熊本県(夏秋キャベツ)
生産ステージ
播種期 2月中旬〜7月中旬
定植期 4月中旬〜8月上旬
収穫期 6月中旬〜11月中旬
出荷最盛期 7月上旬〜10月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第2回目(調査日:7月14日) New
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 阿蘇波野地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | やや遅い |
天候状況
7月に入り長雨となっており、6日、7日及び11日は大雨となった。
生育状況
長雨による過湿と日照不足により、品質劣化が懸念される。
収穫適期の圃場では、過湿による腐れ等が散見されるため、早めの収穫と選果選別の徹底を図っている。
病害虫発生状況
現時点では特に無いが、今後も曇雨天が続き、かつ、梅雨明けによる急激な高温となった場合、病気等が懸念される。
規格・品質
現在、日量2000~2500ケース前後の出荷(青果向け500ケース、加工向け1500~2000ケース)。
選別を徹底しており、品質は良好。
8玉中心で、今後は日照不足による肥大鈍化で小玉が増える見込み。
今後の生育・出荷の見込み
梅雨末期の気温、梅雨明けの時期、梅雨明け後の気温等、今後の天候次第では、産地状況が大きく変わる可能性がある。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 5月中旬定植、7月中旬出荷予定の圃場
- 長雨により害虫の発生は抑えられているが、過湿、寡日照による腐れ等品質低下が懸念される
《3、4枚目》
- 5月下旬定植、8月中旬出荷予定の圃場
- 長雨により殺菌剤散布ができておらず、今後も長雨が継続すると病気の発生が懸念される
- また、梅雨明け後、急激な高温条件となった場合も、生育末期の品質低下が心配
- 長雨により肥大が緩慢なため、今後は小玉が増加する見込み
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第1回目(調査日:6月16日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 収穫期 |
調査産地 | 阿蘇波野地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
6月上旬は干ばつ気味で推移し、入梅した11日~14日までは、大雨となった。
生育状況
概ね順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
日量2000ケース前後の出荷となっている。
青果向け出荷は、8玉中心。
今後の生育・出荷の見込み
天候次第だが、生育、出荷量ともに順調に推移する見込み。
梅雨後半の集中豪雨等、天候次第では、産地状況も変わる可能性がある。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 4月下旬定植、7月上旬出荷予定の圃場
《1枚目》
- 雨が続いた日の翌日に晴天となり、葉が萎びているが、生育に問題はない
《2枚目》
- 病害虫の発生もなく、順調な生育となっている
《3、4枚目》
- 5月中旬定植、7月下旬出荷予定の圃場
- 6月上旬までの定植は順調に行われた
- 梅雨の天候次第ではあるが、順調に生育し、出荷後は計画通りに増量する見込み
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