栃木県(冬春トマト)
生産ステージ
定植期 8月中旬〜9月下旬
収穫期 10月上旬〜翌7月上旬
出荷最盛期 5月上旬〜6月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:2月27日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 栃木市 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
2月は、日照時間が過去10年平均より長く、陽気が続いている。
生育状況
現在は、8段目を収穫中で着果、果形は良好、草勢は並み。
病害虫発生状況
黄化葉巻病、灰カビかせ散見されるか、出荷物に影響はない。
規格・品質
着果、果形は良好で規格はМ中心。
今後の生育・出荷の見込み
1月の出荷量は、1793t(前年比100%)、1月末時点での県下出荷数量は、3423t(前年比87%)となっている。
草勢は維持されており、着果、肥大とも良好であるため、引き続き増減はなく安定出荷が見込まれる。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- ハウス内の様子
- 16段目開花
- 8段目着果・収穫中
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第3回目(調査日:1月21日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 栃木市 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月~1月は、雨がほとんど降らなかったが、調査時は久しぶりの降雨となった。1月は晴れて暖かい日が多かったが、気温は昨年より1℃程度低く推移している。
生育状況
草勢は並み~やや弱いが、着果、肥大、果形は良く安定している。
病害虫発生状況
一部灰カビ病が散見されたが、出荷物に影響はない。
規格・品質
現在は6段目を収穫中で規格はМ~L中心。
今後の生育・出荷の見込み
12月末時点での県全体の出荷量は1624t(前年比85%)。
草勢はやや弱いが、着果数は確保されており、肥大も良好。大きな増加はないが、引き続き安定した出荷が見込まれる。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- ハウス内の様子
- 13段目開花
- 6段目が着果・収穫中
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第2回目(調査日:11月29日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 栃木市 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、平均気温が12℃で平年よりやや高い。降水量も少なく陽気が続いた。
生育状況
現在は、2~3段目収穫、8~9段目開花、着果、肥大、果形良好。一時的に草勢が強まったことにより空洞化が散見される。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
今後、収穫期予定の3~4段目はМ~L中心。
今後の生育・出荷の見込み
現在の県全体の出荷量は日量8500C/S(前年比83%)程度。着果も連続し、年末年始に向けて出荷者も増えるため、出荷数量は増加する見込み。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- ハウス内の様子
- 2~3段目を収穫、8~9段目開花
- 着果、肥大、果形良好
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第1回目(調査日:10月29日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 栃木市 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | やや早い |
天候状況
9月の気温は、最高が30℃を超える日が中旬まで続き、下旬からは少しずつ下がってきたものの、平年をかなり上回った。降水量は、まとまった雨があったが、平年をかなり下回った。日照時間は平年並みで推移した。
10月は、30℃を超える日は少なくなったものの、引き続き高温で推移し、降雨がほとんどなく降水量は平年をかなり下回り、日照時間も平年をかなり下回った。
生育状況
定植後、高温の影響でやや軟弱気味に生育をしたため、現時点でも草勢はやや弱い傾向にある。
病害虫発生状況
トマト黄化葉巻病が散見され、調査圃場でも数本植え替えを行った。現在は発生はみられない。
県内の他産地でも同様にトマト黄化葉巻病の発生は多い。
今後の生育・出荷の見込み
県全体の出荷量は、調査日ベースでは23017㎏/日(4㎏箱換算、5754箱)となっており、高温による小玉傾向で前年同期比68.9%となっている。
写真の補足説明
《1~6枚目》
- ハウス内の様子
- 高温の影響で1~3段目までは小玉傾向
- 2段目を収穫、7段目が開花、肥大、着色状況は良好
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