天候状況

１０月に入り平均気温は昨年より０．５℃、平年より３．９℃高く、降水量は昨年より２９．５ｍｍ少なく、日照時間は２６．６時間短くなっている。

生育状況

生育日数は４８～５２日。昼夜の気温差が大きくなってきたが、日中の気温は高いので例年よりも生育日数が短い。干ばつ解消に伴い昨年よりも玉太りは良い。

病害虫発生状況

黒斑細菌病は、昨年よりも発生は少ないが、炭疽病が一部発生している。

規格・品質

規格は２Ｌ：１％（前年２％）、Ｌ：９０％（８５％）、М：５％（９％）となっている。

今後の生育・出荷の見込み

９月下旬までの出荷量は前年比９１．４％の５７８万ケース。小玉傾向のため昨年よりも切り上りは早まる見込み。出荷は、１０月２１日の週から徐々に減少していく見込み。

写真の補足説明

《１～６枚目》

• 品種は信州大福
• 生育は概ね順調
• １～３枚目：野辺山地区の圃場
• ４～６枚目：板橋地区の圃場

天候状況

８月の気温は高く、降水量は集中的な降雨により平年より６５ｍｍ多く、日照時間は平年より３０時間短く、やや干ばつ気味に推移している。

生育状況

生育日数は４８～５２日。全体的にやや干ばつ傾向で大玉率が低く、２Ｌ：１％（前年１１％）となっている。

病害虫発生状況

軟腐病、黒斑細菌病が一部発生している。

今後の生育・出荷の見込み

８月下旬までの出荷量は、前年比９５％で３９２万c/sとなっており、９月下旬から出荷軒数が増加するため、出荷数量はペースアップし安定出荷となる見込み。１０月上旬から出荷のピークとなる見込み。

写真の補足説明

《１～２枚目》

• 川上村の圃場
• 品種は黄念
• 黒斑病、軟腐病、黄変が一部発生

《３～４枚目》

• 南牧村の圃場
• 品種は黄信
• 圃場はやや干ばつ傾向

天候状況

６月２１日に梅雨入り以降は、適度な降雨があるが若干干ばつ傾向。

６月の降水量は昨年より３１ｍｍ少なく、日照量は２８時間多かった。

生育状況

現在は、５月中旬定植分の出荷となっており、生育期間は５０～５５日程度で生育は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

６月下旬までの出荷量は１１５万c/s（前年比９４％）、７月中旬から増加する見込み。

写真の補足説明

《１枚目》

• 南牧村（板橋）の圃場
• 品種は黄信
• 病害中の被害もなく、生育は順調

《２～３枚目》

• 川上村（大深山）の圃場
• 品種は信州大福
• 部分的に不揃いも散見されるが順調

天候状況

４月以降は、気温の上昇と定期的な降雨があり、５月の降水量は平年並みで日照時間は平年をやや下回って推移した。

本年は、梅雨入りが遅いため降水量は平年よりやや少ない。

生育状況

現在は、４月上旬に定植した分を出荷しており、生育日数は５５～６０日、やや前進気味で大玉傾向。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

５月下旬までの出荷量は２．６万c/s（前年比９１％）、６月中旬より徐々に増加する見込み。

写真の補足説明

《１枚目》

• 南牧村（板橋）の圃場
• 品種は信州大福
• 病害虫の被害もなく、生育は順調

《２、３枚目》

• 南牧村（野辺山）の圃場
• 品種は黄楽
• 部分的には不ぞろいも散見されるが生育は順調