福岡県(冬キャベツ)

生産ステージ

播種期 7月下旬〜8月下旬

定植期 8月下旬〜10月上旬

収穫期 11月上旬〜翌3月下旬

出荷最盛期 3月上旬〜3月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第1回目(調査日:10月31日) New

調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 JA北九 若松地区
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや良
生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比]
天候状況

8月は7~12日にかけて記録的な大雨が降り、降水量は平年の約2.5倍とかなり多かった。気温は9月の中旬までは暖かい空気に覆われやすく、最高は30℃を超え平年をかなり上回っていたが下旬から徐々に下がり、10月に入ると28℃前後、夜温も20℃を下回り、下旬には最高気温は20℃前後、夜温は10℃を下回る日もあった。9~10月の降水量、日照時間はともに平年をやや下回って推移している。

生育状況

定植後の適度な雨と高温のため、生育は10日程度前進している。一部圃場で乾燥を待ちきれず畝立て定植を行ったことから、活着不足が心配されたが、その後の定期的な降雨により回復し、出荷の遅れ等に影響はない。

病害虫発生状況

10月上旬にヨトウムシのトラップ誘引数増加が確認されたが、害虫予測に沿った早期防除により被害は認められない。

今後の生育・出荷の見込み

生育は順調で10日程度早くなっていることから、年内の出荷計画も10日程度前倒しとなる見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • JA北九若松高尾地区
  • 1~3枚目:9月5日定植、品種は冬どり錦秋、年内収穫予定
  • 夏の高温による苗不足が懸念されたが定植面積に影響はない
  • 適度な雨と高温により生育は10日程度前進
  • フェロモンラップによる害虫確認により早期防除を実施し害虫は抑制されている
  • 4枚目:9月10日定植、品種は彩音、年明け収穫予定

    《5枚目》

    • JA北九若松新屋敷地区
    • 9月20日過ぎ定植、品種は冬どり錦秋、年明け収穫予定
    • 9月中下旬の雨の影響で活着に影響があったが、その後の定期的な降雨により回復

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