天候状況

８月は高気圧に覆われて晴れの日が多かったが、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日があり、２０日は前線が津軽海峡付近に停滞したため、大雨となった。気温は高めで集中豪雨の日があり降水量は平年を上回り、日照時間も平年を上回って推移した。

生育状況

生育は消雪の遅れや春先の低温から平年より７日程度遅れており、６月から７月の好天により日照時間も多かったものの、生育進度は７日程度遅れたまま推移している。また、６月から７月の強風の影響による擦れ等は解消されたが、同時期の高温による花落ち等から着果不良が多い。

病害虫発生状況

初期段階から防除を図っており、目立った病害虫は見られない。

規格・品質

規格はМ、S中心で平年に比べて小玉傾向。品質は規格外品の発生率が平年より高くなっている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は６月３０日から出荷開始し、７～８段まで出荷済。収穫個数の減と小玉傾向から、平年より２～３割程度少ない見込み。

写真の補足説明

《１、２枚目》

• ４月２５日定植のハウス
• 品種はりんか４０９
• 出荷開始は６月３０日
• 生育は平年より７日程度遅い

《３、４枚目》

• 選果場の様子
• 平年に比べ小玉傾向

天候状況

７月は気圧の谷の影響で５日までは降雨があったものの、以降は高気圧に覆われ晴れの日が多かった。気温は６月から引き続き高温で推移し、７月１９日頃に梅雨明けしたが、梅雨時期の降水量は平年をかなり下回っており、当該産地の６月中旬から７月中旬にかけての降水量は平年の約４５％となっている。また、本年は平年より風が強く、６月から７月の風速は平年１.５ｍ/sに対して本年は２m/sであった。

生育状況

生育は消雪の遅れや春先の低温から平年より７日程度遅れており、６月から７月の好天により日照時間も多かったものの、生育進度は７日程度遅れたまま推移している。

病害虫発生状況

初期段階から防除の徹底を図っており、目立った病害虫は見られない。

規格・品質

規格はＬ、М中心。品質は風の影響により擦れが多いため、平年よりＣ品率が高い傾向となっている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は６月３０日から開始し、２から３段目まで出荷が終了している。平年より７日程度遅い出荷状況となっている。

今後も生育、出荷とも７日程度遅れたまま推移する見込み。出荷最盛期は８月中旬から下旬頃を見込む。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ４月２５日定植のハウス
• 品種はりんか４０９
• 出荷開始は６月３０日
• 初期防除の徹底により病害虫等の被害はみられない
• 梅雨明け後も引き続き灰色カビ病等の防除を徹底する

天候状況

４～５月は曇天や雨の日が多かったため、降水量は平年を上回った。６月は昨年より９日早く１４日頃梅雨入りしたものの、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、気温、日照時間とも平年をかなり上回り、降水量は平年を下回って推移している。

生育状況

生育は、５月の調査時点で消雪の遅れや低温により７日程度の遅れが生じており、６月の好天で回復すると思われたが、生育進度は変わらず７日程度の遅れのまま推移している。

病害虫発生状況

初期段階から防除の徹底を図っており、目立った病害虫等はみられない。

今後の生育・出荷の見込み

生育は７日程度遅れているものの、現時点では大きな問題はない。

今後の出荷の進度も平年から７日程度遅れのまま推移する見込み。出荷のピークは、８月中旬頃の見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月２５日定植のハウス
• 品種はりんか４０９
• 初期防除の徹底により病害虫等はみられない
• ７月上旬出荷開始予定

天候状況

３月は冬型の気圧配置や低気圧等の影響を受けたが、高気圧に覆われた日もあり、気温、降水量、日照時間もほぼ平年並みであった。４月は低気圧や前線等の影響により曇りや雨の日が多くなり、気温は平年並みで推移しているものの、降水量は平年のおよそ倍となり、日照時間は平年を大きく下回った。５月に入っても日照不足と低温傾向が続いている。

生育状況

消雪の遅れと低温から、生育は平年から７日ほど遅れている。

病害虫発生状況

初期段階から防除を徹底しており、目立った病害虫は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

生育等は７日程度遅れているものの、現時点では大きな問題はない。

今後、好天とになった場合でも、出荷の進度は平年から７日程度遅れたたままで推移する見込み。出荷のピークは８月中頃の見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• ４月２５日定植のハウス
• 品種はりんか４０９
• 消雪の遅れと低温から生育は７日程度遅れているが、病害虫等は見られない