大阪府(夏秋なす)
生産ステージ
播種期 12月中旬〜翌1月中旬
定植期 3月上旬〜5月中旬
収穫期 6月上旬〜10月下旬
出荷最盛期 6月下旬〜8月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:8月21日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 泉南 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
梅雨明け後の8月は、晴天日が継続したために高温で降水量が少なく、平均気温も高かった。
生育状況
平年並みで推移。
病害虫発生状況
全体的に特に目立った病害虫の発生は無いが、一部地域では、梅雨が長引いたことによる過湿とその後の高温の影響で、半身萎凋病の症状がみられた。
規格・品質
平年並みに品質高く、選果選別の徹底により規格も良好。
今後の生育・出荷の見込み
今後は生育後半になるため、出荷量はやや減少の見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 露地作型の圃場
- 草丈は130cm程度
- 生育は平年並みで、葉が大きく充実しており、果実は連続着果し、色艶が良い
- 高温による艶なし果は一部確認できる程度
- 病害虫の被害は殆ど無し
《5~8枚目》
- 露地作型の圃場
- 草丈は120cm程度
- 生育は平年並みだが、一部で梅雨の長雨とその後の高温の影響で、半身萎凋病の症状がみられる
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第3回目(調査日:7月20日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 泉南 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
7月は降水量が多く、大雨、高温多湿、寡日照となった。
梅雨明けは、前年より7日遅い7月31日だった(前年は7月24日)。
生育状況
気温が高めに推移したことから、生育は平年より進んだ。
露地作型は、風が強めで曇雨天が継続していたことから、過湿となっており、一部で割れを起こしている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在の収量は、少ない圃場で平年の4割、多くても前月の7割程度で、小ぶりとなっているものの品質はよく、選果選別を徹底していることで、規格は平年並みとなっている。
今後の生育・出荷の見込み
梅雨明けにより過湿条件が解消され、日照及び気温が確保できることにより、着果は回復する見込み。
これにより、生育及び出荷は、平年並みかやや少なめになる見込み。
梅雨明け後の適度な日照と温度による生育回復を期待したい。
味よく、みずみずしい泉州の水なすを、より多くの消費者にお届けできるよう、産地一丸となって頑張ってまいりたい。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 露地作型圃場
- 現在の草丈は70~80cm
- 長引く大雨、強風、高温の影響で、樹が斜めに倒伏し、過湿により実の底が割れるなど、平年の4割程度しか収穫できない状況
《5~8枚目》
- ハウス作型圃場
- 現在の草丈は140cm前後
- 長引く曇雨天による多湿、寡日照により、草丈は確保できているものの、着花が鈍く、前月の7割程度の収穫となっており、実は小ぶり
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第2回目(調査日:6月25日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 泉南 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや早め | 出荷進度[平年比] | やや早め |
天候状況
6月は入梅もあり、降水量が多いことから湿度が高く、気温も高め。
日照量は平年並み。
生育状況
ハウス作型では、気温が高めに推移していることから、生育はやや進んでいる。
病害虫発生状況
ハウス作型で、一部うどんこ病が散見されたものの、湿度が適度にあったことから広がらず、早期防除を行ったため、樹勢及び果実に影響はなかった。
規格・品質
平年並みで、規格及び品質とも良好。
今後の生育・出荷の見込み
ハウス作型及び露地作型とも生育が進んでおり、現状の生育進度の場合、8月末には出荷量が減少することも予想される。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス作型
- 気温が高く、湿度も適度に高いため、生育進度が早め
- 草丈は140cm程度
- 着果数も多く、果形、色及び艶とも良好
《5~8枚目》
- 露地作型
- 草丈は80cm程度
- 着果数も多く、果形、色及び艶とも良好
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第1回目(調査日:5月28日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 泉南 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並みを見込む |
天候状況
5月は、高温高日照で、降水量が少なかった。
生育状況
日照と温度が確保されたことで、樹勢良く、平年並みの生育進度となっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
樹勢が適度に良いため、着花、着果とも良好で、出荷開始後は良品出荷となることが期待される。
今後の生育・出荷の見込み
樹勢が良く、着花、着果数とも多めで、順調な出荷が見込まれる。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- ハウス作型
- 草丈は70~80cmで、樹勢は良好
- 着果数も多く、果実の色及び艶とも良好
- 6月1日頃から出荷開始予定
《3、4枚目》
- 露地作型
- 草丈は40~50cmで、葉付き良く、樹勢は良好
- 日照に恵まれていることから、着果した果実の色のり良く、艶もしっかりしている
- 6月5日頃から出荷開始予定
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