宮城県(秋冬ねぎ)
生産ステージ
播種期 1月中旬〜2月中旬
定植期 3月中旬〜5月中旬
収穫期 9月中旬〜12月中旬
出荷最盛期 10月中旬〜11月中旬
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:10月30日) New
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 中新田・加美町 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] |
平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月下旬は高気圧に覆われて晴れる日が多かったが、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日もあった。気温は引き続き高く、降水量は少なかった。10月は天気が周期的に変化し、上旬の気温は高かったが、下旬以降は寒気の影響により平年よりかなり低くなった。降水量は平年並みであったが、日照時間は平年より少なかった。
生育状況
朝晩の冷え込みにより栽培適温で生育は順調。
病害虫発生状況
気候が落ち着いてきたことにより虫の発生も多くなってきているが、定期的な防除により抑制している。
規格・品質
2L、L中心で品質は良好。
今後の生育・出荷の見込み
管内の出荷は日量600ケース前後。現在出荷最盛期を迎えており、出荷終了は12月中旬の予定。一部は持ち越し春ねぎとして出荷予定。
写真の補足説明
《1~7枚目》
- 例年より収穫が遅れ未収獲の圃場
- 草丈は70~80cm程度、L~2Lまで順調に生育
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第3回目(調査日:9月12日)
| 調査時点の生育ステージ |
生育期 |
調査産地 | 中新田・加美町 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
8月は高気圧に覆われて晴れる日が多かったが、前半は台風や前線、低気圧の影響により曇りや雨の日が多く、大雨となった日があった。この期間は最高気温が30℃を超える日も多く気温はかなり高く、日照時間も多かったが、降水量はかなり少なかった。9月に入り引き続き気温は高く推移し、前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となったことから、曇りや雨、雷を伴った激しい雨の日もあり、降水量は多くなっている。
生育状況
猛暑の影響で長ねぎの生育適温を超えているので、生育は停滞気味となっている。
病害虫発生状況
管内では軟腐病、アザミウマ、ハモグリバエが発生。調査圃場ではヨトウムシや黒斑病が発生しているが、定期的な防除を行い抑制している。
規格・品質
白根確保が難しく、2L、Lが減少し、結束で出荷することが例年より多い。
今後の生育・出荷の見込み
管内の出荷は、猛暑・干ばつの影響で例年日量800ケース程度に対して、本年は日量250ケース前後とかなり少なくなっている。
10月頃より収穫期となるが、今後の天候により出荷が前後する可能性がある。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 圃場の様子
- 苗は60~70cm程度まで順調に生育
《4~6枚目》
- 4枚目:黒斑病の状況
- 5~7枚目:ヨトウムシによる被害
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第2回目(調査日:7月9日)
| 調査時点の生育ステージ |
播種期 定植期 |
調査産地 | 中新田・加美町 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月は、14日に梅雨入りしたが、高気圧に覆われて晴れる日が多かったため、気温、日照時間は平年を上回ったが、降水量はかなり少なかった。7月に入っても気温は高く、降水量は少ない日が続いている。
生育状況
概ね順調であるが、圃場が乾燥し土寄せ作業が滞っている。
病害虫発生状況
管内では萎凋病が発生しており、天候不順から過去にはない病害虫の被害も発生しているが、調査圃場は定期的な防除を行い抑制しているので、特に発生は見られない。
規格・品質
雨不足の影響で細くなっている。今後の雨量により太さも回復する見込み。
今後の生育・出荷の見込み
10月から収穫開始となるが、今後の天候次第では前後する可能性がある。
写真の補足説明
《1~6枚目》
- 圃場の様子
- 品種は碧い海原
- 苗は40~50cm程度まで順調に生育
- 降雨不足のため、圃場はひび割れ、土寄せができず軟白部が少ない
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第1回目(調査日:5月2日)
| 調査時点の生育ステージ |
播種期 生育期 |
調査産地 | 中新田・加美町 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] |
減少 |
作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
2月は、中旬から下旬は高気圧に覆われ晴れて気温が高い日もあったものの、気温は平年並み、日照時間は平年をかなり上回り、降水量はかなり下回った。3月は、天気は周期的に変化したが、高気圧に覆われて晴れる日が多く気温、日照時間は平年をかなり上回り、降水量はかなり下回った。
4月は、暖かい空気が流れ込む日が多かったため、気温、日照時間は平年を上回り、降水量はかなり下回って推移している。調査産地は平地が続き、冬から春にかけて北西風が強く吹く地域で、調査日も砂埃が舞うほどの強風だった。
生育状況
2月18日に播種後は、ハウス内で加温し順調に生育している。
定植は、春先の強風や天候不順により定植作業はやや遅れて5月1日に行った。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
10月ころから収穫開始の予定であるが、今後の天候次第では前後する可能性がある。
写真の補足説明
《1~8枚目》
- 2月18日定植、5月1日定植の圃場
- 品種は碧い海原
- 草丈は10~15cm程度
- 株間は10cm程度で生育揃いは良好
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