天候状況

１１月の上旬は周期的に天気が変わり、日照時間は平年をやや下回った。中旬以降は晴れた日が多く、日照時間は多くなり気温も高めとなった。降雨はほとんどなく降水量は平年の５割以下とかなり少なかった。

生育状況

１１月に入り降雨がかなり少なかったため、生育はやや緩慢。過剰に肥大することなく適期での収穫を迎えている。

病害虫発生状況

乾燥気味のためアブラムシの発生が予想されるので、早めの防除を徹底している。病気は目立つ発生はない。

規格・品質

現在は２Ｌ中心の出荷となっており、今後は３ＬからＬへと続く見込み。品質は良好。

今後の生育・出荷の見込み

１２月も降水量が少ない予報となっているため、生育は落ち着く見込み。引き続き２Ｌ中心の出荷が続き、１２月上旬に出荷ピークを迎え、下旬にかけて日量7000ケースに増加する見込み。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 圃場の様子
• １～４枚目：９月１９日播種
• ５枚目：９月１７日播種
• 病害の発生は少なく品質は良好
• 規格は２Ｌ、３Ｌ中心で１２月上旬から出荷ピークを迎える見込み

天候状況

１０月下旬の天気は周期的に変わった。気温は平年を下回り、定期的に雨が降ったため降水量は平年を上回った。１１月上旬は天気が周期的に変わったが、中旬は晴れた日が多かった。日中の気温は２０℃前後まで上がるものの、夜温は１０℃以下まで下がり一段と寒くなっている。

生育状況

肥大は良好で根部の被害はなく品質も良好。

病害虫発生状況

９月中旬から１０月下旬まではハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウが発生した。特にハスモンヨトウは例年より発生が多かったが、適正な防除により抑制している。

規格・品質

夜間の冷え込みに伴い肥大はやや緩慢になることから、階級はＬ、２Ｌ中心の出荷が続く見込み。

今後の生育・出荷の見込み

１１月１４日から出荷を開始し、１２月上旬に出荷が出揃う見込み。最大6000ケース前後を予定している。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 圃場の様子
• 品種はYR夏かなで
• ９月１５日播種
• 生育は良好で品質も良い
• Ｌ、２Ｌサイズが中心で３Ｌ、４Ｌも増加する見込み

天候状況

１０月は天気は周期的に変わり、最低気温が２０℃を下回り朝晩の気温は一気に低くなってきており、３～５日はまとまった雨が降った。日照時間は平年並みとなっている。

生育状況

１０月に入り定期的な降雨もあり株の揃いは良く、順調に生育している。

病害虫発生状況

ヨトウムシの発生があるが、適正な防除で抑制している。シンクイムシの発生は少なくなっている。

今後の生育・出荷の見込み

１１月２０日以降から出荷開始予定。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 圃場の様子
• 品種はYR夏かなで
• １～３枚目：９月１５日播種
• ４、５枚目：９月１７日播種
• 定期的な雨が降り生育は順調

天候状況

８月は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日があったが、高気圧に覆われて晴れた日が多く、高温・少雨・多照となった。９月に入っても高温・多照は続いたが、台風や前線の影響で４～５日、１０～１１日は集中豪雨となった。

生育状況

平年並み。

病害虫発生状況

現在は害虫被害はないが、高温、乾燥の影響でヨトウムシ、シンクイの発生が懸念される。

今後の生育・出荷の見込み

１１月２０日頃から出荷開始予定。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 圃場の様子
• 品種はYR夏かなで
• ２～３日間隔で播種、播種後は２.５日程度で発芽
• 出荷開始は、１１月２０日頃の予定
• ２枚目：９月１５日播種、播種後１０日で本葉１.５枚、１０cm程度
• ３枚目：９月１７日播種、５cm程度