天候状況

６月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回ったが、周期的にまとまった降雨や大雨の日があったことから、降水量は平年の約１．６倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２８℃前後で３１℃台の真夏日もあり、最低気温が１９℃前後で９℃台まで低下する日もあった。

なお、平年より１日早い１１日頃に入梅した。

７月は、周期的に曇雨天日があり、８日は７５ｍｍの豪雨となった。気温は、最高気温が３１℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２１℃前後で推移している。

生育状況

曇雨天日が多くなっているが高温傾向のため、樹の様子を見ながら２、３日に一度かん水を行っている。

強風により一部圃場ではスレ果が発生した。

病害虫発生状況

多湿傾向となったことから、黒星病、炭疽病が散見されたことから、発生初期の予防治療剤散布により、病害密度を抑制している。

規格・品質

品質良く、規格はワンタッチ平箱中心。

今後の生育・出荷の見込み

定点圃場では出荷最盛期に入っており、大きな天候の崩れがなければ、８月上旬まで出荷が続く見込み。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• 圃場の様子
• 生育、樹勢とも良好
• 着果、肥大も順調で、果形も良好
• 出荷最盛期に入っているが、成り疲れ等もみられない
• 多湿傾向で黒星病、炭疽病も散見されたが、病害抑制済
• 京浜方面が主要分荷先となっており、出荷も順調

天候状況

６月は、前線等の影響で周期的にまとまった降雨や大雨の日がある。気温は、最高気温が２７℃前後で３１℃台の真夏日もあり、最低気温が１７℃前後で推移している。

生育状況

比較的日照が確保され、気温も温暖に推移していることから、生育は平年並みで、樹勢良く、つるの伸びも良い。

着果、肥大は良好だが、強風により一部でスレ果が散見される。

病害虫発生状況

気温高でアザミウマが散見されたが、早期防除により害虫密度は抑制されている。

規格・品質

品質良く、規格はワンタッチ平箱中心。

今後の生育・出荷の見込み

出荷最盛期は７月上旬からを見込む。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• 圃場の様子
• 品種はなつめく
• 生育、樹勢は良好で、節間も適正
• 着花、着果、肥大も順調
• かん水は２日に１回程度
• 強風により一部でスレ果もみられるが、全体的には多くない
• また、気温高でアザミウマの吸汁害も散見されたが、害虫密度は抑制されている

天候状況

６月は、周期的に降雨日があり、平年より１日早い１１日頃に入梅した。気温は、最高気温が２５℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が１８℃前後で推移している。

生育状況

温暖に推移していることから、生育、樹勢ともに良好で、着果、肥大も順調。

強風によりスレ果が散見されている。

病害虫発生状況

気温高により、一部圃場ではアブラムシ、ウリノメイガが散見されることから、発生初期防除を徹底し、害虫密度の抑制を図っている。

今後の生育・出荷の見込み

平年並みの天候で推移すれば、平年並みの生育及び収量となる見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• 圃場の様子
• ５月２５～２７日につる上げ、３１日に敷きわら
• 樹勢及び生育とも良好で、着花、着果及び肥大も順調
• 果形良く、葉の展開も良好
• 防風ネットで風よけをしてきたものの、一部強風によるスレ果が散見される

天候状況

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬を中心に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の約１．８倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２１℃前後で３４℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは７℃前後、１４日以降は１４℃前後で推移した。

生育状況

定植作業は、４月末から５月初めと平年並み、日照及び適度な降雨に恵まれたことから、定植後は活着及び初期生育とも良好。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

つる上げまは５月下旬、収穫開始は６月上旬を見込む。

５月の連休後半以降、気温の高い日が続いているものの、かん水管理を徹底していることから生育は順調で、今後、大きな気象変動もなく推移すれば、平年並みの生育、出荷を期待できる。

写真の補足説明

《1～5枚目》

• ５月２日定植の圃場
• 品種はなつめく
• 初期生育温度確保のため、トンネルをかけている
• 葉色良く、活着は良好
• 風害防止のため、圃場額縁に防風ネットを設置