沖縄県(にがうり)
生産ステージ
播種期 5月上旬〜6月中旬
定植期 5月中旬〜7月中旬
収穫期 7月中旬〜10月下旬
出荷最盛期 8月上旬〜9月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:9月17日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 南城市 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 不良 |
生育進度[平年比] | - | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
8月23日の台風8号通過以降長雨が続き、9月1日に台風9号、6日に台風10号と立て続けに大型台風が通過した。
生育状況
3つの大型台風の通過で根が非常に弱っており、即効性の高い葉面散布の施用により樹勢回復を試みているところ。
病害虫発生状況
過湿と樹勢の弱まりからうどんこ病が発生しているため、防除基準に則って予防治療剤の散布により病害密度の抑制を行っているところ。
規格・品質
台風により不作傾向となっているが、徹底した選果選別を行っている。
今後の生育・出荷の見込み
当地はにがうりの主産地として全国に出荷しているが、今般の連続した大型台風の襲来により、にがうり市況が高騰しているところだが、少しでも需要に応えるべく、1本でも多くのにがうりを出荷できるよう、産地一丸となって取り組んでいるところである。
次作のいんげん作付のため、10月いっぱいで本年産は終了する予定。
現在は不作傾向の中で出荷終盤となったが、本場のにがうりをお届けできるよう、努力してまいりたい。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 3つの大型台風の通過により、土壌水分が増加して根腐れを起こしてしまっているため、樹が非常に弱っている
- 少しでも需要に応えるべく、交配を続けて出荷規格まで肥大させて出荷している状況
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第3回目(調査日:7月31日)
調査時点の生育ステージ |
収穫期 |
調査産地 | 南城市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
周期的に降水量が多くなるものの、快晴日が多く、天候に恵まれている。
生育状況
平年並みの生育速度となっている。
収穫期に入ると圃場内の肥料分が少なくなってくるので、追肥として液肥を週1回施用している。
病害虫発生状況
6月の長雨の影響で活着が良くなかったために根本が弱く、周期的な雨により、うどんこ病が発生している。
このため、適正防除に努めている。
規格・品質
7月24日に出荷を開始し、出荷量は、240坪当たりで日量40kgとなっている。
規格及び品質は、品質は良いものの、高温により曲がりが出やすい。
今後の生育・出荷の見込み
樹勢を損なわないため、交配は2日おきに行っている。
9月以降の出荷は1日おきになる見込み。
写真の補足説明
《1枚目》
- 出荷規格に達したもの
- 長さは約30cm、等級はM
《2枚目》
- うどんこ病に罹病した葉
《3枚目》
- 採光及び通風の確保のため、子づる及び孫づるを摘除する
《4枚目》
- ハウス内が高温となるため、ビニールを取り外して、雨、日よけネットに張り替えて通気性を確保している
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第2回目(調査日:7月10日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 |
調査産地 | 南城市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月12日に梅雨明けとなったが、6月上旬及び梅雨明け後の下旬に長雨となった。
7月3日以降、晴天が続いている。
生育状況
6月の長雨の影響で活着が良くなかったために株元が若干細いものの、生育は良好。
病害虫発生状況
特になし。
今後の生育・出荷の見込み
7月20日以降の出荷開始を見込む。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 交配日は7月8日
《3、4枚目》
- ハウス内の気温は40℃近くに上がるため、換気及び湿度対策には特に気を付け、10月末までの長期どりを目指している
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第1回目(調査日:5月14日)
調査時点の生育ステージ |
播種期 定植期 |
調査産地 | 南城市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
晴天が続いている。
生育状況
良好な生育。
病害虫発生状況
特になし。
今後の生育・出荷の見込み
定植後55~60日程度で出荷開始を見込む。
写真の補足説明
《1枚目》
- 品種は耐暑性があり生育がよい、夏の訪れを使用。
- 作付は、5月定植で10月頃までの収穫と、11月定植で翌4月までの収穫の2作型。
《2枚目》
- 5月11日定植のもの。
- 定植後1週間程度で活着。
《3枚目》
- 株間は3cm。
《4枚目》
- かん水は、2日おきに散水機を用いて実施。
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