があったことに加え、定植後のかん水等を徹底したことから、活着及び初期生育は順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、順調な生育を見込む。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 12月7日定植の圃場の様子
- 品種は中生種のターザン
- 定植前にまとまった降雨があったものの、水引きが早く、その後は干ばつ傾向で推移していたものの、定植後のかん水等を徹底したことで活着は良好
- 初期生育揃いも順調
- 今後も順調な生育を見込む
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第3回目(調査日:7月15日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 西条市(JA周桑) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月は、上下旬を中心に天候に恵まれた日が多く、日照が弱まった中旬の13日には平年より8日遅く入梅し、下旬に大雨の日があったものの、28日には平年より19日早く梅雨明けしたため、日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年の約4割と大幅に下回った。気温は、最高気温が21日までは28℃前後で21℃台までしか上がらない日もあり、22日以降は32℃前後で35℃を超える猛暑日もあり、最低気温が17日までは18℃前後、18日以降は22℃前後で推移した。
7月は、台風4号や上空の暖かく湿った空気の影響で曇雨天日が多く、大雨の日もある。気温は、最高気温が31℃前後で33℃台の日もあり、最低気温が24℃前後で推移している。
生育状況
6月までの少雨傾向から、生育は平年より3日程度遅れているものの、生育自体は順調で玉肥大も問題無い。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
貯蔵性が高い晩生種のもみじ3号の出荷を開始。
品質良く、規格はL、M中心。
今後の生育・出荷の見込み
8月中旬まで計画的な出荷を予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 選果場の様子
- 現在の選果品種は晩生種のもみじ3号
- 飴色の肌が美しく、締まり良く、規格はL、M中心
- 当地ではコンテナ出荷される
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第2回目(調査日:6月10日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 西条市(JA周桑) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
5月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬にまとまった降雨日があったものの、降水量は平年の約4割と大幅に下回った。気温は、最高気温が23℃前後で30℃を超える真夏日もあり、最低気温が14℃前後で20℃までしか下がらない日があるなど、気温の高い日が多かった。
6月は、天候に恵まれた日が多い中、5日にまとまった降雨があった。気温は、最高気温が25℃前後で30℃台の真夏日もあり、最低気温が18℃前後で推移している。
生育状況
気温の上昇とともに生育は回復傾向となってきたが、生育進度は3日程度遅れており、干ばつ傾向が解消され切っていないことから、やや小玉傾向。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
中生のターザンが出荷開始。
干ばつ傾向のため、乾燥が充分できたことで品質良く、規格は小玉傾向のためにL、M中心、2Lは少なめ。
今後の生育・出荷の見込み
今後、8月中旬まで計画的な出荷を見込む。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 集出荷の様子
- 集荷品種は、中生のターザン
- 品質良く、規格はL、M中心
- 鉄コンテナ集荷、選別後はコンテナで出荷
《4枚目》
- 収穫後の圃場の様子
- 湛水、代掻き後に田植え(6月下旬予定)
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第1回目(調査日:4月26日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 西条市(JA周桑) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
3月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬にまとまった降雨があったことから降水量は平年並みとなった。気温は、最高気温が15℃前後で中旬には25℃台まで上がる日もあり、最低気温が6℃前後で上旬は0℃台まで低下する日もあった。
4月は、上旬までは天候に恵まれて降雨日がなかったものの、中旬以降は周期的にまとまった降雨や大雨の日があった。気温は、最高気温が21℃前後で24℃を上回る日もあり、最低気温が上旬は7℃前後で2℃台まで低下する日もあり、中旬以降は13℃前後で6℃台まで低下する日もあれば、17℃台までしか低下しない日もあった。
生育状況
これまでの低温干ばつ傾向で生育が停滞していたが、気温の上昇と適度な降雨で、現在は平年より3日程度の遅れにまで回復している。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、5月から収穫が始まり、8月中旬まで計画的な出荷を行う見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 圃場の様子
- 品種は中生種のターザン
- 低温干ばつで生育が停滞していたものの、暖候期に入り、気温が上昇して適度な降雨があったことから、生育は平年より3日程度の遅れにまで回復
- 地下部の鱗茎の肥大も始まっており、生育は順調
- 5月中旬以降収穫を予定
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