天候状況

１０月は低気圧や湿った空気の影響で曇りや雨が多く、中旬には大雨となった日があり降水量は多かったが、日照時間は少なかった。気温は中旬までは平年を上回り高かったが、下旬はかなり低くなった。

生育状況

高温の影響でやや生育ムラ、外観品質低下が見られたが、肥りは良い。

病害虫発生状況

ヨトウムシ類の発生は多いが、適期防除により目立った被害等は見られない。

規格・品質

平年より下位等級が多かったが、回復傾向にある。規格はＬ>２Ｌ>Мとなっている。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は昨年より３日遅く１０月５日より開始され、数量の纏まりはやや遅くなっている。

品質は徐々に改善し、１０月下旬～１１月中旬に出荷ピークを迎える見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 圃場の様子、品種は夏の守
• 生育にややバラつきがあり根部肥大がやや遅いものがある
• １、２枚目：８月２３日播種
• ３、４枚目：８月２９日播種

天候状況

９月上・中旬は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった日があった。気温、降水量は平年を上回り、日照時間はやや平年を上回って推移している。

生育状況

高温の影響で外観品質低下が見られるものの昨年よりは良い。

病害虫発生状況

ヨトウムシ類の発生は多いが、適期防除により目立った被害等は見られない。

規格・品質

昨年より少ないが、平年より下位等級が多い。規格はＬ＞２Ｌ＞Мの順。

今後の生育・出荷の見込み

出荷は昨年より３日遅い１０月５日より開始した。

今後の天候次第であるが、１０月下旬にかけて品質・数量も回復する見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 圃場の様子
• １、２枚目：８月１１日播種、品種は夏の守、害虫の発生は多いものの適期防除により生育は良好
• ３、４枚目：８月２３日播種、品種は夏の守、若干ムラはあるものの生育は概ね順調

天候状況

８月は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、低気圧や前線の影響で雨が降った日があり、６～８日、１０～１３日、２７日は大雨となった。降水量は平年の約３倍とかなり多くなり、日照時間も平年を上回った。９月に入り前線や台風の影響で曇りや雨の日が多くなり、大雨となった日があった。気温、降水量は平年を上回り、日照時間は平年並みで推移している。

生育状況

高温の日は続いたが、発芽や生育に大きな問題はなく順調に推移している。

病害虫発生状況

虫の発生はやや多いが、適期防除により目立った被害等は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

平年並みの生育となっているが、播種遅れにより出荷開始が遅れる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• 圃場の様子
• １、２枚目：８月９日播種、品種は夏の守、生育のムラもなく根部肥大も順調
• ３、４枚目：８月１１日播種、品種は夏の守、発芽や生育ムラはなく順調

天候状況

梅雨入りは５月２２日（平年6月１１日）、梅雨明けは６月２９日（平年７月２３日）となり、梅雨入り梅雨明けは平年よりかなり早かった。６月は晴れた日が多く気温は高く推移し、下旬は前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多かった。７月は引き続き気温は高く、大気の状態が不安定で雷を伴った雨の日があったが、晴れた日が多く日照時間は平年をかなり上回った。また降水量は平年の２割以下とかなり少なかった。８月は晴れた日が多かったが、前線や低気圧の影響で７日、１０～１２日、２７日は集中豪雨となり降水量は平年の約３倍とかなり多くなった。

生育状況

播種日から高温が続いたが、発芽、生育に大きな問題がなく順調に推移している。

病害虫発生状況

害虫の発生はやや多いが、適期防除により目立った被害等はみられない。

今後の生育・出荷の見込み

平年並みの生育であるが、播種開始を３日遅らせたため、その分出荷開始が遅れる見込み。

写真の補足説明

《１～４枚目》

• １、２枚目：８月９日播種の圃場、品種は夏の守
• 発芽ムラ、その後生育ムラもなく、順調な生育
• ３、　4枚目：８月１１日播種の圃場、品種は夏の守
• 発芽ムラ、その後の生育ムラもなく、順調な生育