静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))

生産ステージ

定植期 8月上旬〜9月下旬

収穫期 10月下旬〜翌6月下旬

出荷最盛期 11月上旬〜翌6月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第2回目(調査日:11月17日) New

調査時点の生育ステージ

生育期

収穫期

調査産地 三島(JAふじ伊豆)
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
天候状況

10月は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。適度な降雨により乾燥状態は解消されたが、日照時間は少なかった。11月に入り晴れた日もあったが、曇りや雨の日もあった。気温は平年並み、日照時間は平年を上回ったが、降水量はかなり少ない状態が続いている。

生育状況

日照不足による着色に遅れがあったが、解消されてきており、根張り、茎の太さも改善され、花飛びなども見られず着花は良好。

シングル花房中心であるが、樹勢の改善とともに着果上位段ではダブル花房が散見される。

病害虫発生状況

コナジラミの発生はあるが、黄化葉巻病耐性品種の導入もあり被害は少ない。

青枯れ病が発生しているが、影響は小さく問題はない。

規格・品質

階級はМ中心。

今後の生育・出荷の見込み

収獲段が進んでも階級は変わらずМ中心となっている。

小玉傾向ではあるものの、着果状態は良く収穫量は確保できる見込み。

写真の補足説明

《1~6枚目》

  • 圃場の様子
  • 1枚目:8~9段着果、10段目着花、5~6段収獲中
  • 2枚目:花飛びなどは見られず着花は良好
  • 3枚目:根張り、茎の太さも改善
  • 4枚目:樹勢の改善とともに着果上位段はダブル果房が散見される
  • 5枚目:収穫段が進んでも階級はМ中心
  • 6枚目:日照不足により着色が遅れたが、解消されている

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静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))

第1回目(調査日:10月7日)

調査時点の生育ステージ

生育期

収穫期

調査産地 三島(JAふじ伊豆)
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
天候状況

8~9月は高温で推移し、台風や前線の影響で雨や雷雨となり記録的な大雨となった日があったが、月の降水量は平年を下回った。10月に入っても引き続き気温は高く推移し、高温乾燥状態は続いている。

生育状況

定植期の高温乾燥により根の張りは例年より悪いが、気温の低下とともに改善される見込み。

病害虫発生状況

コナジラミの発生はあるが、黄化葉巻病耐病性品種の導入もあり被害は少ない。

青枯れ病が散見されるが、影響は小さく現状問題なし。

今後の生育・出荷の見込み

現状は小玉傾向により出荷量は少ないが、今後は気温は低下しており玉伸びも改善される見込み。

写真の補足説明

《1~6枚目》

  • 圃場の様子
  • 1~3枚目:花飛びなどはなく着花は良好
  • 4枚目:乾燥により玉伸びが例年より悪い
  • 5枚目:W花房などはほとんど見られない
  • 6枚目:小玉傾向であるが気温の低下とともに改善される見込み

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静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))
静岡県(冬春トマト(三島:ミニ))

静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))

生産ステージ

定植期 8月上旬〜9月上旬

収穫期 10月上旬〜翌6月下旬

出荷最盛期 10月上旬〜翌6月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

12月

第2回目(調査日:9月8日)

調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 小笠
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

8月は台風9号や前線の影響により雨や雷雨となり大雨となった日があったが、高気圧に覆われて晴れた日が多かったため、6月、7月に引き続いて高温・少雨・多照となった。特に雨が降ったのは数日で、降水量は平年の21%程度とかなり少なかった。

生育状況

養液栽培は1段目が着花し、暑さにより花の付き方にばらつきがあるが、花飛びは見られない。

土耕栽培は昨年、桃太郎ホープを栽培し花飛び、裂果等が発生したため、本年は着果が良い桃太郎ヨークを定植。

病害虫発生状況

現在、病害虫は見られないが、今後はコナジラミ等に注意が必要。高温・乾燥が続いており、遮熱、循環扇、換気等の栽培環境の適正化に努める。

今後の生育・出荷の見込み

養液栽培は昨年まで主流だった桃太郎ホープから、暑くても着果が良い桃太郎ブライト等の品種に変更している。ここ数年定植時期の異常高温で花飛び、裂果等が発生するため、品種の検討や遮光、遮熱対策等が行われている。土耕栽培は1段目が着果し、10月上旬くらいから出荷できる見込み。

写真の補足説明

《1、2枚目》

  • 養液栽培・長段取り、面積25a
  • 8月13日定植、品種は桃太郎ホープ
  • 遮光剤をビニールへ塗布、内部カーテンと併せて高温対策を実施
  • 花の付き方に若干バラつきがあるが、花飛びは見られない

《3~6枚目》

  • 土耕栽培、面積10a
  • 8月7日定植、品種は桃太郎ヨーク
  • 遮光剤を外部ビニールへ塗布
  • 1段目着果、2~3段目着花、花飛びもなく順調に着果

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静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))

第1回目(調査日:6月25日)

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 小笠
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや不良
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

4~5月は周期的に天気が変わり低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨が多く、大雨となった日もあったため、降水量は平年よりかなり多くなり、日照時間は平年を下回った。

6月は10日頃梅雨入りし、上旬は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かったため、降水量は平年を上回ったが、気温、日照時間は平年並みとなった。中旬は高気圧に覆われた日が多かったため、気温は平年よりかなり高くなり、日照時間も平年より多くなった。

生育状況

4~5月にかけて気温の変動が大きく、後半は割れ果の発生が多くなった。

現在は、23~24段目最終段の収穫中である。ハウス内の温度は例年より高く、最終段の収穫後は片付けを行う。

病害虫発生状況

収獲も最終になっており、コナジラミ、ハモリバエの発生が多くなっているので、防除を徹底している。

今後の生育・出荷の見込み

今作は、夏場の異常高温、冬期の低温乾燥、春先からの大きな気温変動等の影響により収獲段数が例年より少なくなった。

今後は、高温等に対応する栽培や品種を検討する必要があるが、苗の手配等の関係から定植を遅らせるのは限界がある。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 養液栽培・長段取り、面積25a 
  • 品種は桃太郎ホープ
  • 1枚目:23~24段目(最終段)収獲中
  • 2枚目:4~5月の気温変動が大きく、割れ果が発生
  • 3枚目:最終収穫になり農薬散布を控えていることもありコナジラミ、ハモリバエの発生が多くなった
  • 4枚目:最終段の収穫後、片付けに入る

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    静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
    静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
    静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))
    静岡県(冬春トマト(小笠:大玉))

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