天候状況

１０月上旬は晴れた日があったが、中旬以降曇りや雨の降る日が多かった。気温は３０℃を超える日があったが、下旬以降は２０℃前後と一気に下がり、夜温も１０℃台となった。降雨がほとんどなく降水量は平年を大きく下回り、日照時間は平年並みであった。１１月に入って上旬は晴れる日が多く、気温は１８℃前後で推移している。

生育状況

気温は一気に下がってきたが、適正な防除対策と圃場管理により、太りは良好で順調に生育している。

病害虫発生状況

一部で萎れ、黄化葉巻病の懸念はあるが、現在は大きな問題はない。

規格・品質

徐々に大玉傾向となってきており、赤採り等、品質は良く割れなども見られない。

今後の生育・出荷の見込み

今後も安定出荷が見込まれ、年明け頃まで出荷できる見込み。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ハウスの様子
• 定植は４月３日
• 主要品目は麗月、みそら６４、桃太郎系
• 適正な防除と圃場管理により太りも良く生育は順調

天候状況

８月は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、前線や湿った空気の影響で曇りや雨となる日があり、１０、１１日は線状降水帯が発生して記録的な大雨となった。気温は日中３６℃前後まで上がりかなり高く、降水量、日照時間は平年を上回った。９月は台風や前線の影響で大雨となる日があったが、晴れる日も多かった。中旬以降は前線や気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多く雷を伴う日が多かった。気温は引き続きかなり高く、降水量、日照時間は平年並みであった。

生育状況

一部で花飛びは散見されるものの、安定した圃場管理により順調に生育している。

病害虫発生状況

盆明け以降はコナジラミ、トマトキバガが散見されるが、早期に防除を行っている。

規格・品質

全体的に小玉傾向は続いているが、防除等を行っていることから、高い品質を確保できている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷最盛期よりは収穫量はわずかに減少しているものの、順調に出荷できている。

今後は暑さも落ち着き天候も回復していることから、徐々に大玉傾向となる見込み。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ハウス内の様子
• 定植は４月３日
• 主要品種は麗月、みそら６４、桃太郎系
• やや小玉傾向、コナジラミ、トマトキバガが散見される

天候状況

６月は８日頃梅雨入りし、高気圧に覆われて晴れる日もあったが、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった日もあった。この期間の気温は平年よりかなり高く、降水量は平年並み、日照時間は平年を上回って推移した。また、梅雨明けは平年より２２日も早い６月２７日頃であった。

７月は高気圧に覆われて晴れる日が多かったが、中旬は熱帯低気圧、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。気温は引き続き高く、降水量は平年の４割以下とかなり少なく、日照時間はかなり多かった。

生育状況

現在は１４～１５段が開花、７～８段取り。高温等が続いているが着花は順調で大きな影響なし。

病害虫発生状況

トマトキバガが散見されているが、被害葉を摘葉及び防除の徹底等により対応。

規格・品質

全体的には小玉傾向であるものの、色合いよく出荷品質は高い。

今後の生育・出荷の見込み

出荷量は例年並み。現在は出荷最盛期のため、各圃場から順調に出荷がされている。

生育管理が良く着花状況が良好のため今後も安定出荷が見込まれる。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ハウス内の様子
• 定植は４月３日
• 主要品種はみそら６４、麗月、桃太郎系
• やや小玉傾向、トマトキバガが散見される

天候状況

４月は天候に恵まれ日照時間は平年を上回ったが、最低気温が２℃になる日もあり気温は低めであった。５月に入り中旬から下旬にかけ雨が続いたため、降水量は平年をかなり上回り、引き続き最低気温も１０℃前後と低めに推移した。

６月は昨年より９日早い６月８日頃梅雨入りし、上旬は前線の影響により降水量は平年の約２倍となったが、中旬は晴れる日が多く最高気温が３０℃を超える日もあり気温は平年をかなり上回って推移した。

生育状況

定植は４月３日に行った。気温が安定しなかったものの、管理状況もよく順調に生育している。

病害虫発生状況

トマトキバガの発生もなく、心配される病害虫は確認されていない。

規格・品質

大玉傾向で玉太り、色合ともに品質は良い。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は始まっており、少しずつだが安定的に出荷できている。

今後、気温の上昇等により着花に不安があるが、安定的に出荷できる見込み。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ハウス内の様子
• 定植は４月３日
• 主要品種はみそら６４、麗月、桃太郎系
• 気温が安定しなかったものの、生育、樹勢とも良好